中小企業診断士 地域活性化伝道師のブログ

地域活性化を目指すプロフェッショナル人材をリンクさせイノベーションを目指す中小企業診断士、地域活性化伝道師です。 

経営は70歳までと考えると・・・??

2015年12月19日 05時08分53秒 | 小規模企業白書(2015年版)
おはようございます。株式会社リンクアンドイノベーション 中小企業診断士の長岡力(ながおかつとむ)です。

昨日は小規模企業白書(2015年版)53ページ「経営者の 1日の実労働時間」をみましたが、今日は54ページ「経営者年齢別の経常利益の状況」をみます。

下図から経営者の近年の経常利益の傾向を年齢別に見ると、経営者の高齢化とともに、利益が減少(減益)傾向にあると回答する者が多くなっており、特に70歳以上になると、約7割が利益は減少傾向と回答していることが分かります。

次に、年齢別の人口動態の推移(1990年、2000年、2010年)と経営者の平均引退年齢を見ると、小規模事業者の経営者の平均引退年齢は1990年に68.1歳だったものが、2000年には69.8歳、2010年には70.5歳と、高齢化の進展に伴い、経営者の平均引退年齢も上昇傾向であることが分かります。

これらを踏まえ、白書は、経常利益が減少傾向にあるとの回答が増加する年齢(70歳以上)に引退する様子が浮かび上がる、としています。

経営者に引退はないと考えがちですが、実際には、70歳になると難しいということですね。70歳までの残りの期間で何ができるのか、逆算して考えていくのも面白いかもしれませんね!

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