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絵本の話を中心に、好きなもの、想うことなど。

天の火をぬすんだウサギ他

2012-11-17 18:49:41 | ひらきよみ(読み聞かせ)

昨日は6年生のクラスでの「読み聞かせ」でした。

rが6年だったときと同じクラス=教室で、担任の先生も、なんだか似たタイプ
(元気がいい感じの背の高い女の先生)だったので、とても懐かしい気持ちに
なっていました。
教室で、娘が居るところで、「読み聞かせ」した最後は、もう4年も前のことなんですね。

あの時の教室も、元気がいい子が多かったけど、昨日の6年生も負けていない
感じでしたね・笑
そんな中、最初にこの絵本を読みました。



図書館の棚で見つけました。北米インディアンの火にまつわる
伝説が元になったお話とのことでした。

動物の中で、一番のいたずらものであることから、火をとってくる役に
抜擢されたウサギ。うまく言いくるめて、火を盗むことに成功し、
リレー方式で、動物たちが自分たちの住む森まで火を運びます。
その途中で、なぜリスのしっぽが丸くなったかとか、なぜカラスは黒いのか、とか
シカのしっぽははじめは長かったとか、が組み込まれているところが
おもしろいなあと思いました。

ちょっと「ふざけモード」に入りそうだった6年男子も、話が始まると
真剣に聞きいってくれました。

2冊目は、先週も読んだこの本の中から「おちば」と「クリスマス・イブ」を。



2年生の教科書に「てがみ」が載っていたことを覚えている子も
たくさんいて‥でも、どっちがかえるくんで、どっちががまくんか
覚えている?って訊いてみたのですが‥反応は薄かったです・笑

でも、先週の1年生より、ずっとずっと楽しん聞いているのがわかりました。

かえるくんとがまくんはユーモラスだし、文章もやさしいのですが、
気持ちの機微を読みとるのは、やっぱり1年生では難しいかなと感じましたので、
6年生くらいだったら、風が落ち葉を散らした、の後の、二人の反応に
素直に笑うことができたり、しあわせな気持ちでベッドに入ったことの
その「しあわせ」の部分まで、想像することもできますよね、たぶん。

クリスマス・イブの話は、先生が一番喜んで聞いていてくれた気がします。
なかなか来ないかえるくんに、なにかおこったんじゃないか、と
妄想にかられたがまくんが、助けにいくために、いろんな道具を用意するところに
友情を感じます。いい話です。

次回は、12月、2年生のクラスです。
時期的にクリスマス絵本ですねー。



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