鹿

次回公演のお手伝いを頼まれている演劇ユニット・ロストバゲッジ。

今日は朝からＩ氏の実家で大道具作りをするらしい。

ボクは必要ないだろうと思ってたら、「電動ドリル持ってるのなら使わせて欲しい」との事。
行くのは構わないけど、それって明らかにボクよりも電動ドリル目当てだよな。
まあいいか。

という事で、集合場所であるホームセンターへ。

Ｉ氏と２人で色々と物色している時
「紙ヤスリって（家に）あるんかな？」
と聞いたら

「紙ヤスリは５０番通路ですよ～！」

と大きな声が遠くから響いてきた！

え？
店員さん？

あなたに聞いてないですって！
しかも声の感じから、３つくらい先の通路にいるでしょ？
姿も見えてないそんな遠くの人に聞かないよ！

ボクの声がそんなに大きすぎたのかなぁ。

でも反応しないのも申し訳ないので、「あ、は～い」と叫んでおきましたわ。

それからＩ氏邸に移動し、みんなで作業。
ボクは電動ドリルと取り出す。
さあ、バリバリやりますよ！

「じゃあこれを電動ドリルでお願いします」

と、一枚のベニアをはがすように言われる。
グリグリグリグリ
すぐに取り終わり、「さあ次は？」と聞くと

「電動ドリルの出番はそれで終わりです」

え？
こんだけ？

このくらい手でやれたでしょうが！
せっかく持ってきたのに物足りないなぁ。

その後は木材にヤスリをかけたりペンキを塗ったり。
こっそりシャインクラブのほうの大道具もしのびこませておきたかったが、バレそうなので断念。
あれは自分たちでどうにかするしかないな。
まあとりあえず今日の分が無事に終わって良かったよ。

しかしこのＩ氏邸。
玄関に本物の鹿の剥製があったりして、なかなか立派な日本家屋だった。
すげぇなぁ。
内部までは見てないけど、こんなのがあるってだけで豪邸に見えてくるよ。



その後、鹿なんて飾ってない我が家へ移動し、前回の通し稽古で撮っていた映像の確認。

まだまだボクは公演までにやらなきゃいけない事いっぱいあるなぁ。
というかまた今日増えてしまったよ。

今までサボってたツケがまわってきちゃった。
年末年始はちょっと気合いを入れて取り組もう。