おはようございます。株式会社リンクアンドイノベーション 中小企業診断士 地域活性化伝道師の長岡力(ながおかつとむ)です。
昨日は2017年版「中小企業白書」の530ページ「第2-4-51図 多様な⼈材の活⽤状況別に⾒た、柔軟な働き⽅を実現するための業務プロセスの⾒える化等に関する取組」をみましたが、今日は531ページ「第2-4-52図 ⾒える化等実施状況別に⾒た、多様な⼈材の活⽤により得られた効果及び得られると考える効果」をみます。
下図から多様な人材を活用する企業について、柔軟な働き方の実現のために実施している業務プロセスの見える化等の取組の実施度合いに応じて、「見える化等実施企業」、「準見える化等実施企業」、「未実施企業」に区分し、それぞれについて多様な人材の活用により得られた、及び得られると考える効果について見ると、多様な人材を活用している企業の中でも、業務プロセスの見える化等の取組状況によって人材活用の効果には差が生じていることが分かります。
白書は、業務プロセスの見える化未実施企業においては、多様な人材の活用効果として「特になし」を挙げる割合が最も高く 46.2%、次いで「優秀な人材の確保」が 22.9%となっており、
人材確保以外の副次的効果を挙げる割合は極めて少ない。
他方で、多様な人材を活用しており、業務プロセスの見える化等に取り組んでいる企業では、「社内全体の活性化」、「従業員の能力向上」、「優秀な人材の確保」、「業務の効率化」といった、様々な効果を感じていることが分かる、とあります。
見える化するという当たり前のことが当たり前にできないのが経営資源の乏しい中小企業ですが、これらをすべてが経営者が担うのではなく、できることから始めるというスタンスで行きたいですね。
昨日は2017年版「中小企業白書」の530ページ「第2-4-51図 多様な⼈材の活⽤状況別に⾒た、柔軟な働き⽅を実現するための業務プロセスの⾒える化等に関する取組」をみましたが、今日は531ページ「第2-4-52図 ⾒える化等実施状況別に⾒た、多様な⼈材の活⽤により得られた効果及び得られると考える効果」をみます。
下図から多様な人材を活用する企業について、柔軟な働き方の実現のために実施している業務プロセスの見える化等の取組の実施度合いに応じて、「見える化等実施企業」、「準見える化等実施企業」、「未実施企業」に区分し、それぞれについて多様な人材の活用により得られた、及び得られると考える効果について見ると、多様な人材を活用している企業の中でも、業務プロセスの見える化等の取組状況によって人材活用の効果には差が生じていることが分かります。
白書は、業務プロセスの見える化未実施企業においては、多様な人材の活用効果として「特になし」を挙げる割合が最も高く 46.2%、次いで「優秀な人材の確保」が 22.9%となっており、
人材確保以外の副次的効果を挙げる割合は極めて少ない。
他方で、多様な人材を活用しており、業務プロセスの見える化等に取り組んでいる企業では、「社内全体の活性化」、「従業員の能力向上」、「優秀な人材の確保」、「業務の効率化」といった、様々な効果を感じていることが分かる、とあります。
見える化するという当たり前のことが当たり前にできないのが経営資源の乏しい中小企業ですが、これらをすべてが経営者が担うのではなく、できることから始めるというスタンスで行きたいですね。