学校教育を考える

混迷する教育現場で,
日々奮闘していらっしゃる
真面目な先生方への
応援の意味を込めて書いています。

学校教育の転換点

2011-03-30 | 教育
大震災及び原発の状態を教訓として,
学校教育の在り方も今後考えなおしていくべきであろう。

防災意識の涵養は勿論必要であるが,
すべてを失ってしまった状況のなかで,
生き抜くのに必要な知恵や知識は何かということを考え直し,
学校教育に生かしていかなければならない。

もちろん,電力消費の増加が前提条件であるデジタル化やICT化は,
学校教育にとって,もはや不要不急のものと心得るべきである。

さらに,冷暖房や照明の使用を前提とした校舎のつくり方も
今後,改めるべきであろう。

学校においても,かつてと比べ,
我々はあまりにも電力その他各種資源を消費し,
さらにその消費を当然のこととしてしまっている。

学校教育が,今までの方向性では立ちゆかない,
転換点にきたということを
今,しっかりと認識し,考え直すべき時である。