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リフトアップ石垣島 OpenPlace 2 

沖縄は石垣島から元報道カメラマンが送る、海・空・山、自然が大好きな方へ! ツアー参加は「リフトアップエコツアー」で検索!

魚類調査

2022年12月20日 | 何でも

オイラ達は石垣島内の幾つかの川で淡水魚類の調査を行っています。そのうちの1つは石垣市からの依頼で行っている調査です。今回は一番下流側の調査ですが、川と言うより河口なので川の魚と言うより海の魚ですね(笑)。

場所によって刺し網や、手編みでガサガサ、トラップなど色々な方法でやります。この日は刺し網ですが、本当はもう少し上流側で仕掛けるはずだったんですが、そこだとここ数日の雨で水かさが増し向こう岸に辿り着けず、危険だと言う事でもう少し下流のこの辺で仕掛ける事になりました。それでもよく見極めて歩かないと深みにはまります。

翌日、水かさが更に増し網が流され端が見つからないとか、水中の岩に引っかかるとか、かなり時間が掛かりましたが何とか引き上げる事が出来ました。今日は無理かなと思っていたんですが一安心です。みんなでゴミを取りながら魚を外しましょう。

クロダイ?クロサギ?ハマフエダイか。

網に掛かった魚を外すのが大変なんですよね。オイラじゃ無理なのはベテランにお願いします。

外し終わったら一匹ずつ重さ長さを計り、撮影もします。道具は市販の物も使用しますが手作りが幅を利かせるこの世界。とにかく実際にやって見ないと分からない事が沢山あり、フィールドや調査する物によってその都度違うので、毎回対応して行くのが大変でもあり面白さでもあります。

計測中の画像が一枚も無いのはオイラが撮影係なのでプライベートの画像を撮ってる暇がないからです。この撮影が物凄く時間がかかります。野外での明るさの確保や写り込み、反射、魚の姿勢も整えないといけません。一匹撮影するのにもかなりの時間がかかる事はザラです。観察ケースも大きさに合わせて数種類用意しないといけません。この辺はまだまだ初心者のオイラです(笑)。
画像のはHさん手作りのアクリルケースと計測器です。

 

#魚調査 #観察ケース #リフトアップ石垣島エコツアー #刺し網 ###


晴れたと思ったら今日も雨

2022年12月05日 | 何でも

何度も書いてきた事ですが、石垣島の秋冬は非常に雨が多いです。ただ雨だと思ったら急に晴れて来たり、雨の日でも25度を超える時もあるので天気や服装はそりゃもう難しいです。島だし名蔵だし、外で作業をしていると急に雨が降って来て特に電動工具を急いでしまう。これを2~3回やるともうその日は作業やる気なくします(>_<)。

そんな日はこうやって屋根の下で、大人しくしてましょう。スベザトウムシは湿度などから数時間後に雨が降るのを予想し、いよいよ降ってくるとなったらこうやって葉の下など雨を凌げる場所に移動します。

 

#スベザトウムシ #リフトアップ石垣島 #雨宿り #石垣島の秋冬 


田植じゃなくて種まき

2022年12月04日 | 何でも

以前から、Sさんを中心に仲間が集まって伝統農法での田んぼをやっていますが、場所が変わってからは何面も田んぼが取れているので、実験的にやったり現代農法に近かったり畑もやったり、色んなやり方を試せます。ただ一つ変わらないのが自然水を使う事と無農薬、極力手作業、水牛作業で、現在は3頭います。

ところで、何で田植じゃなくて種まきかと言うと、苗を植えるより種まきの方が根張りが良いだろうと言う考えです。地面をならすトンボを加工した物で升目に線を引き、そこに並んで3粒前後の発芽した種籾をまいて行きます。

久しぶりに会った「若葉」はオイラの匂いを覚えていてくれてるかな?と心配でしたが、ちゃんと覚えていてくれました。画像の子供は「のぼたん」です。ここの農園の名前を「のぼたん農園」と言うのですが、ノボタンが沢山生えている事から名付けられました。そしてここで生まれたこの子も「のぼたん」と名付けたのです。ちなみにもう一頭は「さくら」と言います。

のぼたん農園は山の直ぐ麓にあり、昔の人が田んぼをやっていた場所を復活させました。ですからちゃんと水源がある場所です。山からの湧水が出る場所も最初はチョロチョロだったんですが、キレイに整備し出したら不思議とだんだん水が良く出るようになり、今では滾々と湧き出ます。その水を貯めた池には自然と水生植物・昆虫が発生し研究者が調査に来るくらいになってます。

