飛騨の自然と巨木に親しむブログ

飛騨をうろうろぐるぐる歩き、飛騨高山の自然と巨木をご紹介します。あと、宮笠、登山、トレランのネタなども登場します。

飛騨高山ウルトラマラソン、一部試走!でヨレヨレに…

2012-04-30 23:42:16 | 走る!
 4月29日、連休2日目の好天の元、飛騨高山ウルトラマラソンの一部試走に行ってきました。
 メンバーは、以前居酒屋で総決起大会をした職場の仲間とその知人など5名で、ウルトラマラソンマニアで本大会の影(?)の実行委員長が、サポート&コース案内を引き受けていただくという豪華布陣。
 スタート後の高山市街地と関門3の丹生川支所辺りのコースがよくわからなかったので、今回そのあたりのコース確認と、坂道の様子を確認できればと思い参加しました。

 早朝、4時前に起床。本番と同じ5時スタートということで、バナナ3本の朝食をとり身支度を整え、スタート地点の高山市役所へ。ほかのメンバーはもう集まっていました。夜明けとともにミーティングをして、5時ちょうどにスタート!


 市役所から南に向かい、国分寺通りを東進、鍛冶橋を渡り、観光でも有名な古い町並に入ります。昼間は観光客でいっぱいですが、この時間は静かな町並みです。
 

 高級料亭『洲さき』に突き当たったら左折して、その先の狭く急な城坂を登ります(これが今日の『坂道攻め』の前ぶれだった…)。


 城坂を上りきった先では、市立図書館(煥章館)の桜の脇を通ります。


 国道158号(安川通り)に突き当たったら右折して、道が大きく右折するところを左に入る細い道に入って雲龍寺、久昌寺前の坂を登ります(これがコース行程図最初の小ピークか?)。


 小さな峠を越えて下り、曙橋で大八賀川を越えたら右折。コンビニやドラッグストアのある通りを進みます。


 次の三叉路で再び国道158号に突き当たり左折。しばらく行くと、最初のエイドステーション(大八公民館)に到着。ウルトラマラソンということで、スローペース(キロ8分位)で走り、5kmを40分。


 その先の三叉路を右折して美女高原方面に向かいます。3kmほどで第2エイド(ファミリー農園)。この先は美女高原キャンプ場まで約8kmエイドがありません。


 第2エイドを過ぎ国道361号にはいると、田園地帯から山の中に入り徐々に高度を稼いで行きます。スタート直後とはいえ、まだ先は長いので押さえ気味のペースで。
 

 最後にヘアピンカーブをいくつか過ぎると高山市久々野町境で、少し下った先が第3エイド(美女高原キャンプ場)。ここではミズバショウが出迎えてくれました。(パワージェル1本摂取)
  

 本来のコースはここから朝日支所に下り(標高約700m)、カクレハキャンプ場、飛騨高山スキー場(最高点1,354m)を経由して岩滝公民館(標高約700m)となり、標高差600mのアップダウン&距離30km超と、本番では一番の核心部となる部分ですが、今回は冬季通行止めの情報不足で(実際は通れたらしいですが…)、直接岩滝公民館へショートカットしました。

 牧草地の中を通ったり、遠くの山並みを見たり、カモシカに出会ったりと、普段のトレーニングにもいいコースでした。
 

 ゆるいのぼりの後、長い下りで岩滝公民館に到着。今日はここで約25km。程よく疲れが足に来始めました。でも本番ではここで約45km走っている予定、この先どうなることやら…。(パワージェル1本摂取)


 ここからは本番コースに戻り、関門3の丹生川支所を目指します。ここからトンネルと通り農業団地へと上り坂をあがります。ここも何気に程よい登り!その先は下り坂で、ちょっと長いトンネルを通り過ぎると、国道158号に突き当たります。


 国道を左折して直線に進むと、丹生川支所があります。ここに入る時は、支所の前を通り過ぎてから戻るような流れで入るようコースどりされるとのこと。ここでは、地元新聞社の事前練習に取り組む様子の取材があり、緊張しました(載らないでしょうが…)。また、(私は関係ありません!が)100kmコースの方はここを基点に周回コースに入り、同じ場所が関門4ともなります。ここで9:00、約30kmを走りました(バナナ1本摂取)。


 丹生川支所から裏手の旧道に入り、細越地区の田園地帯を走り、千光寺を目指します。


 千光寺への登り坂は、全コース中最大斜度で、車でも2速ギアでやっと上るくらいの道です。みんな程よく疲れていたので、急坂を見るなりあきらめ、ほとんど歩きで千光寺を目指しました。


