7月は一度も映画館へ行かず‥『怪物』以来
観たい映画が見つからず‥@WOWOW で4本観ました。
原題: Trouble with the Curve(←映画観たあとだとすごく納得)
特別クリント・イーストウッドが好きなわけではないのに、
なんか気が付くと、おじーさんになってからの
彼主演、彼監督の映画をよく観ているように思えるのは
気のせいなのかー。それとも、老いてゆく、あるいは
老いてしまっても尚、何かにこだわる人生を見てみたいのかー。
メジャーリーグの伝説的なスカウトマンと、長年確執を重ねた
娘との関係修復が、そうだよね、こうなるよねと思う通りの
展開で、でもハッピーエンドだったのがよかったです。
覚書
2004 ミリオンダラー・ベイビー
2008 グラン・トリノ
2009 インビクタス(出演なし)
2012 人生の特等席
2016 ハドソン川の奇跡(出演なし)
2018 運び屋
2021 クライ・マッチョ
映画館で一度予告を観て‥西島さん出てるなら
ぜひ観たいなーと思ってて。
早々に@WOWOW で放映されたので、録画して観た
のですが‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥
久しぶりに挫折、というか、もうここでやめてしまおうか
と(何度も)なりました。
やめずに全部観終えたのは、こんなセカイにほんとに
この方たちは、「グッバイ」が出来たのか!が知りたかったから。
どんどん人が殺されてしまう映画でも、『ブレット・トレイン』
のような軽快さがないせいか、グロく重く感じられてそれが
辛かったのだと思いました。
余談ですが、監督の大森立嗣さんと、悪に染まった刑事役の
大森南朋さんはご兄弟なんですって。知らなかったーー。
2021年に原作を読んでいたので、映画化されたと知って
映画館で観るつもりでしたが、短い期間で、気が付いたら
終わっていて‥でも早くも@wowow に登場。
夢中で読んで、湿地に住む人たちとか生き物に思いを馳せた
のに、肝心のチェイスの真相はなかなか思い出させず。
でも、映画を観ているうちに、(映画の)カイアへの
違和感が薄れると同時に、チェイスとのあれこれも、色々と
思い出すことができ、観終わったときに流れる
テイラー・スイフトの主題歌がとても染み入りました。
(原作と映画とでは、真相に迫る描き方と、テイトが最後に
辿り着く、カイアの秘密が少し違っていたけれど、映像的
にはその方がわかりやすかったかなと思いました)
オリジナルのタイトルは Where the Crawdads Sing
「鳴く」ではなくって「sing 歌う」なんですね‥。
ソングライターであり歌手である福山さんより、
俳優としての福山さんの方がいいなあと思うのですが、
今回気が付いたのは、ガリレオシリーズの湯川博士役の
福山さんが好きなのだということ。
警察が行き詰まってしまった事件解決の糸口を、えー
こんなところから?!という角度で見つけ出し、そして
するすると解き始める‥んん?何かに似ている?と
思ってたら、名探偵コナンくんと一緒ですよね。
そう、私はやはりああいう感じが好きなのだと再確認。
それと柴咲コウさんも好きなのです。
7月はずっと楽しみにしていた、マティス展@東京都美術館へ。
マティスの作品はどれも本当に好きなのですが、今回感銘を
受けたのは、初めて観た3章にある「背中Ⅰ‐Ⅳ」という彫刻作品。
20年という時間をかけて等身大の女性の背中が4点製作されて
いて‥それを観ていると、最後に切り紙作品に辿り着いたのが
なんとなくわかるような気がしました。
そして、近頃の展覧会は観終わった後にグッズを見るのも
楽しみの一つですが、マティス展のもかなり充実してました。
他にも、7月は、高校時代の友達に久しぶりに会ったり、
娘のピアノ発表会があったり、久しぶりに清澄白河や表参道へ
行ったりもして、なかなか充実してました。
最後の週には早起きして6日連続で、3つの瓶の梅を干しました。