MANIAGARA DIARY

シャインクラブ代表・WANKOの日記

贈る言葉

2016-03-23 | Weblog
ようやく今年の卒園・卒業式の撮影も終わったな。

しかしまあ毎年書いてる気がするけど、今年もまた「贈る言葉」を歌うとこはなかったなぁ。
実に残念だ。
時代の流れってのは分かってるつもりだけど、やっぱりボクは「贈る言葉」を聞かないと卒業式っぽさを感じない。
自分の時に歌ったから、思い入れが強いんだよな。
最近の流行りの歌手の歌を歌われても、ちょっと物足りなさが残ってしまう。

ボクにとっての卒業式は贈る言葉がセットになっているので、なんであれがないんだよ!と感じてしまうのだ。

例えば、つのだ☆ひろのライブに行って、メリージェーンを歌わずに終わってしまうような物足りなさだ。
だいじょうぶだぁを見ていて、変なおじさんが出らずに終わってしまうような物足りなさだ。
キャラメルコーンを食べていて、下にピーナッツが入っていなかったような物足りなさだ。

それくらいのパワーが贈る言葉にはあるんだよね。

いや、今の卒業生が贈る言葉に対してピンとこないだろうってのは分かる。
海援隊どころか、武田鉄矢も知らない子が多いんだろう。

でも観客である保護者のための曲として、贈る言葉を歌うのは悪くないんじゃなかろうか。
ボクら世代は、あの歌を聞けば条件反射で泣くからね。
どんなに楽しい時であっても、あれが流れるだけで号泣だ。
それが卒業式当日に流れたら、それはもう大号泣だよ。
卒業式の感動をより深くするためにも、聞く側の好みの曲をやってもいいと思うけどなぁ。

絶対に今以上に会場全体が涙で包まれる事になるよ。

来年からは事前に、歌う曲目のセットリストをいただいて、贈る言葉が入ってなかったら提案してみようかな。
却下されるんだろうけどさ。

それか、校長先生が贈る言葉を歌うってのを決まりにしてくれてもいい。
ああいう時の挨拶とかだいたい堅苦しくて長くて面白くないから、歌を歌ってくれたほうが余程心に残るだろう。
PTA会長が「なごり雪」で、教育委員会の人が「卒業写真」を歌えばもう完璧だ。

是非、来年はそういう学校が出てきて欲しいものだ。

ヒッチ

2016-03-21 | Weblog
車を走らせていると…

「大分」

と書いた段ボールを持っている男が立っていた。

ヒッチハイクか。

ちょうど今から行く方向だ。
そして一人なので助手席は空いている。

どうする?
止まって乗せるか?

でもなぁ。
なんかでっかいバッグを持ってよな。
一瞬だったけど、かなり大きいってのはよく分かった。
撮影帰りだったので、後部座席もトランクも撮影機材でいっぱいだ。
あのバッグを乗せるのなら、機材の上に置くしかないだろう。

それはちょっとイヤだなぁ。

そしてちょっと、汚そうな人だったんだよね。
汚いと言ったら失礼か。
でも、いかにも『日本中をヒッチハイクで旅してます』って感じの風体。
ヒゲが生えてて、髪もボサボサな感じの人。

ボクの車も汚れてるから乗せるのは平気だけど、でも積極的に乗せたいという感じはしない。

けど、ヒッチハイクに出会うのってそんなにある事ではない。
ボクも4度目くらいだ。
せっかくだから乗せてもいいかな。

と思った時には、もう遥か先に進んでしまっていましたわ。

あの人、残念。

でもそれでボク分かった。

ヒッチハイクやる時って、もっと手前からアピールするべきなんだ。
こっち側が検討する時間が必要だもん。

行楽地に行く途中の山道とかでありがちなんだけどさぁ。
「この先ミカン。1キロ800円」とか段ボールに書いて道の途中に貼ってある事あるじゃん。

ああいう感じで、「この先、ヒッチハイク→大分」とか書いた段ボールを置いておけばいい。
そしたらこっちも心の準備が出来るよ。
それだけじゃなく
「年齢35歳」
「大きい荷物あり」
「仙台市出身」
「趣味:サッカー」
とかって情報もちょこちょこ出しておけば、こっちも段々楽しみになってくるよ。
絶対にすぐ停まってくれるハズだ。

