学校教育を考える

混迷する教育現場で,
日々奮闘していらっしゃる
真面目な先生方への
応援の意味を込めて書いています。

先生の評価

2005-09-27 | 教育
先生は,ものを教える人である。

生徒や保護者が先生をプラスに評価するとき,
「いい先生」「すごい先生」「立派な先生」などの言い方がある。

以下は私の勝手なイメージである。
ご容赦願いたい。

「いい先生」という場合,
親しみやすく,子どもの気持ちに寄り添ってくれる
人格円満な先生というイメージがある。

「すごい先生」という場合,
なにか尊敬すべき優れた業績や
何か特別な手腕をもっている先生というイメージがある。

「立派な先生」という場合,
人格高潔で,
子どものために献身的に働いてくれる先生というイメージがある。

ところが,教え方の上手な先生は,
「教え方のうまい先生」としか言いようがなく,
なにか「先生」にぴったり一言であてはまる形容詞や形容動詞が
私には見当たらないのである。

もし,ぴったりくる形容詞があったら,
教えていただきたい。

ひょっとすると,
先生は,ものを教える人なのに,
ものを教える,そのことの卓越性は,
一般には,あまり評価の対象になっていないのではないか。

それよりも,教える技術以外の人格的な側面や業績などで
評価されているのではないだろうか。

ものを教えるという職業上の技術に長けていても
それだけでは評価されないとすると,
教員というのは因果なものである。

私の勝手な思い込みである。
ご容赦願いたい。

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