炎天下でも、
道路工事に従事している人のように。
道路がどのように作られているかを
誰よりも知りつくし、
掘削したり、型枠を組んだり、連続した作業を
次の日も次の日も、着実にあたりまえのように
繰り返し働く人達のように
強くなりたいと
山から木を切り出す人のように
しっかりと、地面に足裏をつけて歩きたい
と思っている。
泥まみれになり、汗まみれになり
一日の仕事をする人達に、
二言三言、話に加えてもらえる人間でありたい
と思う。
又、子供や身近な人に、スズメバチや毒虫が近づけば、
当然、私は虫を取りのぞくが、
「スゴイ」と、驚かれてしまうこともよくある。
虫一匹取るくらいで驚かれてしまうことに、ショックを受ける。
「なぜ?」「大丈夫?」と、逆に現代人のか弱さが心配になる。
そして時々、思う。
電気も水道もなく、道も寸断されてしまったら、と。
これは、フィクションではなく、現実に起こっていること‥。
その時、私には何ができるだろう。
廃材を集め、火をともすことはできるだろうか。
ライターも何も失っていたら、木をこすりあわせ摩擦熱で、
火をおこすことができるだろうか。
暖をとり、子供たちになにかしらの食料を調達できるだろうか。
人類の進化の歴史は、個々の人間の記憶の中に、積み重なって
いなければいけないと思う。
人類が一歩一歩辿ってきた道は、尊い。
それを、よく知らなければならない。
自分が、1人の人間であることを意識できた時、
そんなイメージ、想像力をもって一日を歩いたら、
もっと人が生きるということに、別の豊かな意味あいも
見えてきそうに思う。
ありがとうございます。応援してネ♪
にほんブログ村