図書館で偶然見つけた文庫本。
宮澤賢治が、親友の女学校教師、藤原嘉藤治から不思議な話を
聞いたり、彼を通して持ちかけられた相談に応えるために
「探偵」まがいの捜査をし、万事上手く解決してゆくという
短編が3つ収められていました。
最初のはなしは、賢治が書いた童話「月夜のでんしんばしら」
のように、電柱が歩くのを見た!という人が現れるというもの。
文学だけではなく、科学にも強い賢治は仮設を立て、それが
何ゆえそう見えたのかを立証してゆきます。
どの話も、事件が解決していく面白さだけではなく、その土地
に住む人々の暮らしや心情に深く寄り添っていることにココロ
打たれます。
宮沢賢治という人は、自分にとても厳しい人で、常に俯いて
いるような(勝手な)イメージがありましたが、この本の中の
賢治は、とても行動的で、笑顔が似合う愉快な人だったので、
なんだか安心しました(笑)。
探偵ものって、ほんとにときめきます笑。大好き。
余談中の余談ですが、名探偵コナンもずっとずっと観続けて
いまして(現在もTV録画して観ています)。でも劇場版が公開
されてすぐに、映画館で観るのはこのたびが初めてでした。
昨日ひとりで観てきましたが、楽しいひとときでした。
わかっていても、コナンが「らーーーーーんっ!!」って叫ぶと
うるっとせつなくなりますね~(笑)。
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