MANIAGARA DIARY

シャインクラブ代表・WANKOの日記

鮎焼酎

2006-10-15 | Weblog
鮎を食べに行った。
昨日の夜、O氏とI氏と話してて突然決まったんだよね。
今日は日曜だけど撮影は無いし、ちょうどよかった。

朝から、車で1時間半くらい先にある場所へと向かう。
昼頃に現地に着いて驚いた。
川沿いにある、古びた掘っ建て小屋のような雰囲気。
NHKドラマ『たけしくんハイ!』の中で、たけし少年がぶち壊したのがこんな家だった。
100名ほど入りそうな店内だが、お客も1組しかいない。
ホントにあんなとこで大丈夫なのか?

そう思いながら半信半疑で行ってみたんだけど…

いるわいるわ。

川沿いではオジさんが網で大量に鮎を取っているし、横では串に刺された鮎が奇麗に整列している。
辺り一面鮎だらけ。
こりゃ旨そうだぞ。

さっそく注文して、かぶりつきましたわ。
いやぁ、ここまで来たかいがあったね。
旨いわぁ。
めちゃくちゃ旨いわぁ。
一心不乱に食べ終わりましたよ。

最初ガラガラだった店内も、ボクらが来たのがOPEN前だったってだけのようだ。
OPEN後の時間になったら、続々と来てたもんね。

人が増えるにつれ、猫もたくさん現れてきた。
鮎目当てで、近所の野良猫がやってきているのだろう。
しかし、ここでは野良猫までもが優秀なの。
ボクが目撃しただけで3匹の野良猫がいたんだけど、決して1つのテーブルに集中しないの。
各自それぞれが5、6テーブルをうけもって、その辺りを徘徊しているだけ。
そして決してテーブル上に登ってくることもなく、人にすり寄ってくる事もない。
フラフラと自分の姿を認識だけさせておいて
「食べきれなかったら、ちょっとだけくださいね。お邪魔はしませんから」
というスタンスで存在している。
ボクが少しだけあげても、チマチマと丁寧に食べていき、欲張ることもなく去っていく。
実に気品溢れる猫ちゃん達だ。

最初は不安だったけど、実に素晴らしい店だった。
満足満足。

その後、せっかくここまで来たんだから何か見学して帰ろう。
と話し合い、周囲にある施設を探して行く。
そこで選ばれたのが「酒の蒸留所」
焼酎作ってるとこね。

たいして楽しくもない工場見学を終了すると、最後は試飲。
ボクは運転なので、当然飲めないんだけど…

みんな旨そうに試飲しとるわ。

飲んでいないボクの事は全くお構い無し。
あんまり飲めないはずのO氏までもが一緒になってガブガブ飲んでいっている。
全て年下ってのに、『代わりに運転するから飲んで下さいよ』と名乗り出るヤツが1人もいない。
先輩を敬う気持ちがゼロなのだ。
まあ、酒はそんなに飲めないからいいんだけどね。

でも何だか釈然としないぞ!
悔しいから焼酎2本買って帰って、今それを1人で飲んでおりますわ。
ったく…。