中小企業診断士 地域活性化伝道師のブログ

地域活性化を目指すプロフェッショナル人材をリンクさせイノベーションを目指す中小企業診断士、地域活性化伝道師です。 

人材不足であれば機械化・IT化へ投資していますか??

2018年01月16日 05時01分25秒 | 2017年版「中小企業白書」
おはようございます。株式会社リンクアンドイノベーション 中小企業診断士 地域活性化伝道師の長岡力(ながおかつとむ)です。

昨日は2017年版「中小企業白書」542ページ「コラム2-4-3⑥図 兼業・副業による中核人材の確保について実施困難・無関心の理由」をみましたが、今日は544ページ「第2-4-54図 経常利益の実績別に見た、人材不足企業の企業価値維持・向上のための取組」をみます。

下図から全体の人材の過不足感について、「中核人材も労働人材も不足している」と回答した企業について、企業価値の維持・向上のための取組の実施状況を経常利益の実績別に見ると、製造業・非製造業の別なく、総じて増益傾向にある企業の実施割合が減益傾向の企業の実施割合を上回っており、特に機械化・IT 導入の取組においてその差が顕著であることが分かります。

この結果について白書は、もちろん、これは増益傾向にあるからこそこのような投資余力があるということでもあり、業績との因果関係を示すものではないが、人材が不足している中でも増益傾向にある企業は、バックオフィスやフロントオフィスへの IT 導入、省力化や作業負担軽減のための機械化や、能力開発による一人当たりの生産性向上といった取組を行い、利益を確保し、生産性の維持・向上を図っている可能性が示唆される、とあります。

人材不足に見舞われている中小企業は、機械化・IT化できるところがないか業務を見直すことが求められる、ということですね!!

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兼業・副業を受け入れられない理由とは??

2018年01月15日 04時32分09秒 | 2017年版「中小企業白書」
おはようございます。株式会社リンクアンドイノベーション 中小企業診断士 地域活性化伝道師の長岡力(ながおかつとむ)です。

昨日は2017年版「中小企業白書」542ページ「コラム2-4-3⑤図 兼業・副業による中核人材の確保を実施・検討する理由」をみましたが、今日は544ページ「コラム2-4-3⑥図 兼業・副業による中核人材の確保について実施困難・無関心の理由」をみます。

下図から兼業・副業により中核人材を雇用することは難しい、あるいは関心はないとした理由について見ると、「既存の従業員との公平性の確保や摩擦の軽減が困難」、「社会保険・時間外労働等の労務管理が複雑化」が上位にあることが分かります。

この結果について白書は、特に「関心はあるが、雇用は難しい」とした企業においては、兼業・副業により外部から優秀な人材を確保することに関心はありつつも、それにより自社に既にいる従業員にも兼業・副業を許容する・しないで不公平感が生じること、マネジメントの複雑化が懸念されていることが推察される、とあります。

業種業態によって兼業・副業の実施の可否、さらには受入の是非が問われると言うことですね。言うなれば傭兵や外人部隊ですので、十分に整備しないと受け入れては行けないということですね!!

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兼業・副業で人材を確保すると副次的な効果が期待できる!!

2018年01月14日 05時31分26秒 | 2017年版「中小企業白書」
おはようございます。株式会社リンクアンドイノベーション 中小企業診断士 地域活性化伝道師の長岡力(ながおかつとむ)です。

昨日は2017年版「中小企業白書」539ページ「コラム2-4-3③図 中小企業における兼業・副業による中核人材の確保の実施・検討状況」をみましたが、今日は542ページ「コラム2-4-3⑤図 兼業・副業による中核人材の確保を実施・検討する理由」をみます。

下図から雇用状況の別に兼業・副業により中核人材を確保する理由について確認すると、雇用中の企業においては「必要な業務領域の人材確保」が最も高く 62.4%となっており、次いで「優秀な人材の確保」が 47.1%となっていることが分かります。

この結果について白書は、 検討中の企業においては「優秀な人材の確保」が最も高く 58.5%となっているほか、「新しいノウハウ・コネクションの獲得」、「既存の従業員の能力向上」、「社内全体の活性化」についても挙げられており、兼業・副業により中核人材を確保することによる副次的効果についても期待が高い傾向がうかがえる、とあります。

私も自分のやり方だけにこだわっていると、ガラパゴスになってしまいそうなので、できるだけ外部の方にお願いして、優秀な方から新鮮な考えを貰うようにしています。

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中核人材は兼業・副業で確保しよう!!