ミズワラビ(ホウライシダ科、絶滅危惧種、ミズワラビ科とする事も)画像の細い葉は胞子葉です。他に栄養葉と言う幅の広い葉と、無性芽と言うのも付けます。この種も二通りのやり方で子孫を増やすんですね。シダの仲間なので食用出来、シャキシャキして美味しいです。昔はこういう場所にいくらでもあったんですが、農薬や開発の影響で今では絶滅危惧種。石垣島でもなかなか見られません。

ミズオオバコ(トチカガミ科、絶滅危惧種、方言でタークブ)、ミズオオバコは一日咲いたら終わりですが、ココでは次から次へと毎日咲きます。相当環境が良く沢山生えているようです。葉は食べられるので昔は養殖までしていたと聞きます。オイラの住む名蔵の水田近くでも時々見られますが、生えてる場所の水が汚くて食べる気がしません。ここは水がキレイなのでその内頂いてみましょう。葉は物凄く脆いので直ぐ千切れてしまいます。
ちょうど今、島での山の先生・Mさんが石垣市史の為に島内の水生植物を探し撮影してるんですが、目当ての物はこの場所には無かったようです。オイラも探して見ましょう。

近い内に水牛による代掻きがあるので、その時にまた撮影に行こうと思います。でもオイラも行った時は、ちゃんと種まきや草刈りなどやっているんですよ(笑)。

 

#田んぼ #種まき #水牛 #無農薬 #水生植物 #水田雑草 #リフトアップ石垣島


ホトケノザ

2022年11月30日 | 何でも

今月は一週間程、帰省していました。ピーチなので成田空港に着くんですが、ちょうど紅葉の始まりで良いタイミングだったと思います。空港からチョッと離れると小山や田畑が広がり、羽田と比べいきなり大都会ではなく、内地で育ったオイラにして見ればDNAに刻まれた懐かしい風景が心和ませます。

着いたその日は中途半端な時間なので直ぐに実家には行かず、駅ビルで時間を潰し母と落ちあい食事をしました。次の日は母に頼まれていた家の事を片付けるのに自転車で出発! 途中の空き地で目を引いたキレイな花がこれです。

ホトケノザ(シソ科、オドリコソウ属)です。色が薄紫だったり少しピンクがかったりしています。同じ仲間のオドリコソウにそっくりですが、葉の形と花の付き方で見分けられます。小さい花ですがUPで見ると非常に美しい花ですね。ただ日本固有種ではなく、古い帰化植物と言われます。

ホトケノザは開放花と閉鎖花を同時に付ける事が出来ます。閉鎖花(へいさか)とは、花が開かなかったり、開き切らなかったり、一部が閉じたままとかで主に自家受粉する花の仲間です。環境によっては閉鎖花ばかり付けて自家受粉して増えたり、その逆もあります。この画像は大きく花を開いている開放花と、真ん中あたりが閉鎖花かな?、丁度良い場所なんでしょうか? 花びらに斑点が付いているでしょ、これは蜜票と言う「ココに蜜がありますよ」と言う昆虫とか花粉を運んでくれる生物へのサインだそうです。そしてこのサインに誘われて蜜を舐めようと花に頭を突っ込むと花の上部の雫型、細かい毛が生えている部分の裏に隠れて見えてないオシベ・メシベに背中が触れて花粉が付くという仕組みになっています。
暖かい時期にしか咲かないと書かれたものがありますが、11月のこの時も咲いてました。そして真冬の間も咲きはしませんが閉鎖花でちゃんと子孫を増やしています。

今日の石垣島は朝から雨です。

 

#リフトアップ石垣島 #帰化植物 #閉鎖花(へいさか) #ホトケノザ #蜜票 


森の中を歩くと

2022年11月04日 | 何でも

石垣島はここ数日、台風と秋雨前線などが重なり大雨警報や近所の名蔵川は洪水警報レベル3まで出ました。何時ものように市街地は道路が冠水、小さい島ですぐ海があるのになんで冠水するの? 都市計画と言うか道路を通す場所の設計が考えられてないのと、ここ石垣島でも地面がアスファルトやコンクリートに覆われ、そして土地改良で畑や田んぼが水を吸わなくなったからです。結果道路冠水もそうですが大量の表流水が一気に流れ、赤土流出、地下水の枯渇、海の汚れや高温水化、サンゴの白化、人間に帰って来る、と全てに繋がって行きます。人間が罰を受けるだけなら自業自得ですが、人間以外の地球上の全てが被害者です。

あっ、違った! 今回は森の中を歩いた時の記事だった。

で、目の前にでぇーんとあらわれたのが巨木の倒壊。数年ぶりにヤバいのが来た!と言ってた台風14号の時に倒れたんでしょう。樹種がちゃんと見てなかったので覚えてないんですが、高さも太さもかなりの物でした。ただまだ根が地面に付いている部分があるので完全には死んでなく、下手したらこのまま生きていけるかも知れません。水気の多い場所だとそう言う事は良くあるんですが、この場所はキビシイかもな~。

今回歩いた場所はヤエヤマクマガイソウ( ヤエヤマヒトツボクロ、ラン科、絶滅危惧種、石垣市保全種)の巨大?広範囲?群落がアチコチに合って、歩くのに物凄く苦労しました。来年シーズンに行ったら一面の花が咲いている事を想像すると、その凄さにワクワクします!

人がいた形跡もありました。今はなき「大日本ビール」の瓶です。アサヒ、エビス、サッポロの全身で、三ツ矢サイダー他も関わってます。この瓶が沢山あったので何か泊りの作業小屋があったりしたのかな? 普段自然の中で良く目にするのは炭焼き窯のそばです。炭焼きは一度火を入れると2~3日泊りになるので、その側にはたいてい炭焼きおじいが寝泊まりする掘っ立て小屋がありました。そのさいにおじいが晩酌に飲んだり、ビールは贅沢品だったのと遮光性の瓶なので、その瓶に泡盛を入れて再利用したり、燃料を入れて使っていたそうです。

最後は写真が下手で迫力がイマイチなんですが、巨大なガジュマルです。このぐぃ~んと伸びた枝と言うか幹が出したかったんですが、全然ですね。環境が他の位置からの撮影を許さなかったと言い訳をしておきましょう(笑)。藪漕ぎする時は切ってる癖に、邪魔な枝や草をビシバシ切ってまでは撮影したくなかったんです。何が違うんでしょうね?撮影する時は気にします。

こんなふうに森や自然の中を歩いて色々見たり説明するのを動画で流したら面白いんでしょう。動画の撮影はボチボチやってはいるんですが、キチンと編集するにはオイラのPCでは厳しいのが現実です。カメラ機材が進化する度にPCの性能も上げて行かないといけないでしょう。今の6Kとか4Kの編集にどれだけのハイスペックPCが必要なんだろう?

 

#リフトアップ石垣島エコツアー #森歩き #山歩き 


今年最後は、養護学校の自然体験授業です!

2022年10月29日 | 何でも

年間を通じて島内外の子供達を何校か、課外授業とか自然体験とか名目は色々ですが名蔵アンパルのマングローブ林を案内します。特にここ数年はコロナ過のせいで修学旅行などにいけない地元校や竹富島など、他の島の学校の参加も増えています。石垣島も秋の風が吹き始めた10月末、今年最後は島内にある養護学校の中学一年生の子供達でした。

今回はオイラも入れて講師三人。子供達のペースに合わせて対応しました。養護学校は数年ぶりだったので先生方も心配されていましたが、皆自分なりに楽しかったようで夢中になって遊んでいました。中にはず~と砂を掘って遊んでいるだけの子がいて、先生方はもっとカニや貝などを触って色々経験をして欲しかったようでした。でもオイラは、本人が夢中になって楽しんでいたのでそれで良いと思っています。この子が「楽しかった、また行きたい」と思ってくれてれば、それで良いのだ!

★すみません、まだ他の学校ありました!

#リフトアップ石垣島エコツアー #課外授業 #養護学校 #自然体験授業 


二回続けて台風、トホホ。

2022年09月17日 | 何でも

もともとサボりがちだったのが、台風のおかげで益々掲載出来ずにいます。今回の台風は石垣島直撃で今年の最大風速40.1mが記録されました。

我が家は、電気、電話線が切れ、日さしが飛び、雨漏りがいつも以上に激しく大変でした。二日続けて知人の家でシャワーを浴びさせて頂き、帰って来た後に電気が復活しました。沖縄電力は台風前に停電しそうな島に車両ごと技術者を送り込み、暴風域が抜けると夜中までかかってアッというまに直してくれます。毎回感謝です!

ただ電話はまだ繋がっていません(こちらは毎回遅い!)。おそらく2~3週間は難しくインターネットもWi-Fiも出来ない状態。これはスマホから書いています。

沖縄は台風慣れしているので、暴風域から出たらすぐ学校も仕事も始まります。仕事の合間に台風後の定番作業、後片付けが待ち構えています。各窓の雨戸を外す事から始まり、各水洗いです。

台風の雨は沖縄の場合、海水混じりですから、台風後は必ず洗い落とさなければいけません。家の場合は特に日さしの裏とか、車の裏とか、普段雨があたらない場所を重点的に。

見て下さい、海水混じりの暴風雨に晒された葉が皆枯れて落ちて行きます。この時期来た観光客は山を見て秋だから落葉してると勘違いしますが、台風のせいでこうなるんです。

これを書いている現在も、超強力な台風14号(925hpa 50m(最大瞬間70m))が大東島から奄美、九州を通り本州を横断しようとしています。内地の皆さんも早目々々の台風対策、早目の非難を心掛けて下さい。既に石垣島は今日の昼間から、かなり強い風が吹いています。

雨戸が無い方は自作出来るので、今からでも遅くはありません! 頑張って作りましょう!