いつか試してみたいな。

ま、ボクはヒッチハイクなんてする勇気はないけどね。

だって怖いじゃん。
どんな人が停まってくれるか分からないけど、停まってくれたからには断れないし。

チャラ~い男女が停まってくれたら最悪だよ。

香水臭くて、光もんだらけの車に乗せられてさ。
これちゃんと聞いてるのか?ってくらいに大音量で、三代目J Soul Brothersが鳴り響いてるんでしょ?
そして目的地に到着するまで「ヒッチハイクとかマジうける~」って言われつづけるんでしょ?
さらには写真撮られてSNSでさらしものにされたりするのだ。

イヤだなぁ。
ネガティブなボクはそんな展開しか考えられないので、とてもヒッチハイクは実行出来ない。

いつか、性格が変わったら検討してみよっと。

四駆

2016-03-19 | Weblog
保育園時代からの友達の数家族で集まった。

もはや数ヶ月に一度の恒例になっている集まりなんだけど、息子(7歳)も他の友達も、かなり楽しみにしているんだよね。
小学校がバラバラになったからたまに会って遊べるのは嬉しいんだろう。

いつも場所を提供してくれるK氏邸に行く。

所用があってみんなよりも2時間遅れで行ったら、パンや餃子が大量に用意されていた。
どうやらみんなで作ったらしい。
へ~。
そりゃ楽しそうですな。
ボクもパン作ってみたかったから、次の時は早く来れるように頑張ろう。

そんな中、M氏がボクにミニ四駆を差し出してきた。
まだ組み立て前の新品のやつを。

M氏はミニ四駆マニアだ。
子供さんの為に始めたというより、彼の場合は自分がやりたかったからに違いない。
それくらいのハマりっぷり。
以前のこの集まりの時には子供たちを集めてミニ四駆講座を開いた事もあるし、コースを持参して走らせたりもしていたほど。

そんなM氏が差し出してきた今日のミニ四駆。

え?
くれるの?
しかも息子じゃなくってボクに?

どうして?

これはあれだな。
ボクもミニ四駆好きにさせようとしているんだろう。
仲間を増やすための普及活動なんだと思う。

ミニ四駆か…。

M氏はボクよりも年下で、以前ミニ四駆が流行ってた時にリアルタイムで遊んでいた世代だ。
『ダッシュ四駆郎』とかを見ていたんだろう。
だから大人になった今も何の抵抗もなく出来るんだと思う。

でもボクはあまり詳しくないんだよね。
それより少し前の世代なので、ミニ四駆よりもラジコンのほうが流行っていた時代だ。
『ラジコンボーイ』の世代だ。
だからそこまでミニ四駆に対する思い入れがないんだよな。
この歳になって始めるのはちょっと勇気がいる。

でもなぁ。
まだ組み立て前のミニ四駆を手にして、組み立てずにいられる男はいない。
今日のところは貰っただけだけど、ボクはいつか絶対に作ってしまうだろう。
そして作ってしまったら、それを走らせずにいられるような男はいない。
となるとM氏にコースを借りて、走らせるようになるのだろう。

そしたらいつのまにか、ハマっていくのかもなぁ。
そのうちM氏と一緒に、ミニ四駆の大会に出るようになるのかもなぁ。

果たしてこの歳でミニ四駆にハマっていく事が、いいのか悪いのかが定かではないけど…
ま、とりあえず作ってみてから考える事にしよう。

ホットスナック

2016-03-18 | Weblog
なんでそんな事が恥ずかしいの?

