20年前、30年前のことは、思い出せるのに、
昨日のゆうごはんに何食べたのか、思い出せない。
こういうことって、ほんとにあるのかな、と、疑ってたことが
すでに懐かしい‥?
私も、そこまでではないけれど、グレーのソックスの行方が
わからないままだったり、同じことを、同じ人に、初めて話すみたいに
嬉々として伝えそうになったり。
あぶないあぶない、って感じです。
それでも、
昨日の夕ご飯は忘れたっていいから、私は、20年前の風の匂いや
大学へ通う電車でめくった本のページの感触や、どきどきしながら
電話の呼び出し口で待ったことや、25年前の、結婚式の前の夜に
家族で食べたお寿司のことを覚えていたいなあと思います。
わたし、両親の銀婚式のお祝いに、ペアの腕時計をプレゼント
したのです。(えらかったな、当時のわたし‥笑)
そのときの、両親と、今の私の状況が同じって、まったく信じられません。
気持ち的には、当時の両親より、あの時の自分に、今の自分も
まだ近いところに居るような気がしているけど、
そう思っているのは自分だけなのかなーとも思ったり。
とにかく、明日で、結婚式から25年です。
あの時、披露パーティに来てくださった方、どうもありがとうございます。
お義父さんをはじめ、わが父も、大好きだった叔母さんたちも、天に昇って
しまったけれど、わたしたちはとても健やかに暮らしています。