2018年01月13日 05時01分08秒 | 2017年版「中小企業白書」
おはようございます。株式会社リンクアンドイノベーション 中小企業診断士 地域活性化伝道師の長岡力(ながおかつとむ)です。

昨日は2017年版「中小企業白書」531ページ「第2-4-53図 多様な⼈材を中核⼈材として活⽤する企業が柔軟な働き⽅を実現するために⾏っている⾒える化等の実施状況と業績の相関」をみましたが、今日は539ページ「コラム2-4-3③図 中小企業における兼業・副業による中核人材の確保の実施・検討状況」をみます。

下図から雇用形態は問わず、兼業・副業による中核人材の確保について中小企業における雇用や検討状況を見ると、「雇用している」、「現状実績はないが雇用を検討中」とする中小企業は 1 割を超えており、「関心はあるが、雇用は難しい」まで含めるとその割合は33.3%となることが分かります。

この結果について白書は、現状有業者全体に占める兼業・副業を行う者の割合が決して大きくないことを踏まえると、近時の人材不足の影響もあり、中小企業において兼業・副業による中核人材の確保について一定程度は前向きな姿勢であることがうかがえる、とあります。

弊社も自分一人では仕事を処理しきれないので、適宜、協力を仰いでいますが、その方たちの多くは兼業・副業です。ネットを使うので場所も選ばず、出来高払いですので、固定費を持たずに優秀な人材を戦力化できることは中小企業には良い取り組みかと思いますね。

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見える化は業績にあらわれる!!

2018年01月12日 05時00分40秒 | 2017年版「中小企業白書」
おはようございます。株式会社リンクアンドイノベーション 中小企業診断士 地域活性化伝道師の長岡力(ながおかつとむ)です。

昨日は2017年版「中小企業白書」531ページ「第2-4-52図 ⾒える化等実施状況別に⾒た、多様な⼈材の活⽤により得られた効果及び得られると考える効果」をみましたが、今日は531ページ「第2-4-53図 多様な⼈材を中核⼈材として活⽤する企業が柔軟な働き⽅を実現するために⾏っている⾒える化等の実施状況と業績の相関」をみます。

下図から多様な人材を活用している企業について、柔軟な働き方の整備のための業務プロセスの見える化等の実施度合いと、直近の経常利益の傾向を見ると、製造業、非製造業共に業務プロセスの見える化等の取組による業績の差が顕著であることが分かります。

ここまでを踏まえ白書は、多様な人材の活用に向けて、柔軟な働き方ができる職場環境を整備すること、実施の際は従業員の理解を進め、適切なマネジメントを行うこと、そして多様な人材を含めた従業員全員が互いの業務を理解し分担しあうために、社内の業務プロセスの見える化に取り組み、標準化を進めることで、生産性の向上につながることとなる。

人手不足の中小企業にとって、中小企業ならではの柔軟性を活かした、多様な人材の活用を契機とする社内体制の整備は、業績の向上にもつながることとなるため、積極的に取り組んでいくことが重要であるといえよう、とあります。

人材不足に悩む中小企業経営者は肝に銘じないといけませんね。。。

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見える化に取り組む企業は人材が活かせる!!

