ひろの映画見たまま

映画にワクワク

「ヘレディタリー 継承」、家族を襲うオカルト?

2019-04-23 17:23:37 | アメリカ映画

おすすめ度 ☆☆★

オカルト映画好き ☆☆☆★

PG12

映画批評集積サイトのRotten Tomatoesには257件のレビューがあり、批評家支持率は89%、平均点は10点満点で8.2点となっている。

だが、淡々と話が進む前半は、やや退屈。ここで、離れると置いてきぼりにされる。

家長である祖母の死をきっかけに、さまざまな恐怖に見舞われる一家を描いたホラー。

前半のクライマックスは、妹チャーリーの死だ。

高校生の兄ピーターが親友のパーティに参加するのに、妹を連れていく。もともとこの妹容姿共に不気味で、アレルギーで苦しみだし、急遽病院へ連れていく途中、苦しいと顔を外に出し、それがもとで事故る。おかげで、妹は、首と胴体が離れ、首が道路に転がる。その不気味さは確かにすごい。その前に鳥の首を切るシーンがあるが、ショック。

後半は、まさにオカルトで、自ら机に顔を打ち付け血だらけになる兄、妻のアニーは、もともと精神異常で、オカルトに取りつかれ、夫を同行する。

アニーは、ミニチュア作家で、そのミニチュアが、本物の家とつながって、どこか不自然。いたるところに仕掛けがあって、好事家には、たまらない設計。

ラストは、オカルトの儀式で、まさに宗教がかっている。

 

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