飛騨の自然と巨木に親しむブログ

飛騨をうろうろぐるぐる歩き、飛騨高山の自然と巨木をご紹介します。あと、宮笠、登山、トレランのネタなども登場します。

OMM Japan~ 山を駆け巡るレースに参加してきます。

2014-11-27 01:27:37 | 走る!
 この週末、山を駆け巡るレースに参加してきます。

 題して「オリジナル マウンテン マラソン」頭文字をとってOMMと呼ばれるレースです。

 インターネットサイトの謳い文句は次の通り・・・


UK発 「山の総合力」が試されるマウンテンレース
ORIGINAL MOUNTAIN MARATHON がついに日本開催決定!

このレースはトレイルランニングレースではありません。
なぜならこのレースには決められたコース(トレイル)はないから。
足が速く、長い距離を走れる走力だけでは攻略できません。必要なのは「山の総合力」。

山岳地を安全かつ正確に行動するためのナビゲーションスキルと経験、走力、そしてなにより精神力が試されます。
ゴールまでの道筋はあなた自身が導きだし、その「道」を正確に駆け抜けるのです。

広大な自然と真正面から対峙しながら、自分の体力、走力、極限の精神状態と向き合いながら、
2 日間にわたり繰り広げられるダイナミックな” マウンテンレース” を体感してください

(サイトは→こちら

 とまあ、子供のころの山を駆け回っていた記憶を持ち、その後登山をやるようになった者からしたら、わくわくするフレーズが並んでいます。
 笠ヶ岳、松本ロゲイニングで無理をして痛めた膝の養生がまだ不十分で、同行する師匠(二人で参加することになっている)に迷惑をおかけするかもしれませんが、童心にかえって(?)伊豆の山を駆け巡って(はいずりまわって、かも・・・)きたいです。

 後日楽しい紀行をアップできますように!

笠ヶ岳に行ってきました。 2014.10.25、クリヤ谷~笠新道

2014-11-10 00:33:54 | 日記
 10月25日、山の会の仲間に冬合宿の下見に笠ヶ岳に誘われ、まだ行ったことのないクリヤ谷からのコースということで同行させていただくことに。ただ、他のメンバー2人とも体力あり余りの猛者で、登りの後半はついていけませんでした・・・。今度からはメンバーを考えて同行するかどうか考えることにします・・・

 クリヤ谷のコースは、大昔下ったことはありますが、登ったことはまだありません。おととしの冬合宿では、雷鳥岩まで登りましたがそこまで、また、錫杖岳に何度かクライミングに行った際には途中まで登りますが、笠の山頂に行ったことはありませんでした。

 朝7時、中尾の駐車場に車をとめ、歩き出します。北を見ると槍ヶ岳が望めました。



 
 2人ともいいペースでぐいぐい登っていきます。軽量化してついていけるようにと思って参加してはいましたが、かなりハード。雷鳥岩の辺りでは遅れはじめ、待っていてもらう場面も・・・体調万全でもついていけないペースでしたが、最近はトレーニングもしておらずよけいへとへとに…
 8:30.雷鳥岩を回り込むと、山頂が見えました。おととしの冬合宿は、ここまでは来たんでした。(ラッセル!ラッセル!の冬合宿の様子は→コチラ )




 10:00。山頂到着。コースタイムの約半分。私は10分遅れ位で山頂にたどり着きました。途中かなり後悔していましたが、何とか来れました・・・




 山頂では、のんびりと一時間近く休憩。周りの山は全部見え、遠く富士山も望めました。
 正面に見える穂高連峰の、バリエーションルートを眺めつつ、次に行きたいところを物色。




 ここからどう下る?という話になったとき、どうせなら同じルートを下るんじゃなく、個人的に未踏の笠新道を下ってみたいと言ったら、そうすることに。
 いつも見ている笠ヶ岳ですが、意外とちゃんと登ったことがなかったのでした。
 まずは北に向かい、笠ヶ岳山荘を経由し抜戸岳方向。このメンバーは下りも早く、これまたついていくのがやっとでした。




 いよいよ笠新道の下り。穂高を正面に見ながら、ぐんぐんと高度を下げていきます。半分走りながら・・・




 高度を下げてブナ林に入ると、まだけっこう紅葉がきれいでした。ちょうど日が当たり輝くようなブナやカエデの鮮やかな紅葉のなか、ガンガン下っていきました。








 13:25.笠新道入口に到着。下りもかなりのハイペースでした。ひざをちょっとやってしまったようでした・・・




 ここから新穂高に下り、さらに車道を歩いて中尾の駐車場に。
 到着は14:30頃。疲れました・・・


焼岳に行ってきましたー 2014.10.18

2014-11-02 17:31:57 | 宮笠で登山
 先日、久しぶりに焼岳に登ってきました。
 もう十年くらい前に登ったくらいで、その後は巨木調査で途中まで登山道を登ったことがあるくらいでした。なんとなくですが、比較的簡単に登れ、山頂の手前のガレ場の印象くらいしか残っていませんでしたが、今回改めて途中のブナ林などの森の良さと、噴煙などの迫力がすごくて、ちょっと焼岳を見直しました。
 あと、今回はお世話になっている方を案内しての山行ということで、久しぶりの普通の登山(いつものトレーニング的登山じゃないってことで)で、天気も良く、楽しい登山でした。

 7:45出発。中尾温泉街をぬけて、坂道を登っていくと左手に駐車場があります。10台くらいすでに止まっていました。事前に聞いた話では、中の湯ルート、上高地ルートに比べ、中尾温泉からのルートはマイナーとのこと。静かな登山が楽しめる、という点ではいいルートとも言えますが。

 身支度を整えて登り始めます。しばらくは車道を歩いていきますが、前方にこれから登る焼岳の岩岩した峰がそびえていました。




 山道に入ると、ブナ林の中、なかなか厳しめの登りが続きます。今回ご一緒したのは、山を最近始めた方ですが、体力とか山を歩くセンスがある方だったので、結構いいペースで高度を稼いでいけました。

 途中何組かのパーティを抜き、秀綱神社に到着。ここに祀られている三木秀綱は、私が住んでいる高山市一之宮町にゆかりのある方で、歴史のつながりを感じつつ休憩しました。




 そのうち、焼岳に直接向かうルートと焼岳小屋に向かうルートの分岐に到着。先ずは小屋に向かいました。久しぶりに見る小屋、こじんまりしていますが、雰囲気のいい小屋でした。普段はもっぱらテント派ですが、ここは泊まってみるのもいいかも、と思いました。

 小屋には貸し出し用と思われるヘルメットが積んでありました。御嶽の影響でしょうが、やはり火山ということで、私も今回は宮笠をかぶりつつ、ヘルメットも一応持参していました。使わないに越したことはありませんが…





 小屋から焼岳を目指します。稜線に上がると、正面にどーんと焼岳がそびえます。ところどころ噴煙(水蒸気?)が立ち上っているのが見えました。




 登っていくと、そこかしこから煙が出ていました。匂いは特にそれほどしないので水蒸気でしょうか。こんなところ登っていいんだろうか、と思いながら、足早に登っていきました。




 山頂手前のコルで一休み。ここまで来ると、中の湯コースからの方も集まり大勢の登山者がいました。
 ここからの登りがちょっと急なので、慎重に登ります。




 11:50、山頂到着。いい天気のもと、無事噴火もなく来れました。同行者の方にも喜んでいただけたようで何よりです。
 火口や、周りの硫黄臭のする噴気など迫力ある風景を楽しみ、下山。本当は昼食をとりたいところでしたが、噴火のことを考える(考えすぎ、でしょうが…)と小屋まで下りて昼食をとることに。








 小屋でお湯を沸かし、遅い昼食。私と同じザックと持っているという他の登山者と会話するなど、ゆっくりと過ごしました。

 その後下山。
 登っているときは太陽の位置の関係で日陰でしたが、下山中は、ちょうどまわりに日が当たり、輝くような紅葉が意外ときれいでした。ちょっと熊の心配をしながら。下山しました。
 


 久しぶりの焼岳、また久ぶりののんびり登山。楽しかったです。
 同行者の方にも楽しんでいただけたようでした(のように見受けましたが…どうでしょうか。)。お疲れ様でしたー。

<今回のコース>


<今回の登山データ>