おすすめ度 ☆☆☆★
2001年作品。
日本アカデミー賞で、監督、脚本、主演男優、助演男優、助演女優賞受賞。
原作は金城一紀の直木賞受賞作「GO」。監督は、昨年の釜山映画祭で国際批評家連盟賞を受賞した「ひまわり」の行定勲。脚本はTV「池袋ウエストゲートパーク」の宮藤官九郎。
高校3年の杉原の国籍は韓国だが、普段はまったく気にしない。桜井という少女とつきあうようになり、いつか自分の国籍を告白しなくてはならないと思っていたある日、同じ国籍をもつ親友に悲劇が起こる。
青春を突っ走る窪塚洋介の演技が素晴らしい。
在日という、今も残る差別(撮影当時はもっとひどかった)を、一人の若者の叫びとして描いた傑作。
わき役陣の、父親山崎努、母親の大竹しのぶ、恋人役の柴咲コウをはじめ、友人たちと熱演。
Unext鑑賞