ひろの映画見たまま

映画にワクワク

「ヴィクトリア」、全編140分ワンカットで撮影した青春クライムストーリー

2016-09-05 17:41:26 | ドイツ映画
おすすめ度 ☆☆☆★

PG12 

スペインから単身やってきた若い女性ビクトリア。

ディスコで踊って、外に出たら、4人組の若い男性グループに絡まれるも、その中の一人が英語が話せるので、意気投合。

勤め先のカフェバーで、ピアノを弾いたり、打ち解ける。

一端男は帰るが、グループの一人が裏社会の人物の頼みを引き受けることに。

そこから、銀行強盗に巻き込まれ、アバンチュール。

140分。カメラは回りっぱなし。

当然、ビクトリアを演じるライアコスタは、出ずっぱり。

まあ、大変な作業であることには違いない。

前半は、男と女の甘酸っぱい恋愛模様が繰り広げられるが、この辺は変化に乏しいので、飽きがくるかもしれない。

だが、後半は、サスペンス満載で、何しろ、素人故、ドジることが多くパニック状態。

まあ、こんな展開実際にはありえないが、話は面白い。

ベルリンの夜の2時間余。

それなりに街の風景や、ホテル、マンションの屋上など、状景も豊富。

2015年ベルリン国際映画祭で最優秀芸術貢献賞を受賞、ドイツ映画祭でも作品賞をはじめ6冠に輝いたのもうなずける。



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