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リフトアップ石垣島 OpenPlace 2 

沖縄は石垣島から元報道カメラマンが送る、海・空・山、自然が大好きな方へ! ツアー参加は「リフトアップエコツアー」で検索!

戻って来た修学旅行生、でも雨?じゃないよ!

2022年07月10日 | 何でも

先日ようやくコロナ過が収まりつつ、石垣島に修学旅行に訪れる学校が戻って来ました。しかし丁度台風で朝から雨で中止か!?、と思ったら二日ともその時間帯だけ晴れ!
子供達に無事石垣島の自然を楽しんで貰えました。

えっ?みんな傘さしてるじゃん!、って思うでしょ、黒い雲も出てるし。でもこれ雨が降っているんじゃなく日傘として傘をさしているんです。みんな賢く暑さと雨対策に持って来たそうです。このK中学はオイラがガイドを始めた時から石垣島に来ているんですが、最初の頃に案内した子もう30歳を超えています。たまに写真の整理をしていると歴代の子供達が写っています。先生も子供達も自然好きが多く、生き物が好きな子はオイラ達ガイドのそばから離れません。だけど最近の子と言いましょうか、セミの抜け殻も怖かったりします (^^)/。

このあと石垣島はコロナ人口比率国内一位の沖縄県の中で、さらに県内一位に返り咲きます。現在5~6日連続日本一です!

 

#石垣島修学旅行 #マングローブ植樹 #マングローブトレッキング


第19回 身近な水環境の全国一斉調査

2022年06月07日 | 何でも

コロナに負けず、今年も「身近な水環境の全国一斉調査」をやりました。全国では19回目、石垣島では16回目になります。去年に引き続き今年もコロナ過の為、一般募集は行いませんでしたが高校の部活は大丈夫と言う事で、八重山農林高校の生物部と八重山高校の希望者が参加してくれました(今回生物部は他の調査日と重なって不参加)。

総勢24名くらいで、東、西、中央、轟水系、アンパル水系の5班に分かれての調査です。
今年のオイラは東コース。八重高の生物の先生と生徒3名が一緒に回ります。

最初は新川川の長間橋です。水面まで下りられないのでバケツに縄を付けて採水します。新川川は3チームが場所を変えて調査するんですが、ココが一番下流側のこのポイントです。毎年行っているCODパックテストの最大値8を超えてしまいました!

新川川は生活排水等の垂れ流しがあり確かにそれが原因の1つなんですが、最大の理由は石垣のほぼ全てのホテルのリネンなどを処理しているクリーニング工場からの工場排水です。以前ここからの排水を何倍まで薄めれば数値範囲内に収まるか試して見た事があります。しかしどれだけ薄めても数値内に収まらないので途中でやめました(>_<)。

こちらは石垣島全調査ポイント中、毎年一番良い結果(キレイ)が出る沢です。今、水温計を見ている所ですね。ビックリしたのが他のチームで水温を知らべる時に、高校生の数人が水温計の扱いが分からなかった事です。生まれた時からデジタルの水温計しか使った事がないその子達にとっては初めての経験だったようです。

裏に行くといつも立ち寄る売店で、立派なゴーヤ2本100円で買いました。お昼近かったので、おばぁが美味しそうな「焼きそば弁当、薄焼き卵のせ」を準備していました。食いたかった~!

#リフトアップ石垣島エコツアー #身近な水環境の全国一斉調査 #COD 


100歳の大おばぁ~が、今日逝きました。

2022年06月02日 | 何でも

今回は完全な自分事なんですが、今年2月に100歳になった大おばぁ~(大叔母、婆ちゃんの妹)が今日亡くなりました(ちなみにオイラも2月生まれ)。オイラは東京にいる時、数回しか会った事がなかったんですが、最後の方は会う度に「この人は誰だっけ?」と言ってました(笑)。だってその頃すでに70代後半ですから。
戦時中は20代ですから当時の事を鮮明に覚えていて、「空襲にあった時、布団被って死んだ人を踏みながら逃げた」とか壮絶な話を聞きました。

