MANIAGARA DIARY

シャインクラブ代表・WANKOの日記

詩人

2012-01-16 | Weblog
昼前にO氏から電話。

「焼肉おごってやる」

嘘だろ!
信じられない!
夢じゃなかろうか!

O氏の口からこんな素敵な言葉が出てくるとは思わなかった。

ゲーテや中原中也など多くの詩人が様々な言葉を残しているが、「焼肉おごってやる」に敵う言葉はないだろう。
相田みつをとかのように色紙に筆で「焼肉おごっちゃる O氏」と書いて、壁に貼っておきたいほどの名言だ。

ということで一緒に焼肉屋さんへ。

しかし。
問題が1つ。
ボクの胃は大丈夫なのだろうか。
何しろ普段の昼間は、ほぼ毎日袋ラーメンを食べているボクだ。
5袋入りで198円だから、一食40円となる。
たまに贅沢をしてタマゴを入れたり、ウインナーを入れたりする事もあるけど、それでも55円程度だ。
それが突然、焼肉となるのはあまりにも無謀過ぎる気もするぞ。

スライムを倒す事しか出来ないレベル3の勇者が、竜王に挑むようなものだ。

胃のほうも受け入れ態勢が全く出来ていないに違いない。
いつものように麺が入ってくると思っているとこに、まさかのお肉。
たまにウインナーがくる事はあっても、これほどしっかりしたお肉がくるとは思っておらず、慌てふためくだろう。

そうならないよう、胃に言い聞かせながら焼肉屋さんへと辿り着いた。

ちょうどランチタイムで、頼んだのは1000円のランチセット。
「たいして高くないけど…」
とO氏は言うが、昼食40円の身にとっては信じられないくらいの額だ。

美味しいなぁ。
平日の真っ昼間に焼肉を食べてもいいものなのか。
と思ったが、周りにはお客さんがいっぱい。
世の中の人はこんな贅沢をしているんだなぁ。
恐ろしい。

でも今日はO氏のおかげでボクも贅沢させてもらったよ。
また色んな人から、素敵なお誘いの言葉を聞かせていただきたいものだな。

2つの家

2012-01-15 | Weblog
久しぶりに朝マック。
ボクがマックのメニューの中で一番好きなのが、エッグマックマフィンだ。
通常メニューにもあってくれればいいのに、朝しか食べられないってとこがニクい。
その希少さが美味しさを倍増させる。

数年前、ラスベガスに行った時のマックで。
そこでも同じようにエッグマックマフィンを注文したんだけど言葉が通じなかったらしく、恰幅のいい黒人女性から
「はぁ~!?(英語で)」
と、両手を広げ、物凄い形相で言われてしまった事がある。
こっちの発音も悪いんだろうけど、数種類しかメニューないんだからちゃんと聞けば分かるだろうが!
そう思いつつも文句は言えず、ただただモジモジするしか出来なかったボク。

それがトラウマとなって日本でもエッグマックマフィンを注文する時はいつも緊張するが、どうやら今日は無事に通じたようだ。

マックではI氏と打ち合わせ。
今から、二つの家庭に行って、結婚式で使うサプライズ映像の撮影に行くんだよね。
新婦さんがI氏の友達って事もあり、今日はI氏は助手として付いてきてくれる事になったのだ。

緊張するなぁ。

結婚式自体の撮影じゃなく、仕事で余興やサプライズの為の映像を作る機会も多い。
でも、その為に両家の家に撮影に行くってのは滅多にない事なんだよね。

まずは最初の家へ。
みなさん親切で協力的でアットホームで、スムーズに進められたので一安心。
それほどたいした撮影じゃないので、すぐに終了した。

撮影後はおモチを出してくれた。
おモチは大好きだ。
さっきエッグマックマフィンを食べたばかりであんましお腹空いてなかったけど、3個ほどいただいちゃったよ。

それから次の家へ。
車で5分くらいなので、すぐに到着。
こちらの家庭もみなさん優しく接してくれ、全て終了。
無事に終わってよかったな。

と思っているとこへ、その家のお母さんが

「ぜんざいどうぞ~」

モチ!

いや、本当にありがたいんですよ。
文句は一切ないんですよ。

でも続けてモチとは…。
まださっきの3個がしっかりと胃の中に残っていますよ。

でも嫌がるわけにはいかない。
どうにか食べる。
横にいるI氏も必死っぽいのが分かるが、笑顔で頑張っていた。

ふぅ。
どうにか食べ終えたぞ。
美味しかったけど、もう何にも入んないな。
ごちそうさまでした。

すると、一息つく間もなく。
「おかわりどうぞ」
と、おぼんを差し出されたではないか!

