MANIAGARA DIARY

シャインクラブ代表・WANKOの日記

アレンジ

2017-12-28 | Weblog
息子(9歳)と映画に行った。

妖怪ウォッチの新しいやつ。

息子が毎年行きたがるので連れて行っているんだけど、今年はイマイチ気乗りがしなかった。
だって内容が何かおかしいんだもん。

いつもの世界の30年後って事で、主人公の少年達が全く出ていないんだよね。
その上、メインキャラのジバニャンってのは出てるには出てるんだけど、容姿が全然違う。
子供向けとは到底思えないような、恐ろしい感じになっちゃってるのよ。
本来の可愛らしさの欠片も無い。
そして声も野太くなっちゃっている。

分かりやすくドラえもんで例えると、のび太もジャイアンも出ず、怖くなったドラえもんが見知らぬ人と冒険する感じだ。
そのドラえもんもあんまり登場しないって感じ。

いや、それだと伝わりにくいな。
他のパターンのほうが分かりやすいかもしれない。

北斗の拳の劇場版でケンシロウがユルキャラみたいになっちゃってるって感じ。
アルプスの少女ハイジの劇場版で、ハイジがきったないオッサンになっちゃってるって感じ。

それくらいの違和感。

なんでこんな事しちゃったんだよ。
思えばこの妖怪ウォッチの映画は、実写版にしたり、短編集にしたり、いつも余計な事をしちゃっている。
普通のアニメの延長線上でいいのに。
いつもの主人公出して、いつものジバニャン出して、適当な敵を出して戦わせてりゃいいのに。
余計な事しなくていいのに。

ずっと同じの作ってると、余計な事をしたくなっちゃうものなのかなぁ。

音楽ライブで、アーティストが余計なアレンジをして歌っちゃうようなものなのか?
分からなくはないけど、それでもやっぱり普通に感じでいいのになぁ。

まあそれでも観に行って、観てみたらそれなりに楽しかったけどね。
最後、物凄く続編がありそうな感じで終わったけど、また来年もこの路線なのかなぁ。
いつしかテレビシリーズのもこの路線に変わっていくのかなぁ。

今後の展開を楽しみにしておこう。