嘘だろ？

東京に住むＩ氏からメールが来た。
ここや掲示板でも話題沸騰だが、最近ニューハーフに恋しちゃったと
いう彼。
掲示板に「ニューハーフの写真が見たい」と書いたところ、今日つい
に画像を送ってきたのだ！
さっそく送られてきた写真を開いてみる。
携帯なので開くのに数秒かかる。
上からジワジワと勿体ぶりながら開いていく画像。
わくわく！
じれったく思いながらも待つボク。
そして上からだんだんと明らかなになるその風貌。
ちょっとポッチャリした感じだ！
おっ、サングラスをかけているぞ！
口元にはヒゲがあるぞ！！
そして画像が開き終わった。
そこに映っているのは……ぽっちゃりしたヒゲ面の男。
これ…ニューハーフか？？？
どうみてもオッさんなんですけど……。
女っぽさのかけらもないし…。
マジか？マジでこんなオッさんを好きになったのか？？
冗談だろ？？
冗談って言ってくれよ！！
こんな悲しい結末はいやだぞ！！
ニューハーフでもいろんなタイプから、当然ヒゲ面のニューハーフが
いてもおかしくない。
で、Ｉ氏は今まで顔についてはあまり言及していない。
「けっこう可愛い」という表現はしていた。
たしかにヒゲ面でぽっちゃりしているから、ある意味《可愛い》とい
う表現も間違っていない。
しかし…。
おそらく彼のジョークなのだろう。
でも「こんなオッさん好きになるわけない！」という返事を送るのは
躊躇される。
「ニューハーフを好きになったって回りの友達に言ったら、みんなか
ら引かれた」という彼。
ボクは数少ない肯定派だ。
もしホントにこのオッさんを好きになったのだったら、下手な返事は
送れないのだ。
とりあえず「なかなか可愛いじゃん！」という、どっちつかずの返事
をしてみた。
彼の冗談に乗ってるようでもあり、素直に褒めてるようでもあり、ど
っちに転んでもいい返事だ。
そして彼からの返事を待つ。
「Ｉ氏よ、どうかまだ《男》らしさを保っててくれ！」
祈るような思いで待つ。
そして…
きた！！！
Ｉ氏からのメールだ。
早速開いてみる。
と……
ふぅ～！！
やっぱり冗談だった！！
ホッとしたねぇ～。
さらにホントのニューハーフの画像も送られてきた。
そっちの感想？？
なんかオッさん見た後だから、それほど衝撃なかったですわ。
普通の女の子って感じの顔だったし…。
Ｉ氏いわく「寝起きだからちょっと男っぽいけど…」という事
だけど、これなら好きになるのも分かるね。
しかしその「寝起き」ってのはどういうこっちゃ？？
まさか…もう…
いやいや、あまり下世話な事は考えないようにしよう。

熱っ！

所用で出掛けた。
珍しくボクと愚妻それぞれの両親と出掛けた。
所用が終わり、ファミレスに食事に行った。
各自注文を済ませる。
両親チームは悩みぬいた末、みんな揃って「野菜なんたら雑炊」なる
ものを注文していた。
しばらくして料理が到着。
食べはじめる両親達。
「薄っ！！」
ボクの母・美智子が口火を切った。
どうやら味が薄いらしい。
そして「熱っ！！」と父・康彦が続く。
どうやら熱さが半端じゃないらしい。
みると、父・康彦は汗でビショビショだ！
食事開始３分なのに、恐ろしく汗をかいている。
それから両親チームは口々に「熱っ！」「薄っ！」のオンパレード。
父・康彦はメガネまでもビッショリになるほど汗をかいてましたわ。
外は暑いとはいえ、涼しいファミレスの店内。
その一角で汗ダクダクになって雑炊を食べている４人の光景は強烈だ
ったね。

