やはり、この広大な大地を馬で駆け抜ける姿は、アメリカ西部が一番だ。
これぞ西部劇の傑作が久しぶりに登場した。
話は、14歳の少女の殺された父の仇討ちだが、そう簡単ではない。
ストーリーの素晴らしさもさりながら、
14歳の少女と、彼女に頼まれて助っ人をかってでる男の人物像が素晴らしく
それを演じる少女役のヘイリースタインフェルドと、保安官のジェフブリッジス。
勝ち気で大人をも言い負かせ、命を懸けて父の仇を全うする西部の女。
大酒のみだが、その仕事は冷静沈着、命をとしての使命感の保安官。
ほかにテキサスレンジャーも加わるが、西部男と女の心意気が見るものをうならせる。
実はこの映画、リメイクなのだが、まったく新しい西部劇といえよう。
また悪役も結構な悪者で、いろいろ仕掛けてくる。
最後に少女が絶体絶命になる場面もあって、それが、ラストへと展開する。
成人した少女を見せるのも乙なものだ。