詩の現場

小林万利子/Arim 「詩のブログ」 詩をいつも目の前に
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街角の交差点の支点

2018-02-05 | フリー Poem
深い谷間に落ちていく夢を見るが
1度は通った方がいい道であると気づく
そこでなければ見つけられぬ花に会い
小動物の足跡に
ここを住み家とする命を見つけ
空虚な恐れを一つづつ
空に返していく

本当に恐れなければならないものは
平地に住む豊かな休息に生まれる
無自覚な隠蔽
明らかにされない平穏の影
隠されていく狂気
私は今どこに立っているか
街角の交差点の支点
いつも自分が始まりである場所に
立てばいい



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