迷子

愚妻と近くに食事に出掛けた。
車で５分くらいの距離だ。
ついでだから、たまには酒でも飲もうかと思い、徒歩で行く事にした。
２人で家を出て歩き出す。
ウチの回りは“たんぼ”ばかりだ。
今の時期は恐ろしい数のカエルがゲロゲ～ロと鳴いている。
あっちでアマガエルがゲロゲ～ロ。
こっちで殿様ガエルがゲロゲ～ロ。
その間を２人で歩いていく。
なにしろ、たんぼ道だから真っ暗だ。
車ならこんな道は通らないのだが、徒歩ならこっちのほうが近いと思わ
れるのだ。
思われるというのは、憶測で進んでいるという事。
歩いてそっち方面に行った事などないので、正確には分からないのだ。
「たぶんこっちだろう…」と思いながら進み続けていく。
たんぼを超え、住宅街に入り、それでもドンドン歩いていく。
「方向は間違ってないハズだ」
と思いながら歩いていくと…
行き止まり！！
住宅街なのに行き止まりって変だが、右にも左にも進めなくなってしま
ったのだ。
もうここがどこだか分からない。
どっちに行ったらいいのか分からない。
完全に迷子になってしまった。
家から徒歩２０分足らずの距離で迷子になるって、なかなか出来る事で
はないよ！
それからちょっと戻ったり小道のほうに行ってみたりしつつ、ようやく
大通りに出た時は、愚妻と２人で歓喜の叫びをあげましたよ。
川口浩隊長もこんな気持ちだったんだろうなぁ～。

成長

テニスに行く。
いつもあまりヤル気のある面子ではない我がテニスサークルなのだが、
今日はいつもにも増してヤル気のなさそうな面々が揃った。
１０分置きに「もう止めて帰ろう」というＥ氏を筆頭に、あまりテニス
をする気が無さそうだ。
テニスをするでもなく、コートの横に座ってグダァ～としている。
どうみても『テニス中の人々』には見えない。
どちらかといったら『病院の待ち合い室』のような風景だ。
Ａ氏とかＨ氏とか、率先してテニスをやろうというメンバーが来てたら
違うんだけどねぇ～。
ま、それでもそこそこ真面目にテニスしましたよ。
それはそうと、今日は記念すべき日になった。
Ｋ氏とその娘Ｒちゃん（小学２年）がテニスに来るようになって、早３
年になるのだが、ついに今日Ｒちゃんがテニスデビューしたのだ！
今までもコートに入ったり、使ってない隣のコートで打ったりする事は
あったのだが、正式に（といっても遊びだが）サークル内の試合として
テニスをしたのは始めてなのだ。
正直、まだまだまともに打ち合う事は出来ないが、とりあえず形だけで
も試合になっていた。
昔から知っているボクとしては嬉しいね。
このままだとすぐに《本気で》試合が出来るようになりそうだ。
今後の成長が楽しみだ。

あ～らよ

今ラーメンを食べながらこれを書いている。
出前一丁だ。
日本ポップス界の巨匠・大滝詠一氏と、浪速のモーツァルト・キダタロ
ー氏の競作による『あ～らよ！出前一丁～～！！』というＣＭ曲でもお
馴染みのラーメンだ。
旨いよね。
もう犯罪的な旨さ！
この前、『ブラックモンブランはアイス界の王様』というような事を書
いたが、何でこういうのって昔のやつのほうが旨いのかねぇ。
毎日のように新製品が発売されてるってのに、未だにアイスの頂点はブ
ラックモンブランだし、ラーメンは出前一丁かサッポロ一番かチキンラ
ーメン、焼そばはＵＦＯだし、うどんはどんべえだし、ジュースはコー
ラとかファンタ、チョコレートは小枝で、お菓子はカール。
ボクが幼少から親しんでいる味だから…というわけではなく、いずれの
商品もスーパーの最前列で並べられている。
凄いねぇ。
競合商品が山程発売される中、これだけ長年愛されるってのは凄いよ。
なんてことを考えてたら、食べ終わりました。
出前一丁とサッポロ一番があれば、ラーメン屋なんて無くてもいいな。