おかわりをするのが当然かのように、目の前に差し出されている。
これは断るわけにはいかないぞ!

もう何にも入んないと思っていた胃に、さらにおモチ二つ追加。
苦しい…

女性だったせいかI氏には声をかけられてなかったので、
「あなたもいただいときなさい」
とボクがふり、同じ目に合わせてやりましたわ。

I氏も断る事は出来ず、「あ、おモチは1つでいいです…」と言うのが精一杯の抵抗だったようだ。

でもまあ帰りに手土産までいただいて、実に快適で楽しい撮影だった。
いつもこんな仕事ばかりだったらいいのにな。

バスと牛乳

2012-01-14 | Weblog
飲み会なのでバスを待つ。

来ない。

ここの路線だけなのかもしれないけど、毎回絶対に遅れてくるよなぁ。
しかも2、3分とかじゃなく、大幅に遅れてくんの。
1時間に2本しかないから、遅れてもそれを待つ事しか出来ない。
今日も、20分遅れて登場したよ。

寒い中待たせやがって。
せめて一言でも謝ったら許してやるけど、それがなかったら大暴れしてやるんだからな!
と乗り込むが、運転手さんからは何も言葉はなし。

よ~しよし。
そういう態度ですか。
じゃあ大暴れしちゃおっかな~。

ま、もちろんそんな事できませんけどね。
イヤミの1つも言えやしない。
そんな事を言ったらバスから追い出されてしまうかもしれず、何のメリットもないもんね。

でも20分遅れだ。
ボクが言わなくても、誰か文句を言ってくれるだろうよ。
次のバス停に泊まると、坊主頭の屈強な男が乗ってきた。

よ~しよし。
あなたに任せたぞ。
ガツンと文句を言ってやってくれ!

と、乗り込んできたその男を見ると、シャインクラブのタツヤ!
あなたかい!
同じ飲み会に参加するから、同じバスになってもおかしくない。
普段は大人しいタツヤが文句なんて言うわけないわ。
案の定、普通に座ってましたわ。

しかしまあ、20分も遅れても誰も文句言わないのね。
どのバス停に停まっても、みんな普通に座ってましたわ。
せめて、ピンポンボタンの横に、ブーイングするようなボタンも設置して欲しいものだよ。

そんな飲み会。
初めていく、ちょっとこじゃれた店だ。
思い切り頭がつくほど天井が低い個室だったけど、まあこれはこれで落ち着くのでいい。
幹事であるボクとM氏が入口側に座って、みんなの注文を受け付けたりする。
今まであまりM氏とガッツリ話す機会は少なかったので良かったよ。
初対面の人がいたりしつつも、みんなで楽しく飲みましたわ。

ボクはあまりアルコールは強くないので、途中からはノンアルコールドリンクを飲んだ。
「もも牛乳」とか「いちご牛乳」など、あまり見慣れないのがあったのでそれを注文。
牛乳ばっかり飲み過ぎたな。

と思ってるとこへ、奥にいるT氏が注文した「ざくろ牛乳」が届いた。
ちょっと笑わせてやろうかと思い、店員さんから受け取ってそのまま飲む。
T氏が見て「何で俺のを飲んでんの!」と言うかと思ってさ。

そしたら全く気付かないT氏。
牛乳だからボクもゴクゴク飲めて、気付いたら半分以上飲んでいたよ。
残りわずかになった「ざくろ牛乳」を渡したら、ようやく気付いてくれたけどね。

T氏はすぐに飲み終え、また「ざくろ牛乳」を注文する。
しばらくして再び届いた「ざくろ牛乳」。
これは、またやらないわけにはいくまい。
さっきと同じように、受け取ると同時に半分以上飲んでやりましたわ。

少しして、さらにもう一度。

ゲフッ…
ケンちゃんの健康牛乳みたいだわ。

苦労のわりに、T氏からはたいしてリアクションなかったしさ。
おまけに帰り際かなりの腹痛で苦しみ、家に帰ってからはトイレに駆け込みましたよ。
変な事やるんじゃなかった。

バッテリー

2012-01-12 | Weblog
車のバッテリーを交換した。

そろそろ三年近くなるから、新しくしてたほうがいいと思ってね。
こないだ愚妻の車のバッテリーが弱ってエンジンかからなかったりしたしさ。
ああいうのを間近で見ると、定期的に交換する大切さが分かる。

