帰省旅行から戻って1週間、京都への旅行からは10日以上もたってしまいましたが、やっと8月13日のことを書く時間ができました。
今回の京都旅行は、帰省中の楽しみとして義母&義妹が計画してくれたのですが、私にとっては願ってもない嬉しい旅行でした。前々からの、修学旅行以来の京都の街を歩いてみたいという漠然した思いに加えて、ブログを通して知り合った京都の方と、もしかしたら、いつの日か京都で会えるかも、という気持ちが膨らんでいたからなのでした。
図々しいなあと思いつつも、今回を逃したら、いつ行かれるかわからないので、思いきってその方、「このはなみ★録」このはなさん に連絡をとってみたところ、なんとも嬉しいお返事を頂いて‥。13日の昼過ぎに宿泊先のホテルまで迎えに来てくださることにもなったのです。
13日の、約束した時間までのワクワクとどきどきは、なんと言ったらいいのでしょう。ずっとずっと昔のデート前夜のようでした(笑)。
このはなさんとは、私がブログを始めてすぐの頃にコメントのやり取りをさせて頂いて‥たしか、その最初は、谷川俊太郎文、長新太絵の『わたし』だったと思うですが‥しだいに、年齢が近いことなども知ったし、昨年9月の夫の写真展の際、その記事を載せようかどうか迷っていて、結局は実行した私にとても暖かい言葉をくれたのもこのはなさんで‥ブログを通して、このはなさんの存在を知ったことで、京都という街に親しみを覚えはじめた自分を感じてました(天気予報さえも、なんだか気になったりして‥)。
遠くて近い存在のブログ友だちと会う、というのは、なんとも不思議な気持ちです。なにしろ、この1年間のこと、実際に顔を合わせている人たちよりも、ずっと詳しく知っているのに、互いの顔は知らないのですから。
このはなさんは、想像していた通りの京美人でした。柔らかい話し言葉とこころつかい、同年代として見習わなくては‥です。ただひとつ意外な気がしたのは、自分が勝手にロングヘアだと思い込んでいたところ。以前、着物をお召しになった後ろ姿の写真を見ていたせいか、髪をアップにしている、そんなイメージがあったのですね。
ホテルに迎えに来てもらった上に、なんとお休みのご主人が、「ペンネンネネム」まで、車で送ってくれたのです。ほんとに何から何までお世話になってるくせに、車に乗ってるときの私、ほとんど緊張してなかったんです。図々しいなあと思いながらも、結構リラックスしている自分がなんだかおかしかった‥。
絵本ブログで知り合った絵本好きの友(しかも京美人)。ペンネンネネムに居る状況で、これほど完璧な設定はないなあと、お店の中で思ってました。
お昼ごはんを食べおわった頃、気がついたら雨が降ってきたのです。お店の縁側から小さいお庭が見えるのですが、そこから仰ぎ見た空はたしかにグレーで、さらさらと雨が落ちてきているのですが、ひょっとしたら、このお店ならではの演出なのでは?と思ってみたくなるくらい、その場に雨が似合っていました。
思わぬ足どめとなってしまった雨ですが、濡れるのを覚悟で外に出てみたら、いつ間にか上がっていて‥確かにお店を出るまでは降っていたはずなのに、あの路地を歩いている間に雲が流れていったのでしょうか。そんな不思議と、思わぬ長居となってしまったお店の中でのおしゃべりは、ほんとに楽しい時間でした。その後の観光を忘れて、ずっとずっとお話していたいという気持ちでいっぱいでした。(でも観光ももちろんしたい)
その後タクシーに乗って向かったのは、八坂神社。このはなさんは、そこでお宮参りをしたそうです。生粋の京都の女(ひと)なんだなあと、そんなところでも、感激していた私でした。
途中、雨が入ってしまったせいで、ホテルに帰る約束の時間が近づき、清水寺へのお参りは、お店にも入らず、お茶もカキ氷も食べず、ひたすら歩いていました。(今思えば、あんなにがんばらず、どこかで休んでもよかったのにと苦笑がでるほど‥)
大抵の人が修学旅行では行っていると思われる清水寺。中学、高校の2度の旅行で行ったにもかかわらず、そこへは行ったことがありませんでした。ひたすらゆるい石段をのぼって、蒸し暑い空気に包まれて‥でも、あの大舞台へ着いたときは、清々しい感動を味わいました。来てよかった、と思いました。緑の輝きが違ってみえましたね‥。
ペンネンネネムの店内の様子、京都市内の写真、ぜひ撮って何枚か載せたかったのですが、愛用のデジ君を、別行動の娘に貸してしまったのです。しかたないから、ないよりましと、フィルム付きカメラを買って歩いてうちに、その写真をプリントして、13日の分だけのアルバムを作ることを思いつきました。そしたら、急にデジカメがないことが気にならなくなってきて、うきうき気分倍増でした。(ただアルバムがいつできあがるかはわかりませんが)