申し訳ないのが、一人の身内にも看取られず逝かしてしまった事です。大おばぁは病院というか高齢者施設と言うかが併設したマンション見たいのに住んでいたんで誰にも気づかれず亡くなった訳ではないんですが、やはり身内が誰もそばについててあげられなかったと言うのは、物凄く申し訳なくて、悲しくて、辛いです。思うと涙が出ます、ごめんなさい。

それに島に棲んでいると直ぐに行く事も出来ず、施設とヘルパーさんが全てやってくれる事になっているんですが、それも申し訳なく思います。
なるべく早く内地に帰り、手を合わせたいと思います。

画像は2年程前、コロナが落ち着いている時に帰省した時載せた、大おばぁの住んでいた中野の空の画像です。

合唱


等々力渓谷4(帰省4日目)

2021年12月08日 | 何でも

今回は等々力渓谷からチョッと離れます。等々力渓谷の途中に長~い階段があり、そこを上って2~300m行くと玉川野毛町公園があります。目的はその中にある国重要文化財「野毛大塚古墳」です。この古墳は約1600年くらい前(古墳時代)に南武蔵(現在の東京、川崎、横浜北部)を収めていた豪族?首長?の墓だと言われています。大きさや出土品から見て、かなりの権力者だったと思われます。世田谷区、大田区あたりは古墳が沢山あり、まだ50基ほど残っているそうで荏原台古墳群と呼ばれています。以前はもっとあったそうですが現在では取り壊され、住宅地になっています。実はこの事がちょっと気になる話を見つけました。後ほど紹介します。

以前はこの周りに埴輪が置かれ、もっと雰囲気があったそうですが、今では何もなく残念な様子です。この日はコロナ過と日曜日と言うのもあり、お弁当を持った家族が所狭しと来ていました。かなりの巨木が沢山残されていて、遥か昔このような木が沢山生えていた森があり、その中を等々力渓谷が流れていたんですね。そんな事を想像すると楽しくなると同時に、今は無き森を失った事に悲しく思ってしまいます。

横には説明の看板と碑があります。看板と同じような説明が世田谷区のサイトにあったのでリンクしておきます。https://www.city.setagaya.lg.jp/mokuji/bunka/001/004/d00128557.html

古墳の上にあがる事が出来ます。上には古墳の中からどのような出土品が見つかったの図面と、皆さんが見ているのは実際にどのような配置で埋まっていたか、あった場所の真上に実物大?で書かれているので、それを見ているんです。


クリックすると大きくなります。

「邪馬台国大研究」さんのサイトに埴輪が並べられていた頃の画像や出土品の画像も掲載されているので興味がある方はご覧ください。他の古墳や遺跡の事も沢山書かれていてとても面白いサイトです。なお、リンクの許可を取るにも連絡先が書いてなかったので、無断でリンクを貼る事をお許しください。http://inoues.net/ruins/noge_ohtsuka.html

★幾つかのサイトに書かれていた「野毛大塚古墳の呪い」の話

 明治30年(1897年)に、この大塚から石棺が見つかりました。その時、下野毛の青年が奇妙な死に方をし、たたりにあったと言う噂が広がりました。また、一人、青年が血を吐いて死に、もう一人は狂ってしまいました。死んだ青年の弔いに立ち会った者までが、頭痛を訴え、寝込むありさまです。
 村の世話役で名主の新兵衛は、これはただごとではないぞと、二人の青年について家族に心当たりを聞いてみましたが、これと言う答えがありません。次の朝、新兵衛は思い当たることがあって、大塚へ行ってみると、狂った青年がそこで汚れた手を合わせて何かさかんに唱えていました。近づいてみると、塚から血のような朱がべっとりににじんでいるではありませんか!「ばちあたりめ、塚を掘ったな!」と新兵衛が言うと、青年は正気に戻って「おらだけでない、死んだ平吉も掘ったんだ」と答えました。「盗んだものをもとに戻したのに赤い血が吹き出て、土をかけてもかけても、止まらない。だからお祈りしていたんだ」と。
  新兵衛が塚の穴を土で固めると、赤い血は止りました。ふと見ると、今まで横にいた青年がいません。新兵衛が家に帰ると、青年の母親が来て、息子が血を吐いて死んだと知らせました。
 騒ぎ収まった頃、村人たちは鎮魂のため古墳の頂に吾妻神社を祀りました。

