ひろの映画見たまま

映画にワクワク

「太陽のめざめ」、不良少年の更生物語

2016-09-23 17:53:19 | フランス映画

 

おすすめ度 ☆☆☆★

R15+

母親に置き去りにされた6歳の少年マロニー。

矯正施設に入って、10年。問題を起こし、判事のすすめで、教育係ヤンの指導を受ける。

少年は、常に問題児。

すぐ切れる。

そんな少年も自分を捨てた母を慕う。さらに弟にも目をかける。基本は優しいのだ。

が、愛無くして育ったゆえに、施設ではいじめっ子だらけ。

だが、クラブで出会ったテスといい仲になる。

やがて、テスが妊娠。

養護施設にいる弟とクリスマスをと車を盗んで運転するうちに交通事故。

そしてついに、刑務所行きに。

だが、判決は温情のあるものだった。

この映画のすぐれているのは、マロニーを演じるロッド・パラド。オーディションで選抜されたが、その切れっぷりと愛に飢えた演技が素晴らしい。セザール賞を受けたのもうなずける。

一方、判事を演じたベテラン、カトリーヌドヌーブ、まさしく彼女無くしてはこれほど盛り上がらなかっただろう。

愛無くして育った少年が愛を得るという、今日的テーマはうなずける。


 

 

 




 

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「アクトオブウォー」、第二次大戦下のハンガリー、ユダヤ人レジスタンスがいた

2016-09-23 10:20:18 | イギリス映画

おすすめ度 ☆☆★

劇場未公開 劇場公開するには地味な映画

実話だそうで、アメリカ人の少年がおじいちゃんに真の英雄について話を聞くという展開。

ハンガリーでは、ナチスのユダヤ狩りは、ゆるく、

重労働をさせられていた青年が、妻の病でユダヤ人としてひどい扱いを受け、妻の妹が逮捕、収容所へ送られたことから抵抗運動に参加。ドイツ兵をやっつけるという話。

ドイツの将校に成りすまし、奮闘したり、市街戦では指揮を執り、敵をやっつけたり。

ユダヤ側の英雄だ。

1940年代前半の戦争に興味のある人にはいいかも。

 

 

 

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