(前回から続く)
「回廊の滝」の高巻きはシャクナゲ茂る岩場でしたが、次の3段の滝の高巻きでは伐採跡地のササとかん木の密生したヤブ漕ぎでへとへとになりました。
その後、右にツガ谷(入ってすぐのところに20mの立派な滝がありました)を分けたサワラ谷はいくつかの滝を見せてくれ、やがて孫八谷とシン谷となります。サワラ谷としてはさいごの滝が分岐の手前にありました。
7mと3mの2段になった滝の下は、ちょっとした淵になっていてイワナの姿もちらちら見えていました。そこで、ちょっとかなしい、というか信じられないものを発見!しました。
コンビニのおにぎりや惣菜パンの袋、空のペットボトル、タバコの吸殻が岸辺に捨ててあったのです。また、釣り針の台紙・袋や、イワナを捌いたのか、内臓や卵、頭なども散乱していました。ここが禁漁区だったかどうか知りませんが、わざわざここまで来て自然に返らないゴミを捨てていくとは・・・。
さて、気を取り直して今夜の宿、というかテントを張る場所を決めなければなりません。結局少し戻って砂が堆積した川原にテントを張り、一夜を過ごしました。
夜から断続的に雨が降り、一時は雨音で目を覚ましたくらいでした。明るくなった頃には一旦小止みになりましたが、沢の中を歩くので、増水には細心の注意が必要です。
昨日の2段の滝(ゴミのあった)を越えた後、シン谷を遡行する予定でしたが、距離が短い孫八谷に変更し、ちょっと早めに沢から上がることになりました。
孫八谷にも、かっこいい滝がいくつかありました。
それと印象的だったのは、ナメ滝というかナメ床というか、川全体が白っぽい岩盤で出来ていて、そこを水が流れ降っているところがありました。
今回はちょっと天候がすぐれませんでしたが、天気のいいときならとっても気持ちよく駆け回れそうな沢でした。
その後林道にあがってから、濁河温泉方面に歩いていきました。
やがて、本来のルートだったシン谷と林道が交差するところからは、上流にある千畳滝(岐阜県知事が命名したとか・・・)などを見学するため、シン谷に入り、遡行しました。
シン谷にも、魅力的な滝がいくつもありました。標高が高いところでもあるので、植生がちょっと変化していたのも興味深かった理由の一つでしょう。
30分ほど登ったところで何段にもつながる滝がありました。これが、本日のメインイベント(?)でもある「千畳滝」の下部だとの事。
本当はもう少し上までがんばって登り、小坂滝めぐりポスターにあるような千畳滝の姿を見たかったのですが、時間のこともあり下だけでガマンしました。まあ、場所もわかったので、いつかまた見に来ることができるでしょう!
結局2日目は、その後雨が上がらなかったこともあり、予定を変更して濁河温泉周辺で幕営。半分ヤケ酒(?)の宴会となりました。二日目から合流されたメンバーが持参した豪華食材は見事にみんなのおなかに消えていきました。
翌朝、雨がぱらつく変な天気。沢は増水気味ということもあり、夏合宿を切り上げて帰還しました。
いわゆる「沢登り」ははじめての経験でしたが、諸先輩方に温かく見守られながら、得がたい経験をし、無事帰ってくることが出来ました。行く前の印象としては、楽しそうだけどちょっと怖かった「沢登り」ですが、靴も買ったし、もう何回かは行ってみたいと思っています。大自然の造形美と、楽しいメンバー、おいしい料理など、沢登りの楽しみをもっと知りたいものです!
「回廊の滝」の高巻きはシャクナゲ茂る岩場でしたが、次の3段の滝の高巻きでは伐採跡地のササとかん木の密生したヤブ漕ぎでへとへとになりました。
その後、右にツガ谷(入ってすぐのところに20mの立派な滝がありました)を分けたサワラ谷はいくつかの滝を見せてくれ、やがて孫八谷とシン谷となります。サワラ谷としてはさいごの滝が分岐の手前にありました。
7mと3mの2段になった滝の下は、ちょっとした淵になっていてイワナの姿もちらちら見えていました。そこで、ちょっとかなしい、というか信じられないものを発見!しました。
コンビニのおにぎりや惣菜パンの袋、空のペットボトル、タバコの吸殻が岸辺に捨ててあったのです。また、釣り針の台紙・袋や、イワナを捌いたのか、内臓や卵、頭なども散乱していました。ここが禁漁区だったかどうか知りませんが、わざわざここまで来て自然に返らないゴミを捨てていくとは・・・。
さて、気を取り直して今夜の宿、というかテントを張る場所を決めなければなりません。結局少し戻って砂が堆積した川原にテントを張り、一夜を過ごしました。
夜から断続的に雨が降り、一時は雨音で目を覚ましたくらいでした。明るくなった頃には一旦小止みになりましたが、沢の中を歩くので、増水には細心の注意が必要です。
昨日の2段の滝(ゴミのあった)を越えた後、シン谷を遡行する予定でしたが、距離が短い孫八谷に変更し、ちょっと早めに沢から上がることになりました。
孫八谷にも、かっこいい滝がいくつかありました。
それと印象的だったのは、ナメ滝というかナメ床というか、川全体が白っぽい岩盤で出来ていて、そこを水が流れ降っているところがありました。
今回はちょっと天候がすぐれませんでしたが、天気のいいときならとっても気持ちよく駆け回れそうな沢でした。
その後林道にあがってから、濁河温泉方面に歩いていきました。
やがて、本来のルートだったシン谷と林道が交差するところからは、上流にある千畳滝(岐阜県知事が命名したとか・・・)などを見学するため、シン谷に入り、遡行しました。
シン谷にも、魅力的な滝がいくつもありました。標高が高いところでもあるので、植生がちょっと変化していたのも興味深かった理由の一つでしょう。
30分ほど登ったところで何段にもつながる滝がありました。これが、本日のメインイベント(?)でもある「千畳滝」の下部だとの事。
本当はもう少し上までがんばって登り、小坂滝めぐりポスターにあるような千畳滝の姿を見たかったのですが、時間のこともあり下だけでガマンしました。まあ、場所もわかったので、いつかまた見に来ることができるでしょう!
結局2日目は、その後雨が上がらなかったこともあり、予定を変更して濁河温泉周辺で幕営。半分ヤケ酒(?)の宴会となりました。二日目から合流されたメンバーが持参した豪華食材は見事にみんなのおなかに消えていきました。
翌朝、雨がぱらつく変な天気。沢は増水気味ということもあり、夏合宿を切り上げて帰還しました。
いわゆる「沢登り」ははじめての経験でしたが、諸先輩方に温かく見守られながら、得がたい経験をし、無事帰ってくることが出来ました。行く前の印象としては、楽しそうだけどちょっと怖かった「沢登り」ですが、靴も買ったし、もう何回かは行ってみたいと思っています。大自然の造形美と、楽しいメンバー、おいしい料理など、沢登りの楽しみをもっと知りたいものです!