夜、インターフォンが鳴った。
誰か来たようだ。
モニタを見ると、G氏の姿。
今日は遊びにくることになってたんだよね。
と…
ニャ~!ニャ~!
と、G氏が猫の鳴きマネをしている。
モニタで見ると、かなり玄関よりも離れた位置にいるが、必死で鳴き続けている。
なにしてんだ?
笑わせようと思ってやってんだろうが、あまりにもしつこい。
「もう、わかったからいいよ」
とインターフォンごしに声をかけても、いつまでも遠くでニャーニャーと叫ぶ。
どうやら様子がおかしい。
そこで、階段を降りて玄関先まで行き、ドアを開けようとすると…
「危ない!」
というG氏の声。
ん?
見てみると、黒猫が玄関先にいるの!
しかも、ボクが開けたドアから家の中に入ろうとしている!
危ない!
急いで閉めるボク。
今度はソ~ッと開けて、少ない隙間からG氏を招き入れようとする。
が、その隙間から入ってこようとする黒猫。
今度は、その隙間からホウキを出し、黒猫をガードした。
が、そのガードも乗り越えて、必死で入ってこようとする黒猫。
横にあったラケットも取り出し、二刀流でガードをするボク。
が、さらにそれをも乗り越えてくる黒猫。
なんすか!こいつは!
人間を恐れないどころか、ここまで必死になってウチに入りたいってのは異常だぞ。
もちろんウチで飼っている猫ではない。
家の中で鍋の臭いがしてるから、それに釣られてるんだろうか?
それとも桃鉄好きな猫なのか?
そこからしばらく黒猫と格闘。
それでも一歩も引かない黒猫。
結局どうにもならず、G氏は隙間に体を押し込むようにして入ってきましたわ。
凄い猫だ。
自分家と勘違いしてたんかなぁ。
今日はG氏と鍋。
最後はチャンポン麺も入れて、おいしく食べましたよ。
食後は、G氏手作りのプリンが登場。
食べてみると、これが異様に旨い!
もんの凄くクリィミィ~で、舌の上でとろけるほどの柔らかさ。
凄いぞ!G氏。
これは売り出してもいいくらいのレベルだ。
ということで、
『鼻デカおじさんのなめらかプリン』というネーミングをつけたので、いつか売ることにしましたよ。
近々G氏には不動産屋を巡ってもらって、場所探しをしてもらおう。
銀行にも行って、お金を借りてきてもらおう。
もちろん作るのもG氏だ。
でも売上げはボクのもの。
頑張っているG氏は何も貰えなくて可愛そうだが、鼻デカおじさんって名前がついてしまっているので仕方ない。
G氏もお金が欲しかったら鼻デカおじさんになればいい。
が、女性であるG氏には難しい問題だろう。
早いとこ始動してもらって、大儲けさせていただきたいものだ。
誰か来たようだ。
モニタを見ると、G氏の姿。
今日は遊びにくることになってたんだよね。
と…
ニャ~!ニャ~!
と、G氏が猫の鳴きマネをしている。
モニタで見ると、かなり玄関よりも離れた位置にいるが、必死で鳴き続けている。
なにしてんだ?
笑わせようと思ってやってんだろうが、あまりにもしつこい。
「もう、わかったからいいよ」
とインターフォンごしに声をかけても、いつまでも遠くでニャーニャーと叫ぶ。
どうやら様子がおかしい。
そこで、階段を降りて玄関先まで行き、ドアを開けようとすると…
「危ない!」
というG氏の声。
ん?
見てみると、黒猫が玄関先にいるの!
しかも、ボクが開けたドアから家の中に入ろうとしている!
危ない!
急いで閉めるボク。
今度はソ~ッと開けて、少ない隙間からG氏を招き入れようとする。
が、その隙間から入ってこようとする黒猫。
今度は、その隙間からホウキを出し、黒猫をガードした。
が、そのガードも乗り越えて、必死で入ってこようとする黒猫。
横にあったラケットも取り出し、二刀流でガードをするボク。
が、さらにそれをも乗り越えてくる黒猫。
なんすか!こいつは!
人間を恐れないどころか、ここまで必死になってウチに入りたいってのは異常だぞ。
もちろんウチで飼っている猫ではない。
家の中で鍋の臭いがしてるから、それに釣られてるんだろうか?
それとも桃鉄好きな猫なのか?
そこからしばらく黒猫と格闘。
それでも一歩も引かない黒猫。
結局どうにもならず、G氏は隙間に体を押し込むようにして入ってきましたわ。
凄い猫だ。
自分家と勘違いしてたんかなぁ。
今日はG氏と鍋。
最後はチャンポン麺も入れて、おいしく食べましたよ。
食後は、G氏手作りのプリンが登場。
食べてみると、これが異様に旨い!
もんの凄くクリィミィ~で、舌の上でとろけるほどの柔らかさ。
凄いぞ!G氏。
これは売り出してもいいくらいのレベルだ。
ということで、
『鼻デカおじさんのなめらかプリン』というネーミングをつけたので、いつか売ることにしましたよ。
近々G氏には不動産屋を巡ってもらって、場所探しをしてもらおう。
銀行にも行って、お金を借りてきてもらおう。
もちろん作るのもG氏だ。
でも売上げはボクのもの。
頑張っているG氏は何も貰えなくて可愛そうだが、鼻デカおじさんって名前がついてしまっているので仕方ない。
G氏もお金が欲しかったら鼻デカおじさんになればいい。
が、女性であるG氏には難しい問題だろう。
早いとこ始動してもらって、大儲けさせていただきたいものだ。