なかなか怖い話ですね(>_<)。
さて、またこの長い階段を下りて等々力渓谷に戻りましょう(笑)。

#リフトアップ石垣島エコツアー #石垣島 #等々力渓谷 #古墳


ネコ会議(さかり)後

2021年12月01日 | 何でも

ネコ会議(盛り)で3日ほど来なかった「シロクロ」です。見て下さい、この顔、この眼つき!、野良丸出し! 年に数回、縄張りとメス争いの末、顔中傷だらけでやって来ました。ネコ会議の後はいつもこんなで、もっと酷い時がしょっちゅうです。こういう傷が致命傷になって命をおとすのです。だからオスの野良猫の寿命はせいぜい2~3年と言われています。

先代の「タヌ吉」がやはり顔に酷い傷を負って、皮だけのガリガリの姿でやって来ました、脱水症状です。その時はウチの掟に反するんですが、タヌ吉自身もウチに助けを求めに来て触っても抵抗しないので、知り合いの動物のお医者さんの所に連れて行き、点滴や抗生物質を与へ一時的に回復しました。この時はまだ好物の缶詰とか柔らかい物なら食べれていたので、お医者さんに貰った抗生物質を餌に混ぜ与え、こなままウチで大人しくしていれば助かったかも知れません。が、野良の気質と言うんでしょうか?少し良くなったらウチから出て行ってしまいました。

本当は1週間は抗生物質を飲まないといけないのに二日ほど来ず、再び傷口が腐って死にそうになった状態でウチに助けを求めに来たんです。ですがもうご飯を食べる事も出来ないくらい衰弱し、点滴の代りになると言う事で取り合えずスポイトなどでスポーツ飲料などを与えたんですが、もう手遅れ。数分おきに見には行ってたんですが、ほんのチョッと時間が空いた隙に甲斐なく、その日の内に家の納屋で死にました。ボロボロ涙がこぼれて止まりませんでした。

タヌ吉が死んでからしばらくして、シロクロが来るようになってもう2年くらいは立つはずなのに全然懐きません。今までで一番懐かない奴です(笑)。と言っても気が強いんじゃなく、物凄いビビりなんです。

餌を貰う時だけ「ナ~ゴ、ナ~ゴ」と鳴いて、こっちが何かしていて直ぐにあげられないと、シロクロは待つと言う事が出来ない奴なので、しつこくず~と「ナ~ゴ、ナ~ゴ」鳴いて要求します。その癖チョッと触ろうとしようもんなら引っ掻いて来て、罰として餌を取り上げられます(笑)。

もう一匹、シロクロと同じか、もう少し前から来ていたメスの「ミケちゃん」と言うのがいるんですが、この子は逆に触って貰いながらじゃないと餌を食べません。触っているとご存じの「フミフミ」を食べながら始め、食べ終えてもゴロンとなり、そのまま「フミフミ」を続けます。いい加減触るのを止めると、しつこく頭を擦り付けて来て触って攻撃。仕方ないから触ってあげると再び「フミフミ」が始まります(笑)。

 

#リフトアップ石垣島エコツアー


等々力渓谷3(帰省4日目)

2021年11月29日 | 何でも

なかなか進まない等々力渓谷にもう飽き飽きした方も多いでしょう(笑)。そんな方に今回はココで見付けた動植物を幾つか載せておきます。残念ながら最初に気になった生き物は撮影出来ませんでした。それはツクツクボウシニイニイゼミです。ツクツクボウシは分かるんですが、10月にニイニイゼミがまだ鳴いていました。

これはミスジマイマイ(オナジマイマイ科)かな? 多分2本目の筋と4本目もあるかも知れませんが下側なので見えません。ミズジマイマイは本当は4本の筋があるらしいですが、4本あるタイプはなかなかいないそうです。そして世田谷区は2本目と4本目があって画像のように染みがあるタイプが多いと書いてありました。カタツムリの模様は地域によつて個体差がだいぶあるようですね。オイラの地元、葛飾区はどうなんだろう?

