おすすめ度 ☆☆☆
1978年に実際に起きた少女誘拐事件を描いたサスペンス。
誘拐事件というと、日本映画「64」を思わせるが、全く手法が異なる韓国版。
道士の存在。占い師として紹介されているが、道教を信仰し、修行。占いもするという。
映画では、、道士がなにか不思議な現象で突き動かされる様が描かれている。(この辺は我々には不可解)
最初、馬鹿にしていた刑事がだんだん、道士を信じるようになり、たしかにそれが、事件解決への道となる。
一方で、警察署内での主導権争いなど、日本と同様なものだなと考えさせられる。
キム·ユンソク(刑事)、ユ·ヘジン(道士)のベテランが、渋い演技で圧巻だ。
監督は、「友へ チング」のクァク・キョンテク。
二人の主人公は実在しており、最後に写真も出てきます。
実話ものだけに、韓国独特のえげつなさは控えめです。