 お寺の手前では、石段の参道を通るコースになっていて、みんな仏に帰依したように頭を垂れて歩いて上りました(来年に向けて仁王門を工事中とのことで、本番でも工事現場を通っていくようです)。


 ここで10:00、およそ35km。ちょっと都合で他のメンバーと別れ、スタート地点へと向かうことに。ここからはサポートの車に載せていた荷物を背負って約10kmのランとなります。が、下りでひざ痛が出て、歩いたり走ったりとなりました。途中で見た乗鞍岳はきれいでした。


 11:30頃に、6時間半、約45kmのランを終え、市役所へたどり着けました。


 これまでに無い長い距離を、休憩を入れつつ平均時速約7kmで走れてとてもいい練習になりました。今回は、3つ学んだことがあります。①前半は抑えて走ること。 ②下りではもっと抑えて走ること。 ③しっかり食べること。

 4月は、この長距離ランを入れて167km。200kmには行きませんでしたが、まあまあでしょうか。

 来月は、道志村トレイルレースもありますが、200km目標で(その中に試走2回目・73kmを入れて)がんばろうと思います。

 今回の試走で支えてくださった方、同行してくださった方、ありがとうございました!


臥龍桜、満開になりました!

2012-04-28 21:48:33 | 臥龍桜開花情報
 今年は春先の気温が低めで、飛騨の桜は遅い開花となりました。

 臥龍桜も例年より遅い開花で25日あたりに開花が始まりました。その後は暖かい日が続いたため、一気に開花が進み、今日見に行ったら、満開状態となっていました。



 今日は、飛騨一宮水無神社の神代踊りの披露があり、桜をバックにとって見ました。(着物を着た踊り手は、暑そうでした・・・)

 夜も満開の臥龍桜を見に行きました。ライトアップはしていないけど、公園の照明にぼんやり浮かぶ満開の花、なかなか雰囲気がよかったです。




 明日は、飛騨高山ウルトラマラソンの試走に行ってきます!全コース走るわけじゃないので、60kmくらいですが、未知の距離なので不安と何とかなるという気持ちが頭の中でぐるぐるしています。明朝は、本番と同じ朝5時スタート。早く寝なきゃ!


トレラン用シューズを購入

2012-04-24 01:28:38 | 走る!
 トレイルランニングを含め、走る時の靴や服などは、あまり高価でたくさん機能がついているものではなく、ふつうにその辺で売っているものを身につけたい、と思っています。それは、(経済的な面は置いといて・・・)道具に頼るのではなく、まず自分の力を十分に出し切るかどうかが大切だと思うからです。

 それが・・・先日、山の会の走る大先輩の「ちゃんとしたものを身に着けな、完走なんかできんぞー」との助言を聞いてから、やはりそんな甘いものじゃないのかな・・・と思いだし、トレラン用の靴を買ってしまいました。

 飛騨にはトレランシューズを置いている店自体がほとんど無く、先輩の情報を元にスポーツ店の片隅にひっそり売ってあるのを発見。でも店員さんは(当然かもしれませんが)靴の知識もフィッティングのアドバイスも的確で、ついつい乗せられて、スポルティバのワイルドキャットという靴を購入。ほしい色の在庫が無かったので3日後に取り寄せて納品してもらいました。



 購入したトレランシューズの特徴は、軽くて通気性がいいこと(逆に防水性はありません)、ソールがしっかり硬くて岩場を歩いても(走っても?)足裏が疲れにくい、つま先をぶつけないようプロテクターがある、ソールのパターンも不整地でもしっかり食いついてくれそうな面構えです。(靴裏にはいろいろ機能があることが書かれているようです)

 サイズは、薄手の靴下一枚でぴったりフィットするサイズで、普段履きの靴よりひとまわり小さいものを選びました。登山用の厚い靴下をはくと窮屈になってしまいます。重い荷物を背負っていなければ、軽快に走れそうです。

 普段のランニング用の靴は、靴屋さんで安売りしていたアディダスのサンキュッパシューズ。その3倍ほどしたこのトレランシューズ、はくのがもったいないような感じもしますが、足慣らしのためにも、5月13日の初トレイルレースの前に、あちこちの野山を走り回らなければ・・・


神渕神社(天王山)のお祭りに

2012-04-21 23:26:54 | できごと
 (ちょっと前ですが・・・)4月15日(日)、故郷の神渕神社のお祭り(例大祭)に行ってきました。今年は実家のある地区が当番で、兄や甥、姪が祭りに出るということで、カメラマンとして久しぶりにふるさとの祭りを見てきました。

