MANIAGARA DIARY

シャインクラブ代表・WANKOの日記

仲直り

2008-07-15 | Weblog
遂に見れた!
ようやく見れた!
ネロが天使の絵を見た時も、これくらい感動しただろう。

何を見たって?
ちょいと前に話題になった『美味しんぼ』のことに決まってるじゃないですか。

長年喧嘩をしていた主人公・山岡士郎と、その父・海原雄三が、和解をしたという回の話。

その仲違いっぷりは凄まじかった。
横に職場の上司や、お世話になっている方々がいようが、お構い無しに罵倒し合う2人。
そんな2人が遂に仲直りしたってんだから気になってたんだよね。

どんな感じで和解したんだろう。

ボクの周りでも散々話題になっていた。
けど、誰1人としてその回を見た者はおらず。
幻の回として語り継がれていたのだ。

そんな幻が、ひょんな事からボクの目の前に現れた。

ワクワク。
さっそく読んでみよう。

いったいどんな仲直りの仕方なのだろうか。

何度か議論した時は、『やはり抱き合って号泣ってパターンじゃなかろうか』という意見が多かった。
他にも
『河原で殴り合った後、夕日を見ながら握手』
『雨の振る交差点の真ん中で、傘も刺さずに抱き合う』
『いや、あくまでも料理漫画なんだから、お互いの好物をお互いの口に押し込み合うのでは?』
なんて意見もあった。

果たしてあの2人の結末は!?

興奮して震える手を押さえながら、ページをめくっていく。

けど…

あら?

あらら?

あらららら?

こんなもん??

これで終わり??

え~!
これはちょっと拍子抜けですわぁ。
あれだけ引っ張っておいて、こんなオチかいな。

号泣も無ければ、抱擁もない。
それどころか言葉もないんだよね。

詳細は書かないけど、最後のコマで黙って酒を酌み交わしているだけ。

なんだいなんだい。
かなり消化不良ですわ。
もうちょっとどうにかして欲しかったなぁ。

しばらくしたらまた新シリーズが始まるらしいけど、また喧嘩を再開して欲しいもんだ。
その際は、壮絶な仲直りの方法で、読者の度肝を抜いていただきたい。