2018年01月11日 04時40分02秒 | 2017年版「中小企業白書」
おはようございます。株式会社リンクアンドイノベーション 中小企業診断士 地域活性化伝道師の長岡力(ながおかつとむ)です。

昨日は2017年版「中小企業白書」530ページ「第2-4-51図 多様な⼈材の活⽤状況別に⾒た、柔軟な働き⽅を実現するための業務プロセスの⾒える化等に関する取組」をみましたが、今日は531ページ「第2-4-52図 ⾒える化等実施状況別に⾒た、多様な⼈材の活⽤により得られた効果及び得られると考える効果」をみます。

下図から多様な人材を活用する企業について、柔軟な働き方の実現のために実施している業務プロセスの見える化等の取組の実施度合いに応じて、「見える化等実施企業」、「準見える化等実施企業」、「未実施企業」に区分し、それぞれについて多様な人材の活用により得られた、及び得られると考える効果について見ると、多様な人材を活用している企業の中でも、業務プロセスの見える化等の取組状況によって人材活用の効果には差が生じていることが分かります。

白書は、業務プロセスの見える化未実施企業においては、多様な人材の活用効果として「特になし」を挙げる割合が最も高く 46.2%、次いで「優秀な人材の確保」が 22.9%となっており、
人材確保以外の副次的効果を挙げる割合は極めて少ない。

他方で、多様な人材を活用しており、業務プロセスの見える化等に取り組んでいる企業では、「社内全体の活性化」、「従業員の能力向上」、「優秀な人材の確保」、「業務の効率化」といった、様々な効果を感じていることが分かる、とあります。

見える化するという当たり前のことが当たり前にできないのが経営資源の乏しい中小企業ですが、これらをすべてが経営者が担うのではなく、できることから始めるというスタンスで行きたいですね。

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モジュール化、タスク化、見える化・・・

2018年01月10日 05時00分33秒 | 2017年版「中小企業白書」
おはようございます。株式会社リンクアンドイノベーション 中小企業診断士 地域活性化伝道師の長岡力(ながおかつとむ)です。

昨日は2017年版「中小企業白書」529ページ「第2-4-50図 多様な人材の活用状況別に見た、柔軟な働き方を実現するための職場環境の整備に関する取組」をみましたが、今日は530ページ「第2-4-51図 多様な⼈材の活⽤状況別に⾒た、柔軟な働き⽅を実現するための業務プロセスの⾒える化等に関する取組」をみます。

下図から職場環境に関する取組と同様、柔軟な働き方を実現するために行っている業務プロセスの見える化等の取組について、人材の活用状況別に見ると、特に製造業において多様な人材を活用・検討している企業ほど、柔軟な働き方を実現するための業務プロセスの見える化等の取組が進捗している傾向がうかがえます。

白書は、柔軟な働き方の実現や多様な人材を含む従業員間の業務量・業務内容の適切なマネジメントのためには、自社の業務のモジュール化・タスク化を含めた、業務プロセスの見える化や 5Sの取組等が有効だと考えられる、とあります。

モジュール化、タスク化、見える化・・・こういう言い回しはコンパクトで良いですが、コンサルタントである私ですら具体的なイメージが浮かばないので、中小企業経営者には伝わらないかもしれませんね。

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働きやすい職場づくりに向けて何をすべきか分からなかったら??

2018年01月09日 05時01分10秒 | 2017年版「中小企業白書」
おはようございます。株式会社リンクアンドイノベーション 中小企業診断士 地域活性化伝道師の長岡力(ながおかつとむ)です。

昨日は2017年版「中小企業白書」528ページ「第2-4-49図 就業者から見た、働き方に限定・制約がある人材と同じ職場で円滑に働くために必要だと考えること」をみましたが、今日は529ページ「第2-4-50図 多様な人材の活用状況別に見た、柔軟な働き方を実現するための職場環境の整備に関する取組」をみます。

下図から柔軟な働き方の実現のために行っている職場環境の整備に関する取組について、多様な人材の活用状況別に見ると、製造業・非製造業共に活用中の企業では、「職場環境・人間関係への配慮」について、検討中又は未検討の企業と比較して、より実施されている傾向がうかがえます。

この結果について白書は、多様な人材を活用する中小企業では、柔軟な働き方のための制度面の整備だけでなく、その制度が円滑に運用されるための職場環境を整備することで、柔軟な働き方を実現している可能性が示唆される、とあります。

確かに経営者の号令だけではなく、実際にその中身を具現化させないと形骸化してしまいます。よって、働きやすい職場づくりに向けて何をすべきか分からない場合には、この選択肢から、自社に適する取り組みを検討せよということですね。

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同じ職場で円滑に働くために必要と考えることとは??

