詩の現場

小林万利子/Arim 「詩のブログ」 詩をいつも目の前に
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寂しさは、優しくなるために…

2018-01-04 | フリー Poem
寂しさは、優しくなるためにある
寂しさは、誰かの幸せを
そっと願うためにある

寂しいときは、笑っていよう
寂しいときは、歌を歌っていよう

人は、2本の足で立っていて
自分で自分を支えている
泣いている自分を、慰める
怒っている自分を、なだめる
楽しい時は、ステップを踏んで
踊り出せるように
沈みこむ心と真反対の気持ちを
運んできて、
優しく優しく
風に吹かれなさい、と

寂しさは、なぜ生きているのかを
知るため
寂しさは、すべてに感謝するため



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