デンデコ

兄・英樹一家の家に泊まった。
朝、姪っ子がボクが寝ている部屋のドアを開けた音で目が覚める。
ボンヤリして起き上がると、「太鼓の達人をしよう」と言う。
寝起きの為、断るという思考も出来ず、言われるがままにゲームを始め
る。
太鼓の達人とは、音に合わせて太鼓を叩いていくというシンプルなゲー
ムだ。
「どの曲がいい？」
と言われても、どの曲がいいのかも分からずに適当に選んだのが「ラデ
ッキー行進曲」
その曲に合わせて太鼓を叩いていく。
福岡に泊まりにきて、何でボクは早朝から太鼓を叩いているのだろう？
とボンヤリ考えながらもデンデコデンデコ太鼓を叩いていく。
太鼓が終わると今度は外でドッヂボール。
さらに昼からはボーリングに行ったりもした。
選挙に行くのとテニスに行くので、ボクは夕方で帰ったんだけど「ゲー
ムの続きがあるから帰ったらダメ！」と泣いている姪っ子を前にして車
に乗り込むのは辛かったなぁ…。
スネて泣いている顔を見るのが嫌で、逃げるように帰ったもんね。
そうまでして急いで帰ったんだけど、帰ったのがテニス開始ギリギリの
時間。
ボールを持っている為に遅刻するわけにもいかず、結局選挙のほうには
行けませんでしたわ。
非国民なボクを許して！
まあ、ボクが投票しようと思ってた人が当選したから良かったけどね。
あれが１票差で落選してたらずっと悔やんでたんだろうけど…。