 神渕は「かぶち」と読みます。昔は神淵と表記していました。別名「天王山(てんのやま)の祭り」とも呼ばれます。
 神渕神社は、集落から離れた山奥にあり、細い林道を車で登った終点にあります。子供のころは、山の中に歩道があり、そこを歩いて登っていた記憶があります。

 神社一帯は、杉の大木があちこちに生え、特に大きい一本が「神渕神社の大杉」として国の天然記念物に指定されています。




 子供のころは、祭りになるとやってくる屋台(売店)が楽しみで、少ないお小遣いを握り締めて、にぎやかな屋台をうろうろした思い出しかありません。小学生の時に祭りに出た時は、祭屋台(山車:やま)に乗って小鼓を打ちました(かすかな記憶しかありませんが・・・)。
 ということで、我ながら意外でしたが、祭り全体を通して見たのは今回が初めてだったかもしれません。

 構成としては、昼から社殿で祭典が行われ、その後鳥居から祭行列が本殿に神様を迎えにいき、御神輿を伴った祭行列が鳥居近くのお旅所まで戻り、神事を終えたら御神輿が本殿に帰ります。最後に祭屋台で太鼓や鼓の演奏、天狗とオカメの舞、とまあ、ざっとこんな構成でした。


神様を迎えにいく行列(その1)


神様を迎えにいく行列(その2、笛)


御神輿を伴った祭り行列の獅子舞(先導する人の持つ榊をめがけて獅子頭が動き回ります。十数人が獅子を動かすのであっちこっちに暴れまわります)


お旅所に入った神様の前で神事


祭屋台の上での太鼓、鼓の演奏


祭りの最後を締めくくる餅まき


 どこに行くかわからない獅子舞や、子供たちがササを持って鬼を打つところ、巫女さんが神饌を捧げるときの所作、断片的な記憶が改めてつながって、生き生きとした天王山の祭りの全体像が見えました。

 おそらく人口が減って、また人々の意識が変わる中、祭りを支える人も減り(見物人も昔と比べて少ない印象を受けました)、これだけの祭りを毎年継続していくのは大変なことだろうと思いました。久しぶりに会った親類の方も、あり方を変えていかないとあと10年もしたらやっていけなくなるだろうとおっしゃっていたのが印象的です。

 ただ、これだけの歴史ある祭りなので、地域の方の誇りになるような、または充実感が得られるような仕掛けを加えることで、もっと多くの方が自ら支える地域の祭りにできる可能性もあるのでは、と思いました。(外からの無責任な思いでしかありませんが・・・)


 最後になりましたが、今日はハーフの距離(21km)走り、今月は週30~40kmのペースで走っています。

 月末には、飛騨高山ウルトラマラソン愛好会(?)のメンバーで、雪で通れないところを除き、試走する予定です。そこで初めてフルマラソンの距離を超え、60kmほど走る(歩く?)予定なので、うまくいけばそれで今月も200kmを達成しそうです。獲らぬ狸の皮算用という言葉もあるので、どうなりますやら・・・
 


トレランの練習、荷物を背負って。

2012-04-07 16:33:36 | 走る!
 ちょっと間が開きましたが、昨夜は5km。休日の今日は21km走りました。

 昨日は、こうこうと輝く月の下、早いペースで走ってみました。寒かったので(たぶん気温は0℃くらい)、早く終わろうとペースアップ。4分半/kmくらいのペースで走りましたが、けっこう足にきたので、5kmで終了。

 もともと、あまり早く走ろうと思っていないのですが、これくらいのペースでハーフくらい走れるといいなぁ、と欲が出ています。


 今日は、また雪が降っていました。朝うっすら積もっていたのが昼近くには溶けたので、最近お気に入りの近くの峠越えコースへ。

 あと1ヶ月ほどになった初トレランの練習を兼ねて、ちょっと荷物を背負って走ってみました。



 荷物は、おもり用の水1リットル、救急セット、シリアルバーとゼリー飲料、デジカメで、ザックは普段使っているミレーのマルシェのバンド類をいっぱい絞って使用(スペースがあったので、埋めるためにタオル2枚も)。

 いろいろ入れて3kg。道志村トレイルレースは、水1.5リットルと防寒着は必須らしいので、同じくらいになりそうです。

 タイムはふつうに走るよりかかったけど、止まらずに走りきりました。でも、筋肉(ふくらはぎの裏とか)がいつもより張っているかも・・・。

 当日までに、どこか登山道でも何回かは練習しなきゃ・・・