2018年01月08日 06時18分32秒 | 2017年版「中小企業白書」
おはようございます。株式会社リンクアンドイノベーション 中小企業診断士 地域活性化伝道師の長岡力(ながおかつとむ)です。

昨日は2017年版「中小企業白書」527ページ「第2-4-48図 中小企業から見た、多様な人材を活用するに当たっての課題」をみましたが、今日は528ページ「第2-4-49図 就業者から見た、働き方に限定・制約がある人材と同じ職場で円滑に働くために必要だと考えること」をみます。

下図から勤務地・勤務内容・勤務時間等に限定や制約がある人材と同じ職場で働くために、就業者側が必要だと考える企業の取組について見ると、総じて、「上司・管理職の配慮」が最も重視されており、中でも働き方に限定・制約がある人材が周囲にいる者については 44.3%と、とりわけ高い回答割合となっていることが分かります。

白書は、「従業員同士のコミュニケーション確保」についても総じて重視する傾向が強い。他方で、同図を見ると、立場によって必要性の認識には相当の開きがあり、前掲第2-4-48 図のとおり、企業においては課題として第 2 位に「他の従業員との公平性の確保・摩擦の軽減」が挙げられていたが、このような認識の違いに配慮しながら従業員間の融和を図り、業務配分等の適切な調整を行う必要があることを指摘できる、とあります。

このように上司の考え方で職場環境が大きく変わることは私も含め多くの方が経験することだと思いますが、今やそういう時代ではなく、経営者が率先して働きやすい職場づくりに取り組むことが求められるということですね。

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意識改革あってこその人材活用!

2018年01月07日 05時03分18秒 | 2017年版「中小企業白書」
おはようございます。株式会社リンクアンドイノベーション 中小企業診断士 地域活性化伝道師の長岡力(ながおかつとむ)です。

昨日は2017年版「中小企業白書」526ページ「第2-4-46図 中核人材としての女性の活用状況別に見た、人材の定着や育成のために実施している取組」をみましたが、今日は527ページ「第2-4-48図 中小企業から見た、多様な人材を活用するに当たっての課題」をみます。

下図から多様な人材を活用するに当たって中小企業が認識する課題について見ると、「管理職の意識改革」の回答割合が最も高く 42.3%となっており、次いで「他の従業員との公平性の確保・摩擦の軽減」が 37.6%となっています。

この結果について白書は、多様な人材だけでなく、男性の働き盛りの世代等も含めた様々な人材を活用するに当たっては、個々の家庭事情・能力・適性・希望に応じた対応が必要となることから、マネジメントを直接担う管理職の意識改革や、従業員同士の調整に課題を感じる割合が高いことが示唆される、とあります。

この問の中に、経営者、管理職の「意識改革」という選択肢があることに、思わず笑ってしまいました。人材を活用するためには意識改革が欠かせないということですよね。。。

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女性やシニアを定着させるための具体的な取り組みとは??

2018年01月06日 05時00分59秒 | 2017年版「中小企業白書」
おはようございます。株式会社リンクアンドイノベーション 中小企業診断士 地域活性化伝道師の長岡力(ながおかつとむ)です。

昨日は2017年版「中小企業白書」525ページ「第2-4-44図 就業者から見た、人材の定着や育成のために必要だと考える企業の取組(中核人材)」をみましたが、今日は526ページ「第2-4-46図 中核人材としての女性の活用状況別に見た、人材の定着や育成のために実施している取組」をみます。

下図から中核人材としての女性・シニアの活用状況別に、人材の定着や育成のために実施している取組を見ると、女性を中核人材として活用している企業では、「作業負担の軽減や業務上の安全確保の徹底」を除く全ての項目において活用も検討もしていない企業に比べ実施割合が高く、「職場環境・人間関係への配慮」、「時間外労働の削減・休暇制度の利用促進」、「勤務時間の弾力化」といった、女性が重視する働きやすさにつながる職場環境の整備についてはとりわけ取組状況の差が顕著であることが分かります。

