詩の現場

小林万利子/Arim 「詩のブログ」 詩をいつも目の前に
小林万利子/Arimの詩とエッセイと音楽Arim songs

Flowers

2016-02-25 | 詩を歩く
花は、美しい。
花は、出会いであると思う。
もうじき咲きだすのを待つ時間は、
幸せな予感に満ちている。
だが、花の美しい姿は永遠ではない。
時間の魔法にかかり、変貌していく。
光と風に揺られ、一瞬を生ききる覚悟が
あるようにさえ感じたり。

花が美しいのは、
きっと、2度と同じ時間はないという
潔さがあるからだとも思う。
花の美しさを止めたい。
そんな願いが絵になったり、
香りや染色の世界に命を宿し続けて。

"Kenji Shibata Photographs Of Frozen Flowers "
を見て、
…花を氷に閉じ込める、
一見残酷にも感じるけれど、
活け花のようでもあり。
それこそ花の一瞬の命との邂逅なのだろうか、
と思ったのだ。

花の美は、時間が連れ去る。
朽ち果ててしまう。
でも花の美しさは、私たちの心に残る。
永遠の住む場所に、である。
美の印象が強ければ強いほど、
永遠性も色濃いことは、確かである…。


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ニャン語…

2016-02-23 | トークタイム
過日、久しぶりに書店に行ったら、
入口に近い平台が"猫の特集"になっていた。
空前の猫ブームなのでしょうね。
猫の飼い方とかの本でなくて、
猫の写真集の他に、
猫の目線からの人生相談のような本が
沢山平積みされていて、驚いた…。
手に取って見てみたよ。

猫は、人間との歴史が長いのだね…。
猫は可愛らしい。猫の生き方は、魅力的。
そして猫は"招福"な1面を持っているところ
が、なんとも素晴らしい。

考えてみたら、猫ほど自由に、
この人間文明を我が文明として
生き抜いている動物も、
他にいないだろうね。
…毎日の生活の中で、
人間以外の生き物をしっかり認めて
尊重して共生していく。
これは、人間にとって、
とても大事なことだと思うけど。…

猫は、言語も生物的特徴も、全く異なるの
だけれど、あくまでも対等でw、、
私たちを慰めてくれて、、
人間にとって、猫はとても大切な生き物
なのだと思う。
人間よ、そろそろニャン語をマスターして
よと、きっと思ってると思うニャン。


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