という事で、車屋さんへ。

いつもは一番安い5000円くらいのにしている。
でも今回は大奮発。
迷いに迷ったあげく、ワンランク上の7500円のにしてみた。

2500円も高いやつだ。
これでパワーも耐久性も圧倒的に違うだろうよ。
いい買物をしたものだ。

でもなぁ。
もっとアピールできないものか。

だって、2500円も高いやつなんだよ。
人間ってのは高い買物をしたら誰かに自慢せずにはいられない生き物だ。
というか、自慢したいが為に高いものを買っていると言ってもいいくらい。

しかし相手はバッテリー。
分厚いフタに閉じ込められ、誰にも見せる事が出来ない。
アピールどころか、その姿形すら他の人には見えないのだ。
5000円の安物バッテリーを使っているような人を見下しながら走行したいんだけどなぁ。

残念。

せめてボンネットに「高級バッテリー在住」とでも書いておこうかしら。
2500円の元をとるため、どうにかいい方法を考えよっと。


そういや夜、晩ご飯を作っている時。
ボーッとしていて、魚を焼くとこを思い切り触ってしまった。

あっちぃ!!

すぐに氷水で冷やしたけど、かなり痛い。
ヤケドしちゃったよ。

くっそ~!
魚を焼くとこめ~!

しばらくしても痛みは消えず。
ヒリヒリしてやがる。
何か薬を塗りたい。
家にオロナインはあるけど、それよりも何かもっと専門的な薬のほうがいい。
ネットで調べてみた。

ら、貼るタイプのやつがあるようだ。
ピタッと貼ったら冷やされて、ヤケドにはそれが効くらしい。

急いで薬局へ。
しかし見当たらず。
そこで薬剤師さんに聞いてみたが、扱ってないとの事。

あ~あ。

オマケに、かなり痛いくせに、女性の薬剤師さんだったのでかっこつけて「たいした事ないんですけどね」と強がってしまったしさ。
「軽いヤケドでしたら、オロナインを塗られたらいいかもしれませんね」
と言われ、結局オロナインを買って帰ってしまいましたよ。
家にあるのに…。

とおりもん

2012-01-11 | Weblog
家に1人でいた時。
テーブルに、『博多通りもん』が置いてあった。
6個入りのパックだ。

お正月に兄一家が帰省した時にお土産としてくれたやつだろう。
毎回帰省の時に買ってきてくれているんだよね。

パックを破いて1つ取り出し、早速食べる。

うん。
旨い。

博多のお土産はやっぱりこれだよな。
とても2個目を食べられないくらいの甘さだけど、この独特の甘ったるさが旨い。

そして夜。
帰ってきた愚妻がテーブルを見て声をあげた。
「あ!これ!(ボクの)実家に買ってきたお土産だったのに!」

え!
そういえばこないだ福岡に行ったんだっけ!
その時に愚妻が何か買っていたような気がしたけど、これだったのか!

あ~あ。
カツオくんみたいな事をしちゃったよ。

でもまあボクの実家の分で良かったな。
袋が破れて1個減っているお土産になっちゃったが、まあ勘弁してもらおっと。


夜は、近所のショッピングモールへ行った。
色々買物を済ませ、帰り際にはパン屋さんへ。

このパン屋さんって、この時間くらいになると『オール100円』になるんだよな。
ハッキリした時間は知らないが、でも店員さんが片付け始めているのでそろそろっぽい気がする。
何も考えずにパンを選ぶフリをしつつも、こっそりと店員さんの動きを注視していた。

が、しばらく待っててもそうならず。
息子(3歳)が急かしていた事もあり、諦めて定価で買って帰りましたわ。

ショッピングモールの入口を出る。

と、マサキ!

うわ。
こんなとこで。
こんなタイミングで。

「この時間だから、どうせ100円のパンを狙ってきたんでしょ。残念ながらまだ定価ですよ」

冗談半分でそう言うと

「そんなにケチじゃない!100円のパンなんて買わない!」

と言う。
あ、そうなのね。
少しでも安いのを追い求める男だから、てっきりそうなのかと思ってたよ。

「100円のパンなんて興味ない」とも言う。

ふ~ん。
そりゃ失礼しました。

「だいたい、まだ100円になる時間じゃないわ。あと30分はかかるね」
「それにお客さんがいる時は100円にならないから、付かず離れずの距離で待たないとダメだわ」
「店員さんが袋詰めとかをしはじめた時がチャンス」

おいおい。
興味ないくせに、随分と詳しいぞ。

その後別れたから真相は不明だけど、間違いなく彼は30分待っているんだろうなぁ。