って事が、誰にでも一つはあると思う。

全然太ってないのに、自分の体型が恥ずかしいだとか。
貧乏ってのがバレるのが恥ずかしいだとか。
このアイドルのファンだと思われるのが恥ずかしいとかもあるだろう。
毎日暇にしてるのが恥ずかしいとか、食べる姿を見られるのが恥ずかしいって人もいたりする。

他人から見たら恥ずかしくもなんともない事なんだけど、本人はかなり意識しちゃうって事。

それがボクにもある。

『コンビニでレジの横にある食べ物を注文する』って事だ。

どのコンビニにもあるじゃないですか。
肉まんとかオデンとかアメリカンドッグとか。
ああいうのを買うのが恥ずかしいんだよね。

何が恥ずかしいのかも自分でもよく分からない。
カップラーメンやらウドンは平気で買っているので、自分が食べるのを店員に見られるのがイヤって事ではないとは思う。
そもそもボクが何を買ったって、店員さんは何とも思わないってのも分かっている。

でも恥ずかしいんだよな。

なのでこの歳になるまで、コンビニおでんってのを買った事がない。
ファミチキもアメリカンドッグも買った事がない。
せいぜい、カラアゲくんを2回くらい買った事がある程度。
その時も、かなり勇気を振り絞った記憶がある。
一昔前の思春期の男子高校生が本屋で振り絞った勇気と似ていると思う。

最近コンビニに置いているドーナツを買ってみたいんだけどなぁ。
この時期は肉まんとか食べたいんだけどなぁ。

なのにどうしても勇気が出らず、結局いつもオニギリやカップラーメンで済ましてしまっているよ。

今日もかなり肉まん気分で、店内をウロウロしながら迷ったんだけどね。
やっぱり買えなかったよ。

「肉まん1つちょうだい」

この一言がどうして言えないのか。

こりゃもう、前世で何かあったとしか思えないな。
現世までトラウマになるくらいだから、余程の事がボクとコンビニレジ横の食べ物とあったに違いないよ。

あ~あ。
ボクみたいな者のために、あのコーナーは自分で取って買えるようにしてもらえないかなぁ。
そうしたほうが店員さんの仕事も減ると思うのに。
もしくはお金入れたら取り出せるような仕組みを開発していただきたいな。

とりあえず、少しずつ慣らしていくしかないか。
比較的注文しやすそうなのから頼んでいき、最終的にオデンや肉まんを平気で注文出来るようになろう。
からあげくんなら実績あるので、毎日注文しまくっていこっと。

のる

2016-03-16 | Weblog
山下達郎のライブへ行った。

山下達郎のライブって世間では年寄り臭いイメージがあるのかもしれない。
みんな大人しく見ているだけって思っている人が多いような気がする。

でも実際は全然そんな事ないんです。
案外全身揺らしながらノリノリになっている人が多いんだよね。

まあボクはジッとしているけどさ。
というか、今回のに限らず、男はだいたい歌でそこまでノラないものだ。

ノルのが目的のようなライブは別として、ちゃんとした歌手のライブで全身でノッているのは女性が圧倒的に多い。
男も内心ではノっているんだけど、それを身振りでは現わす事は少ないんだよね。
せいぜい手拍子をするくらい。
人目を気にしているってのもあるかもしれないが、それ以上に歌を聞く時に体を動かす習性があまりないんじゃないかな。

で、今日のライブでも、開始早々体を動かしている女性があちこちにいた。

開演前は大人しそうなご婦人と思っていた、ボクの左に座っていた女性。
始まるやいなや、右手を突き上げて盛り上がっている。
「YAH YAH YAH」の拳突き上げを若干弱めにやっているような感じだ。

そしてボクの右に座っていたO氏の、隣の女性。
ボクよりも一回りくらいと思われる女性で、こちらも大人しい感じかと思っていたけど…

激しい!

手拍子をしているのはいいけど、その振り幅がデカ過ぎる!
パンッと叩いた手を思い切り広げるんだよね!

お相撲さんが土俵入りをする時の所作のような感じだ。
当然そこまで広げたら、横に座っているO氏の近くまで手がやってくる。

あれ絶対にうっとうしいだろうな…

ちょっとでも前屈みになったら危険なので、O氏がビシッと背中を背もたれに押し付けているのがよくわかる。

なんて思っていたら、ボクも気になって仕方ない。
盛り上がるのはいいけど、せめて自分の今日の陣地であるイスの範囲内で盛り上がってくれないかなぁ。

と思いつつもライブ中にそんな事を言えず、最後までハラハラしながら見守りましたよ。
ま、ライブ自体は楽しかったから良しとするか。
また大分に来てくれるのを楽しみにしておこう。