次に、中核人材としてシニアを活用している企業とそうでない企業について確認すると、「他社よりも高い賃金水準の確保」を除き、総じて活用中の企業の実施状況が活用も検討もしていない企業を上回っており、また、第 2-4-46 図と同様、「研修・能力開発支援」についても取組の差が大きいことが分かります。

これらを踏まえ白書は、このように人材の定着や育成のための取組を充実させ、働きやすい職場環境を整備することで、女性やシニアといった多様な人材を活用している中小企業も存在することが指摘できる、とあります。

こういう結果を見て、一概に中小企業と言っても大企業に近い中規模企業と一人親方の小規模企業では、経営資源が大きく異なります。ここに記載した取り組みに限らず、自社の従業員が最も求める何かを探して、それを提供する努力を励行しないといけないということなのでしょうね。。。

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女性とシニアが求める「働きやすい」とは??

2018年01月05日 04時59分57秒 | 2017年版「中小企業白書」
おはようございます。株式会社リンクアンドイノベーション 中小企業診断士 地域活性化伝道師の長岡力(ながおかつとむ)です。

昨日は2017年版「中小企業白書」524ページ「第2-4-43図 就業者が就業先を選ぶに当たって妥協できない点(中核⼈材)」をみましたが、今日は525ページ「第2-4-44図 就業者から見た、人材の定着や育成のために必要だと考える企業の取組(中核人材)」をみます。

下図から女性やシニアが中核人材として働く際に、就業先企業に求める取組、及び現在の職場が「働きやすい」と回答した就業者の就業先企業で実際に実施されている取組について見ると、それぞれの人材が重視する企業の取組を見ると、「能力や適性に応じた昇給・昇進」、「成果や業務内容に応じた人事評価」といった評価に関する項目については男女間で大きな違いが見られない一方で、「職場環境・人間関係への配慮」、「勤務時間の弾力化」といった労働環境に関する項目や「育児・介護に係る補助・手当」といった項目については、より女性において重視する傾向が見られます。

白書は、就業先企業での取組の実施状況と、働きやすさとの相関についても第 2-4-4515 図によって確認すると、総じて「働きやすい」と回答した就業者の就業先企業で最も実施されている取組は「時間外労働の削減・休暇制度の利用促進」であった。

同図を見ると、女性については「勤務時間の弾力化」について実施割合が 34.9%と、労働時間に関する項目がより働きやすさに影響を与えている可能性が示唆される。

シニアについては、「成果や業務内容に応じた人事評価」について働きやすさに与える影響が大きい一方で、「作業負担の軽減や業務上の安全確保の徹底」についても働きやすさと高い相関関係を示していることがうかがえる、とあります。

中小企業経営者は自分を犠牲にすることで経営が成り立っている部分が少なからずあるので、労働者から一方的に働きやすさを求められるのは相当に辛いことだと思います。ですが、どのような声があるのか聞いてあげる場を設定するだけでも、早急に検討した方が良いという時代なのでしょうね。

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女性やシニアが働きたい職場とは??

2018年01月04日 05時07分09秒 | 2017年版「中小企業白書」
おはようございます。株式会社リンクアンドイノベーション 中小企業診断士 地域活性化伝道師の長岡力(ながおかつとむ)です。

昨日は2017年版「中小企業白書」522ページ「第2-4-41図 男女60歳以上の就業希望がある無業者の非求職理由」をみましたが、今日は524ページ「第2-4-43図 就業者が就業先を選ぶに当たって妥協できない点(中核⼈材)」をみます。

下図から中核人材の就業先選択における現在の価値観について、男女別・年齢別に見ると、男女・シニアの別に違いが顕著であるのは、女性では、「勤務地」、「職場環境・人間関係」、「仕事と生活の両立」、「所定勤務時間・日数」、「残業時間」について妥協できないとする割合が高くなっていますが、他方、シニアについては女性ほど顕著ではないものの、「仕事内容・やりがい」、「職種」について他の区分より重視する傾向が伺えます。

