飛騨の自然と巨木に親しむブログ

飛騨をうろうろぐるぐる歩き、飛騨高山の自然と巨木をご紹介します。あと、宮笠、登山、トレランのネタなども登場します。

初めての「山の日」 乗鞍岳でご来光 20160811

2016-08-12 01:48:17 | 宮笠で登山

 今年は、山の日が国民の祝日になって初めての年。はじめての山の日を、職場の山仲間と「夏山はじめて講座・乗鞍岳でご来光を見よう」と題し、ご来光バスで高山市民に親しまれている乗鞍岳に行ってきました。

 朝3時半、ほおのき平バスターミナルはもうたくさんの人が並んでおり、おそらく4号車まで増便されていたようです。(我々は3号車)

 空が白み始めた4:30ころ、畳平手前の臨時バス停で降り、近場のピークということで大黒岳に向かいました。

 今日は晴れ予報、しかもガスがほとんど出ておらず、ご来光は見えそうです。

 そして、5:05。空をいろいろな色に染めながら太陽が顔を出しました。

 

 乗鞍岳で見るご来光は、おそらく40年ぶりくらい。小学生のころ、親に連れられてマイカーで来た覚えがうっすらあるくらいです。(ご来光がどんなだったかは全く覚えていませんが・・・)

 初めての山の日にふさわしく、いいご来光でした。

 その後太陽に暈(かさ)が出て、幻想的な風景にも出会えました。

 

 大黒岳からは、富士見岳を経て剣ヶ峰を目指します。

 途中、盛りを過ぎたものもありましたが、高山植物の花々にいろいろ出会えました。

 

 雑草のように咲いているイワギキョウは、乗鞍岳ならではの景色かも。

 

 溶岩の隙間に生えている高山植物(コメバツガザクラ)は、厳しい環境ですが、いや、厳しい環境だからこそ、生きている姿が尊く、愛おしく思えます。

 

 そして、7時すぎ、山頂到着。

 

 360度の大パノラマが楽しめ、再来週行く予定の野口五郎方面もよく見えていました。富士山は残念ながら見えませんでしたが。

 その後も続々と登山者が訪れ、山の日記念ツアーの団体さんにも出会いまいた。初めての山の日、乗鞍岳はいい感じににぎわっていました。

 8月11日が、いろいろな山のいろいろな良さを知り、山に親しむ日として、多くの方が山に親しむきっかけとなるといいですねー。また、そんなお手伝いに携わることができたら(今回の研修はその一例でしたが)いいですねー。