ひろの映画見たまま

映画にワクワク

「ベル・カント とらわれのアリア」、ジュリアン・ムーア、渡辺謙、加瀬亮ら日米の豪華俳優陣!

2020-07-15 09:55:01 | アメリカ映画

おすすめ度 ☆☆☆★

1996年ペルーで起きた、日本大使公邸占拠事件に着想を得たアン・パチェット原作のベストセラー小説を映画化。

ソプラノ歌手を導入したことで、物語に膨らみが。

そのソプラノ歌手を、ジュリアンムーアが演じ、相手役の工場経営者ホソカワを渡辺謙が演じ、日米合作の重みが。

さらに、通訳を加瀬亮が演じ、彼がテロリストの女性に恋をするという、奇想天外なストーリー。

そのため、テロ事件とラブアフェアの両立という、面白い出来に。

まあ、ラストは悲劇に終わるが、テロを賛美するわけにもいかず、やむを得ぬ展開。

テロの恐怖もしっかり描かれており、テロリストに少年たちが参加していて、当地の貧困がうかがえる。

この事件そのものがすでに風化しつつあり、このような映画が作られるのは、いいことだ。

 


コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 「野獣処刑人 ザ・ブロンソ... | トップ | 『童心 重松清原作「愛妻日記... »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

アメリカ映画」カテゴリの最新記事