飛騨の自然と巨木に親しむブログ

飛騨をうろうろぐるぐる歩き、飛騨高山の自然と巨木をご紹介します。あと、宮笠、登山、トレランのネタなども登場します。

第2回飛騨高山ウルトラマラソン、100km完走記(前編)

2013-06-27 23:24:16 | 走る!
 今日は梅雨の晴れ間で、さわやかな一日でした。

 第2回飛騨高山ウルトラマラソンから20日近くがたちました。しばらく続いた筋肉痛も消えて、足の指の爪が2か所黒くなってはがれかけている以外は、体は普通モードに戻っています。野辺山を完走した時以上に燃え尽き感にとらわれて、まだランニングする気が起きないまま今日に至っています。

 間があいてしまって、ちょっと旬を逃したような気もしますが、6月10日のことを一度振り返っておこうと思います。一応、飛騨高山ウルトラの100km完走は、ロードでのランニングの自分なりの最終目標ゴールだったので。


 前日は9時過ぎに就寝。朝3時過ぎ起床。前夜に作ってもらったおにぎりを食べながら、身支度を整えて家を出ました。4時半の市役所は、もうたくさんの人でごった返していました。そういえば今年は、ウェーブスタート方式で、最初のスタートまでもう15分でした。(私は5時スタート組)

 5時にスタート。ウェーブスタートのせいか、去年よりはスムーズに走りはじめられました。


 交通規制のおかげで、道いっぱいになってランナーは進みます。徐々に道幅が狭められてきたと思ったら、伝建地区となっている古い街並みの路地に入っていきました。


 路地の出口には、多くの応援の方やマスコミ(古い街並みとランナーの写真が取れる撮影ポイントなのですね)がいて、声援を送ってくれていました。ここで、横断幕を掲げた知人を発見。背中に闘魂注入もしていただきました。応援ありがとうございます!


 その後最初の坂となる「城坂」、続く「へこき坂」と、程よい上り坂がつづきます。ふと見ると、屋根の上から応援している方を発見。ありがとうございます。


 第1エイドからは農道に入り、田んぼの中をすすみます。ここで、先日一緒に試走した方を見かけました。60歳を過ぎての挑戦とのこと、頭が下がります。また、15分遅れでスタートした72kmコースの同僚にここで追いつかれ、抜かれてしまいました。まあ、その同僚はずっと陸上をやっていたバリバリのアスリート。私とはめざしているものがちがいます。ということで私はぼちぼちマイペース・・・

 その後第2エイドを過ぎると、最初のヤマ場の美女峠の登りが始まります。ヤマ場といっても、ちょっときついのぼりが2箇所ほどありますが、峠手前のヘアピンカーブ以外はそれほど厳しくありません。このあたりはまだ余裕で走れました。とはいえ、先は長いのでキロ6分半程度のペースでしたが。


 第3エイドの美女高原では、トマトジュースを頂きました。ちょっと変わった味だなーと思ったら、トマトアップルジュースだったと後で知りました。うーんもう一回飲んでみたい。


 その先は下り。この頃から日が射して、気温が上がる予感が・・・。下りきったら今度はゆるいのぼりがあり、やがて関門1の道の駅ひだ朝日村に到着(7:05)。ここもたくさんの応援の方がいて、元気をいただきます。山岳会の先輩にも応援していただきました!
 ここの名物はヨモギうどん。こちらもおいしくいただきました!



 その先は、前半最大のヤマ場であるカクレハ高原~飛騨高山スキー場への登り。前方には、まだ雪を頂いた乗鞍岳が望めました。


 第5エイドを出ると、先を行く車に見たことのある顔が・・・知人がわざわざ車で探しながら追っかけて応援してくれたのでした。I家の皆様、Yちゃん、応援ありがとう!


 応援で元気をもらったおかげで、カクレハ高原までは、キロ7分くらいと、まあまあ走れました。この第4エイドは、今年は火畑そばが名物として登場。一口カップ分でしたが、おいしくいただきました。



 さて、いよいよスキー場までの駄吉林道の登りの時間です。去年はがんばって走りきったのですが、やはりけっこう厳しい!他のランナーもほとんど歩いています。でも一度止まるとずるずる歩いてしまいそうで、ゆっくりでも走り続けたい、と思ってがんばりました。

