ひろの映画見たまま

映画にワクワク

「わたしは最悪。」、人生は選択、時々運命!

2023-02-06 20:35:54 | ヨーロッパ映画

おすすめ度 ☆☆☆★

ノルウェー・フランス・スウェーデン・デンマーク合作  R15+

2021年・第74回カンヌ国際映画祭コンペティション部門で女優賞を受賞、2022年・第94回アカデミー賞では国際長編映画賞と脚本賞の2部門にノミネートされた異色の恋愛ドラマ。

ユリヤ(レナーテ・レインスヴェ)は30歳の節目を迎えたもののなかなか人生の方向性が定まらず、自分の才能をいくつも無駄にしてきたような気がしていた。グラフィックノベル作家である年上の恋人アクセル(アンデルシュ・ダニエルセン・リー)から家庭を持ちたいとアピールされればされるほど気乗りしない。そんなある夜、招待されていないパーティーに紛れ込んだユリヤは、若くて魅力的なアイヴィン(ハーバート・ノードラム)と出会う。ユリヤはアクセルと別れ、新たな恋愛をし、新たな道を見つけようとするが……。

ユリアは、一緒に生活できないと別れた男が、がんにかかったと知ると、気にかけたり、望まない妊娠で悩んだり、気まま放題だが、何か憎めない。

北欧のおおらかな性愛描写は、好き嫌いはあるが、これも愛の表現。

私以外は、ストップした街中を走る主人公は、なぜか生き生き。

ちょっと風変わりな人生譚。

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「小説家を見つけたら」、人生はこんなに美しい!

2023-02-06 17:03:51 | アメリカ映画

おすすめ度 ☆☆☆★

NHK BS プレミアム 鑑賞  2000年製作

人知れず隠遁生活を送るショーン・コネリー演じる幻の伝説的作家フォレスターと優れた文才を内に秘めた青年ジャマールとの運命的な出会いと心の交流を描いたドラマ。少年の成長と老人の再生が優しいタッチで描かれていて、フォレスターとジャマールの世代を超えた友情の芽生えは見ていてとてもあたたかい気持ちになる。

NYのブロンクス。黒人の高校生ジャマール・ウォレス(ロブ・ブラウン)は、プロのバスケットボール選手を夢見つつも、実は大変な文学少年。そんな彼が、アパートの部屋に引きこもっている謎の老人と知り合う。彼は40年前にピュリツァー賞に輝いた処女作一冊だけを残して文壇から消えた幻の小説家、ウィリアム・フォレスター(ショーン・コネリー)だった。二人の間にはやがて師弟関係のような友情が生まれ、ジャマールは文学の才能を開花し、フォレスターは長年閉ざされていた心を開いていく。

青年を演じるロブ・ブラウンも好演だが、ショーン・コネリーの存在感は半端ない。

マット・デイモンが、ラストにちょっと顔を出すのが愛嬌。

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