久しぶりに「現代詩手帖」10月号を買った。
創刊50周年記念 復刻 現代詩手帖で、
「金子光晴と西脇順三郎」の特集だった。
西脇順三郎追悼座談会の内容を、懐かしく読む。
吉岡実、大岡信、那珂太郎、入沢康夫、鍵谷幸信の各氏が
有名な西脇エピソードや、遠いもの同士の連結や、詩は、
思考をつくることだ、という西脇が繰り返した詩の真髄に
触れ、西脇順三郎をめぐる詩の談議に、至高の時が流れて
いる。
私が、学生時代に卒論の為、毎日寝ても覚めても、熱病に
かかったように、西脇順三郎のことを考えつづけられた、
幸せな時間を思い出した。
偉大な詩魂を持つ、「永遠」の詩人西脇順三郎も、また、
あの時代を生きた多くの詩人も、いまは、もうだいぶいなく
なってしまった。
「現代詩」を日々、真剣に作りあげて生きた詩人たちの姿を
思うにつけても、淋しさに、心が痛い。
又、八木忠栄氏の「現代詩手帖」編集日録抄5も、感動的だ。
メールやFaxで用事が足りてしまう今の時代と比べ、当時の、
詩人宅へ足でおもむき、原稿依頼し原稿をもらって、雑誌を
つくる情熱は、美しい。
ありがとうございます。応援してネ♪
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「金子光晴と西脇順三郎」の特集だった。
西脇順三郎追悼座談会の内容を、懐かしく読む。
吉岡実、大岡信、那珂太郎、入沢康夫、鍵谷幸信の各氏が
有名な西脇エピソードや、遠いもの同士の連結や、詩は、
思考をつくることだ、という西脇が繰り返した詩の真髄に
触れ、西脇順三郎をめぐる詩の談議に、至高の時が流れて
いる。
私が、学生時代に卒論の為、毎日寝ても覚めても、熱病に
かかったように、西脇順三郎のことを考えつづけられた、
幸せな時間を思い出した。
偉大な詩魂を持つ、「永遠」の詩人西脇順三郎も、また、
あの時代を生きた多くの詩人も、いまは、もうだいぶいなく
なってしまった。
「現代詩」を日々、真剣に作りあげて生きた詩人たちの姿を
思うにつけても、淋しさに、心が痛い。
又、八木忠栄氏の「現代詩手帖」編集日録抄5も、感動的だ。
メールやFaxで用事が足りてしまう今の時代と比べ、当時の、
詩人宅へ足でおもむき、原稿依頼し原稿をもらって、雑誌を
つくる情熱は、美しい。
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