今年第一回目の開催となる『飛騨位山トレイル』。いろんな方のいろんな思いが結集し、その思いが実現するのがこの秋10月22日。
まだまだ先のような、もうすぐ、のような・・・。でも、そんな第一回の開催にかかわれることで、とてもワクワクします。
地元に住んでいるものとしては、参加者の方が安全に楽しんでいただけるように、準備に万全を期したいと思っています。
ということで、4月16日、コースの状況確認に行ってきました。去年の試走の後にコース変更があり、現時点でロングコースとなっているところを改めて辿ってみました。
GPSの軌跡はこんな感じ、(川上岳山頂の先でちょっと寄り道をしましたが、 飛騨位山トレイルのHP にあるコース図と同じはず、です)
また、標高のグラフはこんな感じでした。やはり、位山山頂まで(約300m)と、大イチイから稜線まで(約400m)の登りは、際立ってキビシイことが分かりますね・・・。
さて、コースはモンデウススキーを出発し、ゲレンデを横切って苅安林道に入ります。苅安林道は緩い登り勾配の未舗装路で、雑木林、人工林、天然林などの森の中を通っています。
途中、何本かの沢を横切るので、クールダウンORのどを潤す水場などを設置してもいいかな、と思いました。
森の中の道ですが、途中で展望がひらけるところがあり、飛騨山脈の乗鞍岳、笠ヶ岳、槍ヶ岳などが見えるところもありました。
苅安林道終点からは、階段の激登りで山頂直下の水場『天の泉』に至ります。ここの水場はまさにオアシスですね。そしてちょっと上って位山(くらいやま)山頂。
そこからは試走と同じ、天空遊歩道(遊歩道というにはエグイ上り下りの連続ですが、トレラン参加者にとっては天にも昇るような気持ちのいいシングルトラックです)を7㎞ほど進んで川上岳(かおれだけ)。
途中で、何か所か倒木がコースをふさいでいるところもありました。登山道ということもあり、安全に通れるような整備が必要ですね5月の試走には全部間に合わなかもしれませんが、本番前には何とかせねば。
あと、川上岳のふもとの林道では落石が見られました。山間部の林道では、冬期間の凍結と融解で岩が割れ、このような落石があるものです。ここも安全に通れるよう、整備が必要ですね。
あとは、ササやぶ。位山~川上岳の間はおおむねササ刈りがされているのですが、一部ではササが生い茂ってコースが分かりにくいところがありました。このあたりも対応が必要ですね。
それはそうと、私のお気に入りのポイント、川上岳の先にあるササの道。この坂道を駆け下るとササの海にダイブするみたいで、とっても気持ちいい!です。ショートコースに参加するとこの快感は得られないので、ぜひロングコースへの参加をお勧めします。
今回は、途中にちょっと寄り道で『宮川源流』というところまで行ってみました。片道5分とあるのですが、途中ササや倒木があり、5分ではたどり着けませんでしたが、おいしい雪解け水が流れていて、とても癒されました(実は手持ちの水が少なくなったので、補給のために立ち寄ったのでした…)
今回のコース確認では、練習不足などから後半ペースが落ち、足が何度もつってしまいました。頼みの綱の「芍薬甘草湯」を飲んで、足の筋肉をなだめすかしながら30㎞以上のコースをたどりました。まじめに練習をしないと、試走会や下見、コース整備などで役に立てなくなってしまいますので、明日から頑張ります。(今日はやすみます・・・)
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