ひろの映画見たまま

映画にワクワク

「モリのいる場所」、熊谷守一、晩年の一日!

2018-05-28 16:45:36 | 日本映画

おすすめ度 ☆☆☆★ (劇場鑑賞)

熊谷守一は、明治から昭和にかけて活躍した画家。主として風景画(裸婦像も)。

青木繁らと同世代だが、長生きしている。

76歳で脳卒中を患い、外に出なくなった。

晩年20年間は、30坪もない鬱蒼とした自宅の庭で過ごしたという。

本映画は、その晩年(94歳)の一日を、描いた作品。

実に動きのない、自然を愛する画家の晩年の姿。

だが、連れ添った妻とのやり取りの面白さ。仙人の域に達している。

物語を面白くするため、さまざまなエピソードを一日に収めている。

ドリフターズとか、宇宙とか、監督の趣味も入っている。

守一に山崎努、その妻を樹木希林が、枯れた夫婦を好演。

監督は、「横道世之介」の沖田修一。

虫とか、魚とか、爬虫類、草木とか、自然がクローズアップされている。

現在、その庭は壊され、熊谷守一美術館となっている。

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

NHK朝ドラ「半分、青い」、佳境に入る!

2018-05-28 08:51:50 | ドラマ

「半分、青い」は第九週に入り、いよいよこれからだ。

主人公の鈴愛が、漫画家の卵として出発。

そこで、漫画家の秋風に出あう。

その秋風を演じる豊川悦司の存在感が半端でない。

今回のドラマは、オリジナルで時代ものを感じさせない、つくりになっている。

主人公を演じる永野芽郁の天真爛漫的オーラが、程よく出ていて、ドラマを面白くしている。

片耳が聞こえないらしいが、ドラマの最中はあまり気にならない。

北川悦吏子氏の活躍に期待!

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする