訪問

息子（８歳）の家庭訪問の日。

今日はボクも家にいたので、一緒に参加だ。

別に家を綺麗にしたからって息子を通知表の採点に手心を加えてくれるわけじゃないんだろうけどね。
給食のオカズを大盛りにしたり、机を特注のフッカフカのやつに変えてくれたりはしないと思う。

それは分かっているんだけど、やっぱり日頃より綺麗にしてしまうな。

普段気にしないような隅っこまで丁寧に掃除をする。
この日に備えて座布団を新調したし、今まで無かった収納箱を買って机周りも綺麗にした。
愚妻は朝からわざわざカーペットを買いに行っていた。
そこまでしなくていいのになぁ。
とは思うが、本人がそうしたいのなら別にいいだろう。

戻ってきてからは、隣の寝室の押入まで掃除を始める。
先生が「どれどれ？」って寝室のドアを開けたりしないと思うけどなぁ。
ましてやその押入までチェックしないと思うけどなぁ。

まあいいや。

そうこうしていると先生登場。

でもこの時期に家庭訪問をしたって特に話す事はないもんだね。
生徒もまだ猫被ってるだろうし、先生もまだ全員を知りつくせてないだろうからさ。
まだ１年生の時は聞きたい事あったけどね。
３年ともなるとこちらも何となく息子の学校での様子が分かってくるから、そんなに聞く事ないよ。

そういえば先生は家に入ってすぐ、廊下に貼っている山下達郎のポスターに反応してたな。
昔、本人にサインしてもらったポスターを飾ってあるんだよね。

でもまさか先生にそこを触れられるとは思わなかった。
もしかして先生もちょっと好きなのか？

ボクとしてはそこを掘り下げて話したかったけど、さすがに家庭訪問中にそんな話ばかりするわけにはいかず。
結局ほとんど息子の事ばかりを話しましたよ。
残念。

ということで家庭訪問終了。
愚妻が一生懸命綺麗にした押入も、息子が整理整頓した自分の机も見られる事なく。
でもやつらはこんな機会がないと綺麗にしないから、いい機会だったな。
出来れば毎月家庭訪問してもらい、家を綺麗に保ちたいものだね。