 途中、職場の同僚が、サポート部隊として自転車で登場。「乗せてってー」と冗談言いながら元気をいただきました。

 早歩きをしている人とほとんど変わらない所もありましたが、なんとか走り続けて第7エイドに到着。この10kmは、キロ7分半くらいでした。



 エイドを出ると未舗装路の下り。去年はこの辺で雨が降って、道がドロドロになったなー。今年は乾いて走りやすかったです。


 ただ、下りはちょっとで、その先はスキー場へまたのぼりが続くのです。
 林道が終わりに近づくと、ちょっと厳しいのぼりがあるのですが、ここで痛恨の「歩き」が入ってしまいました。前半ちょっとがんばったせいで、もう疲れが出始めたようです。
 まあ、スキー場に着けばあとしばらくは下りなので、登りに使う筋肉はちょっと休めさせれるかなと?

 と、何とかたどり着いたスキー場。ここでは白玉ぜんざいやおにぎり、オレンジなどを頂き、長めの休憩。かなり陽射しが強くなってきました。



 (つづく)


なんとか完走、できました・・・

2013-06-10 20:43:40 | 走る!
 第2回飛騨高山ウルトラマラソン、去年の72kmに続いて挑戦した100kmで、なんとか完走できました。

 去年より暑さが心配されたとおり、蒸し暑さにやられ、エイドでは水をかぶり、水を飲み、塩気をとり・・・。

 それと、眠気に襲われ、ふらふらになってしまいました。途中のエイドで数分(?)仮眠をとったり自販機でコーヒー・コーラを買って飲んだり・・・。

 名所(?)千光寺では登りは当然歩きでしたが、下りでも走れず、これはこの先厳しいか・・・と思いましたが、下りきってからはほどほどに走れ、最後は我ながら驚きのいい走りでゴールできました。ただ、ゴール後はその反動で全身筋肉痛で倒れこみ、しばらく動けなくなる有様でしたが・・・。

 今日はまだ精神的にも肉体的にも100km走った余韻を楽しんでいるところですが、近いうちに13時間22分の流れをご紹介しようと思います。



第2回飛騨高山ウルトラマラソン、いよいよ明日に!

2013-06-08 21:43:51 | 走る!
 いよいよ明日です。

 今日は、午前中に畑仕事をちょっとして、午後からは受付ボランティア。

 たくさんのボランティアで成り立っている大会ですので、ちょっと位は恩返しを・・・。

 野辺山で会話した方が声をかけてくれたり(笠をかぶっていなかったのに、私だとよく気づいてくださいました・・・)、去年も一緒に受付ボランティアされた方とまた同じ班になったり、山の仲間・先輩が声をかけてくれたりと、あっという間の5時間時半でした。

 これから早めに寝て、明日は3時起床予定(あくまでも予定ですが)。5時スタートです。

 明日はかなり暑くなりそうで、完走率も低くなるのでは、という予想が出ています。

 明るい報告ができるよう、ほどほどにがんばってきます。


第2回飛騨高山ウルトラマラソンのコースガイドです。

2013-06-05 23:25:04 | 走る!
 第2回飛騨高山ウルトラマラソンまであと4日。いよいよです。

 直前ですが、コースガイドとして、去年と今年の試走の様子をアップしておきます。先日、野辺山ウルトラマラソンで初めて参加される方とちょっとお話しましたが、そんな方々へのコースガイド・情報提供になれば、と思います。つぎはぎになっていますが、ご容赦の程を・・・。

 去年は、72kmコースへ参加したので、試走もそのコース分で実施しました。

 第一回目の試走は、スタート地点の高山市役所~美女高原(14.3km)と、岩滝公民館(46.8km)~丹生川支所(54.6km)~千光寺(58.8km)を走りました。美女高原の先の駄吉林道が積雪で通れないという情報があったので、岩滝公民館までショートカットしました。第1回目試走の様子は「こちら」へ。

 第2回目の試走は、美女高原(14.3km)~道の駅飛騨あさひ村(19.3km)~カクレハ高原(27.2km)~飛騨高山スキー場(36.9km)~岩滝公民館(46.8km)と、千光寺(54.6km)~国府B&Gセンター(72km)まで走りました。去年はゴールがB&Gセンターでしたが、今年はちょっと北側にある福祉の里に変わっていますね。第2回目試走の様子は「こちら」へ。


 あと、100kmコースは、丹生川支所から28kmの周回コースを回ってくることになりますが、そちらは今年試走したときの写真をアップします。

 まずは丹生川支所。ここは100kmコースの着替えポイントとなっていて、荷物が預けられます。エイドや応援も充実していて、当日はにぎやかになります。


 丹生川支所を出て1kmほど進むと、千光寺への道と周回コースの分岐があります。ここで左に下る千光寺への道を横目で見ながらまっすぐ進みます。


 右カーブを過ぎると、ゆるく長い上り坂が見えてきます。先が見えるので、精神的にまいります・・・。


 ゆるい登りがちょっと急になると、少し平坦になり、その先に恵比寿トンネルが見えてきます。ここは歩道が狭いので、車が通る時には緊張します。


 トンネルと抜けると、程よい下りがあり、その先に折敷地(おしきじ)集落が見えてきます。下りが終わると、今度は集落の中のゆるい登りの道を走ります。


 集落を過ぎると日帰り温泉の「恵比寿の湯」が見えてきます。ここからコースは右折し、大規模林道に入っていきます。


 大規模林道の登りは、これまでよりちょっと斜度が増します。65kmを超えてのこの登り坂は、けっこう体と心にダメージを積み上げます。


 登りが続いた先には、路側帯に待望のエイド(68.4km)がありますが、実はこの先にももうひと登り残っています。去年も、ここで心が折れるランナーがたくさんいたようですね。初めての方、ご注意を!


 大規模林道の程よい下りを終えると瓜田の集落が見えてきます。下りが終わったーと思ったら、ここで左折して、瓜田公民館のエイド(73.4km)があります。


 瓜田公民館からは、川沿いの緩やかなのぼりの道が続きます。道端では、飛騨牛がつぶらな瞳でランナーを見つめていたりします。


 2kmほど進むと国道に出合い、右に折り返し国道沿いの歩道に入ります。ここからは、周回コースの終点である丹生川支所まで基本的に上りはありません。


 やがて国道の長い上り坂が見えてきて「えーー!」と一瞬思いますが、コースは左のわき道に入り、上り坂は回避できます。


 このようなわき道が2回出てきます。いずれも平坦orゆるい下りのわき道です。


 2回目のわき道が国道に合流すると、ひさびさのコンビニが現れます。このあたりで80km。去年はここでコーラなど(ビールの人もいたとか・・・!)を買うランナーがいたようですね。私も小銭を持って走ろうっと。


 この先少し行くと、先ほど岩滝公民館から丹生川支所に向かって走ったコースに合流し、その先の丹生川支所までおなじ道をたどります。そして2度目の丹生川支所に到着。これで周回コースは終わりで、改めて千光寺へ向かうことになります。


 と、3回のコマ切れですが、全コースをご案内してみました。

 去年と一部コースが異なったり、ゴール地点がちょっと変わったりしていますが、ざっと見ていただければ、おおむね雰囲気が分かっていただけるのではないかなと思います。


 初めて参加される方、去年に続いて2度目の方、自分の限界に挑戦するもよし、飛騨高山の自然を体感するもよし、沿道の応援に心癒され、エイドでのどを潤し、自分なりのゴールを目指してがんばりましょう。

 途中で、桧笠をかぶった「笠ランナー」を見かけたら、声をかけてくださいませ。

 あと、前日は受付ボランティアをやっていますので(笠はかぶっていないかも・・・)、何でも分からないことなど聞いて下さい。
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 飛騨高山で、お待ちしてます!

第2回飛騨高山ウルトラマラソン、いよいよ来週に!

2013-06-02 22:25:03 | 走る!
 飛騨高山ウルトラマラソン、いよいよ一週間後にせまりました。


 昨日は、職場のラン仲間などで最終長距離練習で、本番と同じコースの前半部分(高山市役所から岩滝公民館)の約50kmを、本番と同じ朝5時出発でこなしてきました。


 私は、先日野辺山で十分(すぎるくらい?)練習してきたので、今回はサポート役。自動車で併走して飲み物や荷物を運搬し、移動エイド役を果たしてきました。それでも待ち時間には多少走って、5kmくらいは練習したかな・・・。


 去年からちょっとコースが変わったところ(第一エイドから第2エイドの間)を実際に見たり、飛騨高山スキー場への林道:駄吉線の未舗装部分が減っているところをたどってきました。細かいコースの話は、前日に開催される「お楽しみコース解説会(?)」で明らかに!


 今回の試走について、他の参加メンバーは、意気込みも向かう姿勢も多種多様でしたが、まあまあ充実した試走となったようです。


 みんな(もちろん自分も含め)、無事ゴールできるといいですねー。あとでおいしいビールがのめれば最高です!


 天気、どうなるかな・・・