『ブラックモンブランエクレア』なんてものが売っていた。
ブラックモンブランを知らない九州人はいないだろう。
現在はどこまで販売されているか分からないけど、一応九州限定のアイスだ。
九州人にとってのナンバーワンアイスと言っても全く問題ない。
あ、白熊もあったか。
あれもナンバーワンといってもいいよな。
じゃあ両巨頭とか両横綱とかでいいわ。
いくら全国でガリガリ君とかいうワンパク坊主の人気があろうが、九州では所詮3番手。
白熊とブラックモンブランには太刀打ち出来ないのだ。
で、そんなブラックモンブランのエクレアが出ていた。
やるなぁ。
アイスだけで安泰な会社だってのに、こうして新商品を開発するチャレンジ精神が偉い。
そういえば以前、ブラックモンブランパンってのも出ていたっけ。
これは恐らくあれだな。
あまりにもブラックモンブランの完成度が高過ぎて、開発部の人の仕事がないんだろうな。
もう全くいじる必要ないもん。
せいぜい、当たりクジの絵柄を次は何にするかって考えるくらいだ。
そんな開発部の人が暇つぶしを兼ねて作ったのかもしれないと思ってしまうね。
そんな事はないだろうけどさ。
そのブラックモンブランエクレアを即購入。
当然だ。
これを目にして買わずに素通り出来る九州人はいないだろう。
ブラックモンブランと名がついていれば、どんなものでも条件反射で買ってしまうのが九州人というものだ。
ブラックモンブラントマトとか、ブラックモンブラン米とか、ブラックモンブラン焼酎とかあっても、絶対に買ってしまうだろう。
それが九州人なのだから。
で、早速食べた。
美味しいね。
でもアイスほどの圧倒的な差はないかな。
アイスでは頂点であっても、エクレア界だったらそこまでの存在じゃないよ。
そしてそれよりも気になったのが、パッケージの裏にあったもの。
『応募券5枚集めたら、ブラックモンブランタオルが当たる』
と書いてあるではないか!
おお!
ブラックモンブランタオル!
これは欲しいぞ!
やれヴィトンのバッグとか、やれカルティエの時計とか持って自慢している人がいるが、これには敵うまい。
「あの人の持ってるタオル、ブラモンのじゃない?」
と噂され、女性にはモテ、同姓からは憧れの存在になるのだ。
九州を一歩出たらそのパワーは無くなっちゃうんだろうけど、それでもいい。
あと4枚も集めないといけないのはキツいけど、頑張って食べまくろう。