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時間というものは…

2015-10-10 | 詩を歩く
時間というものは、何だろう。
川の水には流路があるが、
それは川の水が液体であるからだ。
時間は空気の流れ、風のようなもの、
光の通り道のことでもある。
そして時間は心の中に堆積していくもの。
だから様々な色をしているし、
過去も未来も現在もひとつの鏡に
集められるもの。…

悲しみは悲しみを経た更なる喜びへ、
絶望は必ず希望へ変えられるのもそのせいだ。
時間は流転している。
心の空に旋回する鳥のようなもの、
心のなかに出会う大切なものを探している。
また時間は花である。心の中に咲く花である。
過ぎ去った昨日は、また明日の中に
大きな花を咲かせることができる。



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1 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
方丈記 (ミント)
2015-10-11 07:03:04
はじめまして。

「ゆく川の流れ」をしたためた鴨長明に通じるものがありますね。

人智ではあらがえない無常。
過去と未来を良き方向に導くのは自身の心がけ次第。

人が動いて何かが働きだす。
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