昨日の27日(日)、動物学者の千石先生の活動の様子を記した『いのちはみんなつながっている』上映会&いきもの対談を開催しました。
映像上映では、千石先生の元気な頃の様子や病院のベッドでのお話、最後の西表島の自然探索の様子などが流れました。
そこからは、なくなる直前まであらるいきもの(鳥は除く?)に対して真正面から向き合い、その面白さやつながりの大切さを多くの人に広めようとする千石先生の意思が伝わってきました。
自分ががんと分かったらどんなことを思い何をするか想像がつかないけど、千石先生は静かに死とも向き合いながらも、そんなことはお構いなしに、いきものと向き合い続けていました。まるで、野生動物が死期が近づいても自分の生を全うするように。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/19/ab/5ac95c0e523b6fe95c58785ead6cdae8.jpg)
上映会のあとは、千石先生と長年活動を一緒にしていた間曽さんから、千石先生にまつわるエピソードのお話があり、続いて『ふるさとのいのちのつながり』をテーマに、飛騨のグリーンマンこと小野木三郎先生によるいきもの対談。
小野木先生の、歯に衣着せぬお話とさむーいギャグは千石先生と通じる点もあるようで、間曽さんは小野木先生と漫才のような(?)対談を繰り広げられていました。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/33/82/5d7a765a574e01af59e42ed9a71dbe96.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/39/11/1b5a5949891b0aef30ac86a573660300.jpg)
千石先生という、スゴイ人を失ってしまった私たちは、これからどうしたらいいのでしょうか。そのヒントは、間曽さんがトークの中で紹介されていた、千石先生最後の本の『つながりあういのち』のあとがきの一節にあるような気がします。
・・・生き物は必ずいつか死ぬ。
これは人間に限らず、すべてのいのちにいえることだ。
けれど、それが「いつ」かはわからない。
ただ。俺には近い将来死が訪れる。これは確実だ。
そこで考えた。
たとえ自分のいのちが終わったとしても、自分の考えが残っていれば、
それは「いのちがつながっている」ということだ。
だったら、俺の考えを書き残しておこう、と。
千石先生から受け継いだこと、考え方、見方などを、自分なりの方法で広めていくこと。少しずつでもそんな活動を続けていきたいなぁ、と思っています。
映像上映では、千石先生の元気な頃の様子や病院のベッドでのお話、最後の西表島の自然探索の様子などが流れました。
そこからは、なくなる直前まであらるいきもの(鳥は除く?)に対して真正面から向き合い、その面白さやつながりの大切さを多くの人に広めようとする千石先生の意思が伝わってきました。
自分ががんと分かったらどんなことを思い何をするか想像がつかないけど、千石先生は静かに死とも向き合いながらも、そんなことはお構いなしに、いきものと向き合い続けていました。まるで、野生動物が死期が近づいても自分の生を全うするように。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/19/ab/5ac95c0e523b6fe95c58785ead6cdae8.jpg)
上映会のあとは、千石先生と長年活動を一緒にしていた間曽さんから、千石先生にまつわるエピソードのお話があり、続いて『ふるさとのいのちのつながり』をテーマに、飛騨のグリーンマンこと小野木三郎先生によるいきもの対談。
小野木先生の、歯に衣着せぬお話とさむーいギャグは千石先生と通じる点もあるようで、間曽さんは小野木先生と漫才のような(?)対談を繰り広げられていました。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/33/82/5d7a765a574e01af59e42ed9a71dbe96.jpg)
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千石先生という、スゴイ人を失ってしまった私たちは、これからどうしたらいいのでしょうか。そのヒントは、間曽さんがトークの中で紹介されていた、千石先生最後の本の『つながりあういのち』のあとがきの一節にあるような気がします。
・・・生き物は必ずいつか死ぬ。
これは人間に限らず、すべてのいのちにいえることだ。
けれど、それが「いつ」かはわからない。
ただ。俺には近い将来死が訪れる。これは確実だ。
そこで考えた。
たとえ自分のいのちが終わったとしても、自分の考えが残っていれば、
それは「いのちがつながっている」ということだ。
だったら、俺の考えを書き残しておこう、と。
千石先生から受け継いだこと、考え方、見方などを、自分なりの方法で広めていくこと。少しずつでもそんな活動を続けていきたいなぁ、と思っています。