日本では石垣島にしかないとされているテングノハナ(ハスノハギリ科、絶滅危惧IA類)です。何で石垣島にしかないんだろう?しかも自生の物はなんと僅かに2本だけ!!! なんで文化財指定しないんだろう?天然記念物にするべきだと石垣市文化財審議会委員のM先生もMさんも言ってます。
この翼のような種子で実際にある程度滑空して落ちるそうです。絶滅危惧IA類だし石垣島にしかないからかなり貴重な植物ですね。以前探しに行った時は全く見つからなかったんですが、今回は種子が付いていたので直ぐに見つかりました。
花期は7~8月とされていますが日本植物分類学会に報告書を出されたM先生によると年に2回、春(3-5月)と秋(10-12月)に花を付けるそうです(花が咲くのは午前中のみ)。
台湾のテングノハナは確かに7~8月ですが石垣島のとは違っていました。分布地のフィリピンのテングノハナとも比べるとDNAが違っているので、石垣島のテングノハナは要するに石垣固有種と言う事になりますねぇ。う~ん、それじゃぁいったい石垣島のは何所からやって来たんでしょうか?!
#テングノハナ #石垣固有種?