次はサワガニの脱皮殻です。都会でサワガニがいるなんて凄いですね。カニは後部がパカッと開いて、バックするような感じで抜け出て行きます。これは水に浸かっていたのでこんな色ですが、陸にあったらもっと鮮やかな色をしています。お腹が見えないからハッキリしないけど、爪が両方とも同じ大きさをしているのでメスの脱皮殻かな?

ヤブランかと思ったらキチジョウソウ(キジカクシ科)ですねこれ。等々力渓谷には両方あります。花が咲くと良い事があるという縁起物の植物ですが、オイラはこの前と言うか帰省中ずっと良い事があったので、出会うべきして出会った!って感じです(笑)。

今度は生きてるサワガニですが、この子は左の眼と爪がありません。何かに襲われたかケンカしたんでしょう。ですが爪も眼も脱皮時に再生します。眼まで再生するなんて素晴らしいですよね! ただし眼の付け根(眼柄)から失うと再生しないだけでなく、脱皮を頻繁に繰り返すようになります。これはエビ・カニなどの甲殻類は皆そうで、眼柄(がんぺい)の中にサイナス線とX器官と言う神経分泌細胞群があって、そこから出る分泌物が脱皮するかしないかをコントロールしているからです。

この子の目が再生すると良いですね。

#リフトアップ石垣島エコツアー


等々力渓谷2(帰省4日目)

2021年11月22日 | 何でも

等々力渓谷に下りて上流側を見ると大きくカーブしています。実はここ、遥か昔に「河川争奪」がおこった場所と言われています。せっかく下りたのにここでまた橋の上に戻って見てみましょう。良く見ると階段を下り切った直ぐ左に土管が見えています。これが元の谷沢川(現逆川)の名残です。この辺りから遥か昔は、ほぼ東急大井町線に沿ってお隣の尾山台駅方面に流れ地形に沿ってうねりながら東へ流れていたようです。それが多摩川方面(南)にあった短い川・現等々力渓谷の谷頭浸食(こくとうしんしょく)により徐々に上流側を伸ばし谷沢川にぶつかって、流れが現等々力渓谷側に変ってしまったと言われています。

指が写っていてすみません。この土管が写っている画像がこの一枚しかありませんでした。

せっかく橋上に戻ったので反対側も見ましょう。モミジ(種類は分かりませんでした、ムクロジ科)がキレイに伸びていました。等々力渓谷は紅葉の名所ですが、東京都の文化財保護条例により「名勝(文化財指定)」にもなっています。今月中には紅葉が始まるかな?

じゃぁ、またゴルフ橋を下りまして、ゴルフ橋をくぐった対岸に見えてるこの黒っぽい層が「上総層群の高津層」と言われる関東平野の土台を作る海成の堆積層です。要するに海の底に溜まった層です。年代は100万年前とか150万年前とか人によって違います。地質の世界ってそんなものです。名前は千葉の上総(かずさ)から来てるのが想像できます。だから下総(しもうさ)層群もあります。高津は川崎の高津区からです。ここは東京都で、名前は千葉行ったり川崎に行ったり、ややこしいですね(笑)。

今回も看板を載せておきます。クリックすると読めるくらい大きくなります。

続く

#等々力渓谷 #リフトアップ石垣島エコツアー #河川争奪 #上総群層高津層


等々力渓谷1(帰省4日目)

2021年11月15日 | 何でも

さぁでは、等々力渓谷(谷沢川)に入って行きましょう!

が、その前に(またぁ~!)、等々力渓谷の入り口向かいにあるスペースに寄って行きましょう。

画像は渓谷に降りる前の「ゴルフ橋」です。右側が渓谷に降りる階段です。降りる前に左側のこの旗の所で皆さんが見ているのがあるでしょ、これを見ましょう。
↓クリックすると大きくなります(以下同じ)。

「等々力渓谷と周辺の案内図」です。渓谷内にもちょくちょく案内板が出て来ますが、ある程度見て行った方が観察ポイントを見逃さずに済むと思います。

渓谷歩道の温度とこの場所の温度差が分かる気温計もあります。水場に行くとこんなにも気温が違うんですね。樹々と水場を増やせば地球の温暖化も問題ないぐらい抑えられる証拠です。ようするに破壊してしまった森林や湿地などを元に戻せば良いんです。COP26でも「日本を含む100か国以上が森林破壊食い止め協力」共同宣言を発表しました。本当にちゃんとやってくれれば結果は出ます!

そんな時代の流れに逆行しているのが実は皆さんの憧れ、石垣島です。島では過去最大の自然破壊(リゾートホテル計画)が前勢岳中腹でおころうとしています。石垣島は内閣府に対し積極的にこんな取り組みをしますよ、とアピールし「SDGs未来都市」及び「自治体SDGsモデル事業」に選定されたんですが、言ってる事とやってる事が違いますねぇ。その場所はホタルが沢山出て素晴らしい場所なんだけどな~。

一枚目の画像は橋の下に降り渓谷から見上げて「ゴルフ橋」を撮影したものです。この時薄っすらと冷気のような物が漂い、木漏れ日も手伝だって幻想的な雰囲気でした。橋の名前は「何で?」って感じですが、非常に美しいアーチ状の赤い橋です。ここから橋をくぐって行く方向に約1Kmの歩道が設けられているんです。↑この最後の画像は反対側で、こちらには歩道はありません。

ゴルフ橋ってこの渓谷に似合わない名前ですよね。でもチャンと歴史があって、1931年6月(満州事変のチョッと前)に目蒲電鉄(現東急電鉄)がこの辺りにゴルフ場を作ったそうです。その時にこの橋を渡って行ったのでゴルフ橋と名付けられたとか。

国土地理院より、1936/08/14(昭和11年)に旧日本陸軍が撮影した物です。玉川野毛町公園の中に古墳が丸く残っているのは分かりますが、ゴルフコースは良く分かりませんね。

続く

#リフトアップ石垣島エコツアー #等々力渓谷 #玉川野毛町公園


映画「男はつらいよ」に出て来る江戸川の取水塔(帰省三日目)

2021年10月27日 | 何でも

京成金町駅の駅前に映画「男はつらいよ」の冒頭、寅さんが江戸川の河川敷を歩くシーンのバックに毎回映る「とんがり頭の取水塔」のモニュメントが出来ていました。

この取水塔はかつて「日本一不味い水道水」と言われた金町浄水場の水を江戸川から汲み上げる為の施設です。その後「ミネラルウォーターと変わらないくらい美味しい水道水」と言う事でTVや雑誌でも紹介されました。調べているとミネラルウォーターと変わらない成分で、ミネラルウォーターと飲み比べて見ても美味いと選ぶ人は同率だったそうです。

#リフトアップ石垣島エコツアー #男はつらいよ #江戸川 #寅さん


サガリバナ、今なら親子で(笑)。

2021年09月20日 | 何でも

もう9月も終わりに近づき、夜になると涼しい空気を感じます。今年の夏は昆虫も鳥も少なかったっと皆言うけど、ここ数年はそんな年が続いています。おそらく気候変動で自然の循環が狂い、それぞれの地域で今までの常識がおかしくなっているんでしょう。

出だしとタイトルが全然違いますがサガリバナ(サガリバナ科)の花、まだ見られます。これは気候変動関係なく以前からで、一年中とは言いませんがピークは過ぎても一生懸命探せば、どこかしらで見る事が出来ます。そこは八重山(笑)。

花の数は少ないですが、キレイでしょ。でもオイラが見て頂きたいのはそれだけじゃない。良く見るとハラビロカマキリの若者が、サガリバナの甘い匂いに釣られ寄って来た蛾を狙っているんです。蛾の存在がこの画像だと分かり辛いんですが一番下から2段目の左の花の中に。

サガリバナは種類によって食べられるのもありますが、普段見ているのは毒がある方かも知れないので食べるとエグイです。

早目に咲いた物はもう果実になり地に落ち、実生が育っています。残念ながら山道の途中なのでこの子は育たないと思いますが、他の落ちていたまだ芽が出てない物は出来る限り沢の方に投げておきました。なんで山の中にあるのかって? 数千年前はこの辺りも海の側だったからです。

#リフトアップ石垣島エコツアー #サガリバナ