そんなアルバム作りまで思い立って、うきうきして。昔から知っていた友のように、このはなさんとおしゃべりして、街を歩いて、お寺に行って。姿かたちは無理があるとは思いますが(笑)、気持ちはまるで女学生でした、13日に京都にいたわたし。
このはなさん、ほんとに、どうもありがとう。また遊びに行きますね。
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気分は女子学生ですよね。
清水寺、なつかしいなあ。
学生のころ、あの坂にあるお店でバイトをしていました。
だから、あの界隈はよく歩きましたよ。
陶芸をやってる人たちと知り合って、お酒を飲みながらいろんな話をして、ささやかな青春の1ページです。
京都って、本当に不思議な魅力に満ちた町ですね。
その節は、遠いところを来て頂いて、不思議な出会いに感激の時を過ごさせていただきました。忘れられない日です。
どんなこと話そうか、どこをどう回ろうかお会いする直前まで頭の中をいろんな思いがグルグルまわっていました。そのわりに、今思うと、当日の情報で逆周りを選択した方がよかったと猛反省。。。
時間的に茶店も閉まってて、立ち寄る喫茶店もなくバスを待ちましたものね。ちょっときつかったです、すみません。
せっかくの京都、rucaさんのよい思い出になったか心配してました。
これに懲りずにどうぞまた、来てくださいね。京都にいる女性はみな、京美人ですもの。
すてきな京都を過ごされたようですね。
しかも、デート前夜のようなワクワクとドキドキ。いいですね~。rucaさんのそんな気持ちがすごく伝わってきました。
私も京都に行きたい!
いくら下調べをしていても、あのお店に旅人だけでたどりつくのは大変そう・・・と思っていたのです。素敵な案内人とご一緒だったのですね。
私もネットで仲良くなったお友達と待ち合わせをしてお会いしたことが何度かあります。その日、初めて会ったのに、昔からの友人のように、話がはずんではずんで・・・
ネットに感謝♪
いつかrucaさんともどこかでお会いできるとうれしいなぁ。
清水寺近くでアルバイト!なんだか素敵ですね~。
活気があって、伝統もあって、観光のお客さんも
地元の人もたくさん歩いていて‥。
次に京都に行く機会があったら、また清水寺へ行って
みたいなあと思っています。その日、別コースで
金閣寺に行った娘も、行ってみたいと言っているし。
女学生気分‥。わかってもらえて嬉しいです。
でも、女学生って書いてること自体、もう「女学生」
ではないですよね(笑)。
そういえば、昔、大学生の頃、軽井沢の民宿でアルバイト
したことありましたあ。清水に対抗できるバイト先と
して軽井沢だったどうでしょう??
書かせていただきました、13日のこと。
あのワクワク・ドキドキを忘れないうちに、残して
おきたかったんですが‥。
また落ち着いて読み返してみると、ほんとに
私は図々しいですね、どこまでも。
このはなさんと会って、話ができるだけでもと
言ってたくせに、観光案内までしてもらって。
ほんとに嘘じゃなくて、暑いのも、お店が閉まっていた
のもちっとも苦になりませんでした。このはなさんが
「猛反省」することなどひとつもないです。
ちょっと後から思ったのは、あのバス亭の近くの
コンビニに入ってみればよかったなあということ。
地元のスーパーマーケットとかに行くの、好きなんです。
‥‥ ‥‥ ‥‥
懲りずにまた、機会があったら会ってくださいね。
ブログでのおしゃべりも楽しいけど、ほんとの
おしゃべりは、さらに楽しかったです。
帰省前に、すごく楽しみしていたのは、この13日の
京都での「デート」があったからなんです。
いい年してって、感じですが、ほんとに楽しい半日
でした。
おかしかったのが、お互いの母が(私の方は義母ですが)
「インターネットで知り合った人と会うなんて‥」と
心配していたことでした。
ネット友だちと会うのは、二度目だったのですが、
そのときは、近くに住んでいる方だったので、今回の
京都ほどには、ワクワク・ドキドキはしなかった
ような‥。
ただ、初めて会うのに、いきなり話のテンションが
上がってしまうのには驚きました(笑)。
kayoさんとも、いつかお会いできたら嬉しいです。
そうそう、昨日書店で、kayoさんの本を、娘に
教えました。「へえー、ママこの人と友だちなの
すごーい!!」と感心してくれました。
「すごいのはママじゃなくって、このkayoさんだし、
友だちっていっても会ったことないんだよ」と
話したばかりです。
もし、来年もお盆の時期に、奈良で「えほん展」が
あったら、行かれるかもしれないなあと、密かに
計画(?)しています。