 

#リフトアップ石垣島エコツアー  #台風対策


一年持たなかった、ワークマンのトレッキングシューズ

2022年09月07日 | 何でも

去年の10月に帰省したさいに購入した、ワークマンの登山靴?です。嬉しくて2足買って帰りました。ほぼ毎日交代で履いていましたが残念ながら一足、1年もたたずにダメになってしまいました。

元々親指側に変な皺が入っているなと思っていて、そこが当たって嫌だったんですが、何せ1900円だから文句は言えません。気にせず、いや気にしながら履いてたら今年8月の中旬(購入して10ヶ月)、何か足が濡れた感覚があり見てみると靴下が濡れていました。 

何所から水が入ったんだろうと見ると皺の所が剥がれて来てて、そこから水漏れがあったようです。皺が無い方の靴は今のところ問題ありません。ついでだからオイラが気になるこの靴の欠点を書いてくと、一つは靴紐が直ぐにほどけてしまう、ツルツルした紐を使っている点と、ハイカットが欲しかったです。まぁこれはオイラの好みだと思いますが。

せっかく強固な感じで1900円とは思えないくらいの靴なのに、製造が雑だったり紐なんて数円の部品だと思うので残念です。以前お土産で貰ったワークマンのシャツも、一回洗濯しただけで反射テープが剥がれてしまいました。反射テープなんてなくてもちゃんとしたシャツなのに、チョットした事でケチが付いてしまいますからね。ただ、ココこそ人件費と言う最もお金のかかる部分なんでしょうね。丁寧に作ってくれるか、適当に作るか。

気にいってたのにチョッと残念ですが、雨の日はもう履きませんが、普段はこれからも履いて行きます。

 

#リフトアップ石垣島エコツアー #ワークマン #トレッキングシューズ #登山靴


隙間、大好き!

2022年08月24日 | 何でも

ウチに出入りの野良猫夫婦・茶シローと茶々が庭の隅で3匹子供を産みました。敷地内ですが着々と行動範囲を広げつつあります。今では玄関の真ん前でお乳をあげる始末。

産まれてまだ1月半程ですが、当たり前ですが生まれた時からネコはネコ。この日も「いないなぁ、いないなぁ、もう茶々がもっと住み易い別の場所に運んだのかな?」と思ったら、こんな所にいましたいました!

やっぱり隙間大好き!
立て掛けたパレットの隙間に3匹で挟まって、ご満悦なチビ猫達(分かり辛いけど、三毛、クロ、三毛、で寝てます)。画像を撮りながら何か視線を感じるなと思い見たら、隣のパレットの隙間から凄い顔で睨んでた茶々、怖!

「うちの子、見んなや~、」

 

#リフトアップ石垣島エコツアー


カヌーで上半身、シュノーケルで下半身、

2022年08月07日 | 何でも

今年は国からのコロナの規制が無いので、お客様が増えて来ました。週末は3~4年ぶりになるリピータの智がお父さんと一緒にシュノーケルとカヌーで参加してくれました。初日はシュノーケルです。残念ながら今はコンパクト水中カメラがないので画像はありませんが、正しい自然が残ってる場所なので何ヶ所か地下水が染み出し海藻も海草も、そこそこサンゴも育ち、深場にいる魚もけっこう見られる場所です。あちこち海喰洞もあり面白い場所です。

二日目はカヌー。初日はシュノーケルだったので(オイラは腕も良く使いますが)ほぼ脚を使います。カヌーは全身運動ですが特に腕を使います。これで満遍なく運動完了(笑)。
天気に恵まれ日影が少ないので熱かったですが、元気な内に向かい風に逆らい奥へ。 

そこからは風や潮に乗り、のんびり帰って来ます。
空が最高にキレイで、上空はかなり風が強いようで、面白い雲が出ていました。

何とか木陰を探し所々休憩したり、解説したり。光がキレイだったのが良かったです。小学生だった智が高一になっての再開でしたが、背も伸びて足のサイズは27Cm。まだ追い抜かれてませんが、この足のデカさはまだまだ伸びるでしょう。来年はどうなっているか分かりませんが、またの再開を約束しました (^^)/。

今回100均の防水ケースにスマホを入れて撮影して見ましたが、そこそこキレイな画像が撮れました。気を付けていないと一枚目のカヌーの画像のように、ビニールケースの歪みが画像の歪みになり、ピンボケになったりします。それさえ気を付けていれば、さすがに水中撮影には勇気がいりますが、水場で使う程度の防水性能はありそうです。ただし自己責任でご使用ください。