詩の現場

小林万利子/Arim 「詩のブログ」 詩をいつも目の前に
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夕焼けから

2012-12-09 | 詩を歩く
子供の頃は、よくきれいな夕焼けを見て、
学校から帰った。
友達と大きな声で、「夕焼け小焼け」の遊び歌や、
いろいろな夕焼けの歌を歌った。

高校生ぐらいになると、今度は一人で、
急坂を自転車で下りながら、
やはり、夕焼けを見て帰った。
そして、不思議に思った。

目を閉じてしまえば、
この美しい夕焼けは、何も見えない。
夕焼けは、無くなってしまう。
本当にあるものは、なんだろうと。
これは、詩の始まりだったのかもしれない。
科学にも、哲学にもなり得たかもしれない‥。

最近になって、ようやく、
気がついたことがある。

目を開けて見えるものも、
目を閉じて消えるものも、
どちらも本当なのだ、と。
みんなあるんだ、ということを実感する。



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