ひろの映画見たまま

映画にワクワク

「湯を沸かすほどの熱い愛」、銭湯の女将の死の前の大奮闘!

2016-11-12 18:30:57 | 日本映画

おすすめ度 ☆☆☆☆

宮沢りえ好き ☆☆☆☆★

宮沢りえ渾身の映画です。

「湯を沸かすほどの愛」を持った女。 銭湯が舞台のシリアスコメディ。

末期がんで余命宣告を受けてからの奮闘。

でも、病気物の暗さはない。なにしろ、人に愛を与えるのだから。

中野量太監督の商業映画デビュー作。脚本も担当、練りに練った展開にうならされる。

そこここにちりばめた予告がうまく回収される見事さ。

強引なラストも、ファンタジーとしてとらえれば納得の出来。

前半は、娘(血のつながりはない)のいじめ問題。

徹底して戦ういことを要求、そして出てきた娘の奇策。

その後のフォローがうれしい。

もう一人の夫の連れ子。

この子がかわいい。

母を求めてアパートに帰るのだが、家族の温かさを知る。

エピソードを書き連ねてもきりがない。

それほど、語りたくなる映画。

素晴らしい。

役者陣も、好演のオンパレード。


コメント
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