アバンギャルド…という言葉が浮かび上がる。
清水東洋子の追悼句集「射撃音」。
清水晃氏の装丁の、今の時代に向けた衝撃的な美に、
胸を射抜かれる。
76歳で永眠された清水東洋子氏。
昭和を生きた人の言葉はかけがえがなく、重く輝く。
真赤なルージュの似合った人だという。
鋭い言語感覚と磨かれた美意識による展開に、
久しぶりにアバンギャルドな息吹きを頂いた。
・戦禍より逃れてきたる天の川
・歩き走り追いかけた秋の海
・海に雪降っていることつゆしらず
・薄氷の銃のカタチを陽に向ける
(清水東洋子「射撃音」より)
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清水晃氏の装丁の、今の時代に向けた衝撃的な美に、
胸を射抜かれる。
76歳で永眠された清水東洋子氏。
昭和を生きた人の言葉はかけがえがなく、重く輝く。
真赤なルージュの似合った人だという。
鋭い言語感覚と磨かれた美意識による展開に、
久しぶりにアバンギャルドな息吹きを頂いた。
・戦禍より逃れてきたる天の川
・歩き走り追いかけた秋の海
・海に雪降っていることつゆしらず
・薄氷の銃のカタチを陽に向ける
(清水東洋子「射撃音」より)
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