白書は、これらの違いは、女性については家庭等の事情から時間や場所について相対的に制約があり、シニアについては、これまでの職務経験や技能レベルを活かした職務内容に就きたいということが推察される。

こうした傾向も踏まえると、女性についてはワーク・ライフ・バランスに関わる労働条件の整備や、テレワーク等の時間や場所にとらわれない働き方を用意すること、シニアについては、本人の体力や希望を考慮しながら適切な業務領域に配置することで、更に活躍の余地が広がる可能性があることが示唆される、とあります。

中小企業経営者は従業員の労働環境を大事に思いつつも、諸般の事情がそれを許さないために、結果として、「うちの会社は・・・」というグチの根源になってしまいますね。やむを得ないのしょうが、今の女性やシニアはこういうことを求めているという意識を持つだけでも取り組まなければなりませんね。。。

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シニアは知識や技能を生かした職場を求めている!!

2018年01月03日 05時00分00秒 | 2017年版「中小企業白書」
おはようございます。株式会社リンクアンドイノベーション 中小企業診断士 地域活性化伝道師の長岡力(ながおかつとむ)です。

昨日は2017年版「中小企業白書」520ページ「第2-4-39図 15〜59歳の⼥性の就業希望がある無業者の⾮求職理由」をみましたが、今日は522ページ「第2-4-41図 男女60歳以上の就業希望がある無業者の非求職理由」をみます。

下図からシニアについて非求職理由を確認すると、「高齢のため」が 3 分の 1を占めており、自身の年齢のために求職を断念している者の割合が最も高いことが分かります。

また、「探したが見つからなかった」、「希望する仕事がありそうにない」といったミスマッチ要因を非求職理由として挙げている者は合計すると 17.3%となっており、この結果について白書はシニアの労働参加の促進には、業務への適性等を考慮しながら高齢者層にも求人の拡大を行うこと、職業訓練や能力開発等により労働移動の促進を図ることが有効だと考えられる、とあります。

次に、下図から職を定年退職した無業者について、今後の就業の意向を確認すると、29.4%が就業の希望を有しており、またそのうち 14.0%が仕事をしたい理由として「知識や技能を生かしたい」としていることが分かります。

白書は。前優秀な人材の確保に苦慮している中小企業にとっては、このような知識・技能及び経験の豊富な定年退職者の潜在能力を活用することも有用であろう、とあります。

十分に戦力となるシニアが職場を求めているということですね。女性やシニアにどのような活躍の場を与えるかが、中小企業経営者の役割と言うことですね!!

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女性の離職を減らそう!!

2018年01月02日 05時00分00秒 | 2017年版「中小企業白書」
おはようございます。株式会社リンクアンドイノベーション 中小企業診断士 地域活性化伝道師の長岡力(ながおかつとむ)です。

一昨日は2017年版「中小企業白書」519ページ「第2-4-38図 就業希望がある無業者数の推移」をみましたが、今日は520ページ「第2-4-39図 15〜59歳の⼥性の就業希望がある無業者の⾮求職理由」をみます。

下図から15~59 歳の女性の就業希望がある無業者について、非求職理由を見ると、「出産・育児のため」が 36.8%と最も高く、女性の労働参加において、出産・育児との両立が大きな課題になっていることが明白であることが分かります。

次に、離職理由にかかわらず、前職からの離職期間が女性のその後の就業状態にどのような影響を与えるか、雇用形態・就業の意向別に見ると、離職期間が長期化するほど、正規の職員・従業員として復職する割合は下がっていく一方で、就業希望がある無業者の割合は増加していくことが分かります。

この結果について白書は、就業希望がある無業者を極力減らしていくためには、そもそもの離職を減らす、あるいは離職期間を最小限にとどめることも重要だと考えられる、とあります。

結婚して出産すると退職するという、日本の悪しき慣習を変えなくてはならないということですね!!

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