Linkman#41  乱読の後始末

-乱読、精読、積読-

書籍に触発されて「思考と空想」は、知の荒野を駆け巡るのか…

エントロピーアセスメント入門   足立芳寛(Ohmsha刊)

2009年12月26日 | 本と雑誌

Hitorigaten

 地球温暖化対策に関して、「先進国と途上国」、「北と南」、「エネルギー消費大国と小国」等々、対立軸が玉虫色に変化し、それぞれ自国の経済的な利益のみ声高に主張し、実質的なスタートは未だ切れない状況が続く…
 地球誕生から46億年、ホモサピエンス誕生から10万年、化石燃料利用増加から100年という時間の尺度から考えると、地球へのエネルギー放出はやはり異常事態なのだろう…
 「エントロピー」という概念に立って地球及び人類(ホモサピエンス)を俯瞰すると、大脳前頭葉が異常発達した生物は、地球環境にとって究極のContaminationなのだろうか…

○エントロピー(Entropy):物の秩序だった状態の程度を表す指標
○乱雑さ:エントロピーが高い →エネルギーの利用可能割合が小さく、利用しにくい
○「孤立形の状態の変化はエントロピーが増大する方向で起こる」 
 →エントロピー増大の法則
 →閉じた一つの系内のエネルギーの質に必ず低下
○エントロピー原理:再生利用には限界があるということ
○PDCAサイクル:Plam →Do →Check →Act
○地球温暖化係数: CO2:1、メタン:24.5、フロン:10,000

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